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服部毅のエンジニア論点

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上場果たしたDRAMメーカーCXMTが躍進、NANDメーカーYMTCも上場へ

上場果たしたDRAMメーカーCXMTが躍進、NANDメーカーYMTCも上場へ

2016年に中国安微省合肥市で誕生したDRAMメーカーCXMT(Chang Xin Memory Technologies、中国語の正式名称は長鑫存儲技術)は、今年7月に上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」に新規株式公開(IPO)して以来、初めて決算結果を8月末に発表した。それによると2026年上半期(1〜6月期)売上高は前年同期比9.7倍の1503.1億元(約3.兆6000億円)、最終損益が776.05億元(約1兆8000億円)の黒字となった。 [→続きを読む]

予測が全く当たらず上方修正繰り返す2026年世界半導体売上高の史上空前の急成長

予測が全く当たらず上方修正繰り返す2026年世界半導体売上高の史上空前の急成長

米国半導体工業会(SIA)が先週末に発表した2026年7月の世界半導体月間売上高(3ヵ月移動平均)は、前年同期比2.35倍の1,468億ドルだった(参考資料1)。2026年1〜7月の世界半導体累積売上高は、8486億ドルであり、わずか7ヵ月で過去最高の年間世界売上高(2025年の7956億ドル)を超えてしまった。図1から明らかなように、史上空前の売上高の急成長となっている。巨大テック会社のAIデータセンター投資が継続しており、AI向けメモリの需要急増による価格の高騰やAIチップの継続的な需要増によるところが大きい。日本のほとんどの半導体企業の方々にとっては、実感のわかない全く別世界の話に感じられよう(注1)。 [→続きを読む]

2025年CIS売上高トップは市場シェア50%のソニー、なぜTSMCと合弁するの?

2025年CIS売上高トップは市場シェア50%のソニー、なぜTSMCと合弁するの?

ソニーグループの子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズが、高感度なモバイルイメージング、先進的な積層アーキテクチャ、ハイエンドスマートフォンメーカーの大口需要に支えられ、2025年の売上高シェア50%でトップの座をさらに強固にした。フランスの半導体市場動向調査会社であるYole Group が、このほど発行した「Status of the CMOS Image Sensor Industry 2026(CMOS イメージセンサ業界の現状2026年版)」レポートで明らかにした(参考資料1)。 [→続きを読む]

MEMSベンダー売上高30社ランキング:TDK、キヤノン、村田、エプソンが入るも中国勢が猛攻

MEMSベンダー売上高30社ランキング:TDK、キヤノン、村田、エプソンが入るも中国勢が猛攻

フランスの半導体市場動向調査会社であるYOLE Groupが、2025年世界MEMSサプライヤ売上高ランキングトップ30を発表した(図1)(参考資料1)。これら30社を本社所在地で見ると、北米(米国+カナダ)15社、欧州6社、中華圏(中国+台湾)5社、日本4社となっており、北米勢の活躍が目立つ。YOLE Groupは、日本だけ国別で集計しているが、これは、かつて日本がランキングトップ30 に2桁の企業がエントリするほどのMEMS大国だった名残であろう(表1)(参考資料2)。 [→続きを読む]

中国勢が国産液浸ArF露光装置を製造開始、EUV使わず1.4nm相当技術開発へ

中国勢が国産液浸ArF露光装置を製造開始、EUV使わず1.4nm相当技術開発へ

中国・上海の国営半導体製造装置メーカーが、長年オランダのサプライヤである蘭ASMLが事実上独占してきた液浸深紫外(Immersion DUV)リソグラフィ装置(光源;ArFレーザー;波長:193nm)の製造を開始した。米国のハイテクメディア(参考資料1)が中国の半導体サプライチェーンからの情報として伝え、他のメディアの後追い報道によりあっという間に世界中に伝わった。 [→続きを読む]

パワー半導体メーカー売上高ランキング、トップ20に日本企業5社

パワー半導体メーカー売上高ランキング、トップ20に日本企業5社

フランスのMore-than-Moore中心の半導体市場調査会社であるYole Groupが、2025年世界パワー半導体メーカー売上高ランキング・トップ20を発表した(参考資料1)。これら20社を国・地域別でみると米国6社、日本5社、中国5社、欧州4社となる。首位は独Infineon Technologies(以下、Infineon)で、Si、SiC、GaNを幅広く展開する製品ポートフォリオを背景に圧倒的な強みを発揮しており、2位以下を大きく引き離す規模となっている。2位は米onsemi、3位は欧STMicroelectronics(以下、ST)と、トップ3を欧米勢が占めている。 [→続きを読む]

政府の狙いは国内に自立したAI半導体サプライチェーン構築で経済安保確保

政府の狙いは国内に自立したAI半導体サプライチェーン構築で経済安保確保

米Micron Technology は、日本法人であるマイクロンメモリジャパン広島工場(広島県東広島市)の既存製造棟の隣接地に1兆5千億円投資してAI用HBMなどの先端DRAM量産を行う新たな製造棟の起工式を去る7月4日に盛大に行った(参考資料1)。Micronの投資金額の1/3は日本政府(経済産業省)が支援するという。ここでは、Micron広島工場内で行われた赤澤大臣と記者団とのぶら下がり記者会見の模様を誌上実況して、経済産業省が何を考えているか明らかにしよう。読者諸兄姉はどのように感じられるだろうか。 [→続きを読む]

TSMC株主総会報告「東京エレクトロンとの取引はやめない。Samsungは追いつけない」

TSMC株主総会報告「東京エレクトロンとの取引はやめない。Samsungは追いつけない」

半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家董事長(C.C.Wei会長)兼最高経営責任者(CEO)は今月初めに台湾・新竹(シンチュウ)で開催された年次株主総会で、売上高と1株当たりの純利益が過去最高になり、株価は昨年6月3日に950台湾元だったのが、今年6月3日には2,425元と2.5倍になったと、過去1年間は大きな成果を上げたことを誇示したのちに、株主からの質問に答えた。 [→続きを読む]

AIデータサーバーラックの価値の95%は半導体が占めている-SIA/デロイト共同調査

AIデータサーバーラックの価値の95%は半導体が占めている-SIA/デロイト共同調査

米国半導体工業会(SIA)は、コンサルティング会社の米デロイト(Deloitte)と共同で、「AIを支える:データセンターの基盤となる半導体エコシステム」と題するレポートを発行(図1)し、その中で、最先端のAIデータサーバーラック(集中型AIインフラストラクチャの基盤となるユニット)を仮想的に分解することで、AIインフラストラクチャの中核を独自の視点から詳細に分析している(図2)。そして、全領域にわたる半導体技術が人工知能(AI)に不可欠であり、AIインフラストラクチャの価値のかなりの部分を占め、今後数年間で巨大な市場機会をもたらすと報告している。 [→続きを読む]

AIブームでキオクシアが待望のトップ10入り、その陰でブーム乗り損ね組は苦戦

AIブームでキオクシアが待望のトップ10入り、その陰でブーム乗り損ね組は苦戦

WSTSによると、世界の半導体市場は、2026年第1四半期(1〜3月)に前年同期比で史上最高成長率である79%も増加した。前四半期比では25%増となった。四半期ごとの25%の成長率は、WSTSの40年以上にわたるデータの歴史の中で最高であり、2009年第2四半期の20%の成長率を上回った。 [→続きを読む]

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