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"半導体"のプレゼンス/市場実態PickUp/グローバル雑学王−72

日本の産業の中枢を担う"産業の米"と言われて久しい半導体であるが、絶えず進化する新しい技術により応用分野がこれも絶えず拡大していくという醍醐味が本当にあると思う。米国に追いつけ追い越せから、今やグローバルな協調と競争の業界領域に拡大しており、この伸び続ける面白みを今後の世代につないで共有していかなければ、とライフワークとして取り組む一人としても強まる思いである。 [→続きを読む]

ロングラン係争2件の決着/市場実態PickUp/グローバル雑学王−71

ロングラン係争2件の決着/市場実態PickUp/グローバル雑学王−71

半導体業界宿命のライバル間の訴訟合戦は、小生の場合1980年代から特に意識するようになり、それからでも結構時間が経つとともに、業界規模が大きくなってその競合の切り口も多様化している。ビジネスとして絶えず成長していかなければならない中での節目に、一端槍や矛を収めるという状況が見られると感じるが、時を同じくして今回現状の代表的な2件でその状況が繰り返されている。 [→続きを読む]

集積回路需要を牽引する応用市場

集積回路需要を牽引する応用市場

半導体集積回路の消費量をドライブするのはその応用であることに間違いはない。今後の応用は何が牽引するのだろうか。応用の歴史をみてみよう。最初の集積回路の市場はIBMなどがECL(emitter coupled logic)やTTL (transistor-transistor logic)を大型計算機(メインフレーム)に応用することで始まったものであると考えている。この事実を見て日本の集積回路開発は戦略的に重要なものとされた。 [→続きを読む]

AEC/APCの原点は1982年に出願、83-84年に公開されたNEC発の特許

AEC/APCの原点は1982年に出願、83-84年に公開されたNEC発の特許

著者も来年は古希を迎える。歳を取ると昔話がしたくなる。しかし昔話をすると歳をとったと言われる。それが嫌で今まであまり宣伝することはして来なかったが、セミコンポータル津田編集長のAEC/APCの記事(注1)を拝見し、つい書く気持ちに駆られた。AEC/APCの基本特許は筆者によると秘かに自負していたからである。 [→続きを読む]

第三四半期半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−70

第三四半期半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−70

米SIAから恒例の月次世界半導体販売高の発表、今回は9月、そして7-9月、第三四半期のデータが揃っており、それぞれ前月(8月)比8.2%増、前四半期(4-6月)比19.7%増となっている。そしてこれまた恒例の年次予測の更新も行われており、以下今回はSIA発表が席巻する形であるが、SIA自体の大きな節目も見えてきている。 [→続きを読む]

急展開の新技術/市場実態PickUp/グローバル雑学王−69

急展開の新技術/市場実態PickUp/グローバル雑学王−69

経済不況に見舞われたこの1年はあっという間に過ぎているという感が強いが、新技術のキーワードがいつの間にやら身近に迫って、実用の域に達していることを感じるのも似たところがあると思う。本当にまだまだと思っていると、自分だけが取り残されている。そんなことのないようにグローバルな実際の姿をよく追っていかなければ、そう感じる瞬間の頻度が増している。 [→続きを読む]

伸びの話題総尽くし/市場実態PickUp/グローバル雑学王−68

伸びの話題総尽くし/市場実態PickUp/グローバル雑学王−68

世界経済危機も1年を過ぎて、前年同期比という評価の意味合いをよく考えなければならないと思うが、「危機前」という見出しがもっともよく物語る基準であろうか。あの頃に一時も早く戻して勢いをつけたいという気持ちはいずこも同じということで、少しでも元気づく"伸び"の話題総尽くしを行っている。 [→続きを読む]

パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

パワーデバイス爆発の条件は整った〜東芝の設備投資拡大が意味するもの

「東芝のパワーデバイスに対する設備投資拡大の機運が高まっている。よほど大きなアプリケーションを見つけているのだろう。メモリーに集中してきた投資がパワーにも軸足を移しつつあるという傾向は注目に値する」(アイサプライ・ジャパン 副社長 南川明氏)。 [→続きを読む]

半導体業界に迫る波動/市場実態PickUp/グローバル雑学王−67

半導体業界に迫る波動/市場実態PickUp/グローバル雑学王−67

第三四半期の世界パソコン出荷が前年同期を上回って、IT業界のrebound感がより鮮明になってきている。インテル社の直近四半期販売高も予想以上、来る四半期も強気の読みということで、米国株式市場が大台に戻す要因になっている。まさに世界経済が待ち望む基調であるが、本当か、本物か、という見方もある。このような中、世界各地域の半導体業界に迫りくる様々な波動を追っている。 [→続きを読む]

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