2026年8月 7日
|市場分析
2026年第2四半期(4〜6月)における世界半導体販売額は、前年同期比(YoY)で2.24倍の4030億ドルを記録した。これはWSTS(世界半導体市場統計)が発表した数字で、2026年第1四半期も加えた上半期での販売額はYoY102%増(2.02倍)の7020億ドルとなった。例年、世界半導体の販売額は上半期よりも下半期の方が10%程度多いため、6月に予想した1.51兆ドルを超えることはほぼ間違いなさそうだ。
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2026年8月 7日
|技術分析(デバイス設計& FPD)
Cadence Design Systemsが半導体からプリント回路基板(PCB)の設計まで、完全な自動化を狙うため、エージェントAIを各工程に導入するという考え方を示した。エージェントAIを使って、EDAツールを自律化させ、設計効率を上げるためだ。AIは基本的にカスタム製品であり、それらを自律化するエージェントAIもカスタム製品である。Cadenceの考え方は、それらの全工程をつなぎ完全自動化を図ろうという壮大な計画である。
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2026年8月 4日
|市場分析
英市場調査会社のOmdiaが今年の世界半導体市場を1.6兆ドル以上に上方修正した。4月23日に発表では1.3兆ドル以上の前年比(YoY)で62.7%増を予測していたが(参考資料1)、今回それを超えて94.1%増と見込むように修正した。また、これまで最も大きな数字だったWSTSの1.51兆ドルも超え、1.6兆ドル以上を見込んでいる。
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2026年7月29日
|技術分析(半導体製品)
Infineon Technologiesがこれからのクルマつくりに欠かせなくなるSDV(ソフトウエア定義のクルマ)に向け、RISC-VオープンスタンダードのCPUコアを中心に推進するという戦略を明確にした。従来の独自CPUコアを使ったマイコンのAurixシリーズ、ArmベースのTraveoとPSOC各シリーズも車載マイコン開発ツールやミドルウェアなどソフトウエアをバンドルしたDRIVECOREがあるが、RISC-Vにも用意する。
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2026年7月28日
|技術分析(半導体製品)
AIデータセンターの消費電力の無駄を少しでも減らすため、コンピュータラックに供給している電源電圧を現在の50V前後から400V、あるいは800Vへと上げる動きが出ている。Infineon Technologiesが800V電源を提案しているが、STMicroelectronicsは、東京ビッグサイトで開催されたテクノフロンティアにおいて2段階の800V 電源システムへのアプローチを示した。
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2026年7月16日
|技術分析(プロセス)
EUVリソグラフィ向けフォトレジストや先端パッケージのインターポーザ上の再配線の層間絶縁膜用ポリイミド、チップと放熱フィンとの間に塗るTIM(Thermal Interface Material)膜、CVD(chemical vapor deposition)プリカーサなど半導体プロセス向けの材料に力を入れている(参考資料1、2)。富士フイルムは、さらなる半導体プロセス用の材料開発にデジタルツインを駆使、問題解決にも使っていることを明らかにした。
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2026年7月 2日
|技術分析(半導体製品)
完全独立のFPGAメーカーとなったAlteraは、FPGAやCPUに64Gサンプル/秒のA-D/D-Aコンバータなどを搭載したSiP(System in Package)製品「Agilex 9 Direct RFシリーズ」の最上位機種「AGRW039」(図1)を開発した。Intel 7プロセス(7nm)を使ったSiP製品で、航空宇宙や防衛などミッションクリティカルな応用を狙っている。この応用分野は利益率が高く、高い演算能力のエッジコンピューティング技術が求められる。
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2026年6月30日
|技術分析(半導体製品)
フィジカルAIが賢さを備えるためには自分の周囲を観測するLiDAR(Light Detecting And Ranging)が欠かせないが、自動車向けLiDARはまだ高価だ。数10万円〜100万円もする。このほど手軽に周囲を観察できるLiDARをSTMicroelectronicsが発売した。ロボットや工場、オフィス内、レストランなど自動車ほど速くないフィジカルAIが周囲の距離を測り衝突防止などにつなげられるセンサになる。
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2026年6月26日
|技術分析(半導体製品)
IBMはサブナノメートルノードのCMOSトランジスタを開発したと発表した。プロセスは0.7nm(7オングストローム)ノード相当のトランジスタであるが、実際の寸法を表していない。2021年にGAA(ゲートオールアラウンド)トランジスタを発表しており、その時の集積度が500億トランジスタで、今回の集積度が1000億トランジスタであることから0.7nmプロセスとした。
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2026年6月12日
|技術分析(半導体製品)
エッジAIチップの用途がフィジカルAIの導入によって高性能化へ向かっている一方、低消費電力のIoTのエッジAIではますます低消費電力化を追求している。ノルウェーのファブレス半導体Nordic Semiconductorが、ワイヤレスジャパン2026で示したエッジAIチップは2種類のAI技術を搭載した低消費電力SoCであり、MCUとマルチプロトコルの無線機能も集積したAIoT(AI+IoT)チップといえる。
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