コンピューティング
CES 2021は完全オンラインだ。おかげで自宅から基調講演を聴くことができた。AMDのCEOであるLisa Sue氏の基調講演では、新型コロナの感染拡大(パンデミック)で大きく変わったことをMicrosoft、Hewlett-Packard、Lenovo、アニメフィルムのクリエータ、レーシングカーのドライバーなど多彩なゲストが口を揃えて言っていたことがある。
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いつでもどこでも常時接続を謳うGoogleのChrome OSを搭載したパソコン「Chromebook」向けのAPUにMediaTekが力を入れているが、このほどそのロードマップを発表した(図1)。MediaTekのSoCの特長はこれまでスマートフォンで培ってきた低消費電力技術。コロナ禍で遠隔教育向けのPCとしてChromebook市場は半年で急成長していることが背景にある。
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ISSCC 2021の一般講演の採択が決まった。投稿論文数は580件で前年比7.8%減と少なくなり、採択論文数は195件で採択率は33.6%と例年並みの結果となった。各セッションの中で投稿論文が増えたのは機械学習と、ワイヤーライン(有線)の2分野のみ。ISSCCで動向がわかるのは、やはり基調講演だ。
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AppleのMacパソコンのCPUにIntelから内製のM1に切り替えたモデルが発表された。Appleの狙いは何か。日本経済新聞が連日このことを報じている。セミコンポータルでもこれまでの事実を積み重ねて考えてみよう。また台湾のIT・半導体産業が好調であることも伝えられている。
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AMDがFPGAメーカーのXilinxを買収するという噂でもちきりだったが、10月27日(米国時間)AMDは正式にXilinx買収を発表した。買収金額は350億ドル。このニュースはAMDがPC市場からデータセンター市場へ本格的に乗り出すことを示している。
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米国商務省は、5nm LSIやEUV関連技術など6項目の重要な最新技術(Critical and Emerging Technologies)を輸出管理に加え、合計37項目を輸出管理技術とすると発表した。10月15日(米国時間)に発表されたこれらの重要なテクノロジーの多くは半導体技術に関連する。
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Intelは、米国連邦政府との結びつきをますます強めている。DoD(国防総省)だけでなくDoE(エネルギー省)とも共同プロジェクトを進めており、DoDからはSHIP(State-of-the-art Heterogeneous Integration Prototype)プログラムの第2フェーズを勝ち取った。DoE傘下のSandia Labとニューロモーフィックコンピュータで提携した。米国の休日「National Manufacturing Day」において初めてのメガファブとなるFab42をオープンした。
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半導体市場が8月も好調で、半導体関連株が上昇している。米国の「華為科技たたき」によってSamsungスマートフォンの好調さが明らかになった。長期的に半導体をけん引する5GもAIでは、従来のムーアの法則通りに微細化が推進され、7nm以降のEUVレジスト市場を狙った投資も相次ぐ。5G+AI+ビッグデータ解析+クラウドでデジタルトランスフォーメーションを推進する実証実験結果も出てきた。
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