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Intel AI Everywhere戦略の第1弾、オフラインPC上で生成AIが可能に

Intel AI Everywhere戦略の第1弾、オフラインPC上で生成AIが可能に

Intelは、AI Everywhere戦略を採ることを宣言した。その代表的な例としてAIエンジンを集積したパソコン向けCPU「Core Ultra(コード名Meteor Lake)」(図1)を発売するとともに、サーバー向けのCPU「第5世代のXeonプロセッサ」にもAIエンジンを集積した。さらにAI専用チップ「Gaudi 3」を2024年に発売することも明らかにした。 [→続きを読む]

Imecが考える、持続可能な社会を解決するための半導体技術

Imecが考える、持続可能な社会を解決するための半導体技術

これからの半導体産業はどうなるか。生成AI登場で膨大なコンピュート能力が求められる一方で、製造だけではなく設計も複雑になりコストが増大する。求められるカーボンフリーの持続可能社会を実現できる技術には半導体しかない。しかし、余りにも複雑になりすぎる半導体チップをどう作るか。ベルギーの半導体研究所imecはこの大きな課題を解決する取り組みを始めた。 [→続きを読む]

ルネサス、クルマ用MCUやSoCをArm系で統一するロードマップ示す

ルネサス、クルマ用MCUやSoCをArm系で統一するロードマップ示す

ルネサスエレクトロニクスは、クルマ向けのマイコン(MCU)とSoCの総称である「R-Car」シリーズのこれからの第5世代のR-Carシリーズを発表した。MCUからSoCまでCPUコアは全てArm系のIPを活用、ハイエンドのSoCでは5nm,4nmなどの先端プロセスノードや、チップレットを駆使する先端パッケージを採用していく。 [→続きを読む]

中国市場、減速するも稼ぐTEL、ニコン、米国は中国のRISC-Vを警戒

中国市場、減速するも稼ぐTEL、ニコン、米国は中国のRISC-Vを警戒

11月10日、東京エレクトロン(TEL)の2023年7〜9月期の決算発表で、中国向け製品の売上額が全体の40%以上も占めることが明らかになった。ニコンも中国向けにi線の露光装置を積極的に売り出す。ただ、中国市場全体は減速している。経産省の2023年度補正予算で半導体・生成AI支援に2兆円を充てることが報じられた。 [→続きを読む]

Qualcomm、デバイスAIでスマホからWindowsパソコンへSnapdragonを拡大

Qualcomm、デバイスAIでスマホからWindowsパソコンへSnapdragonを拡大

これまでスマートフォン用のプロセッサに特化してきたQualcommが、Windowsパソコン用のプロセッサにも進出する。米ハワイで開かれていたSnapdragon Summit 2023で同社CEOのChristiano Amon氏が明らかにした。今回発表した第2世代Oryon(オライオン) CPUコアは他社のCPUよりも2倍高速、消費電力は30%低いと、シミュレーション性能で自信を見せた。 [→続きを読む]

TSMCの2023年3Q決算は前期比10%増で回復基調に、BISの規制一段と強まる

TSMCの2023年3Q決算は前期比10%増で回復基調に、BISの規制一段と強まる

2023年第3四半期(3Q)におけるTSMCの業績が発表され、売上額は172.8億ドル、営業利益率41.7%という結果だった。前年同期比で14.6%減だが、前期比で10.2%と徐々に回復基調にある。また、米国商務省BIS(産業安全保障局)は10月17日(米国時間)、対中貿易を念頭に置き、これまでよりも一段と強い輸出制限を発表した。キオクシアとWestern Digitalの統合にSK Hynixが反対を表明している。 [→続きを読む]

AIチップ、クラウドの生成AIからエッジでの専用的な生成AIへ拡大

AIチップ、クラウドの生成AIからエッジでの専用的な生成AIへ拡大

AIチップがさまざまな広がりを見せている。クラウドベースの生成AI向けからパソコンやスマートフォンベースの画像向け生成AIチップ、さらにはエッジAI向けチップにも広がってきた。また半導体投資も再び活発になってきた。Micronの広島工場、マレーシアへのIntelとInfineonの投資、産業技術総合研究所の2nmプロセスへの挑戦などが報じられている。 [→続きを読む]

生成AIだけがこれからのAIではない〜Intel、AMD、IBMの戦略から見えるAI

生成AIだけがこれからのAIではない〜Intel、AMD、IBMの戦略から見えるAI

Intelのチップレットを多用した新しいSoCチップMeteor LakeはCPUとGPUとNPUから構成され、AIエンジンとなるNPUが確実に搭載されている。またAMDの最新チップRyzen PRO 7000シリーズにもAI回路が搭載されている。IBMが最近明かした生成AIは小規模から中規模の生成AIモデルをビジネスにすることを明らかにした。いずれも大規模言語モデルだけがAIではないことを見据えている。 [→続きを読む]

AMDの新Ryzen PRO7040、AIエンジンやセキュリティプロセッサを集積

AMDの新Ryzen PRO7040、AIエンジンやセキュリティプロセッサを集積

AMDは2022年に前年比44%増の236億ドルを売り上げ、急成長を遂げたが、そのカギはパソコンやデータセンター用サーバー向けCPU製品の高性能化を進めただけではなく、旧Xilinxグループのアダプティブコンピュータ用の開発キットなど全ての製品ポートフォリオをユーザーの使い勝手を考慮したことだ。このほど発売した最高性能のCPU「AMD Pro 7040」シリーズのプロセッサ(SoC)の考え方を明らかにした。 [→続きを読む]

新半導体会社が誕生、光半導体やフォトニクスをパッケージングまで製造

新半導体会社が誕生、光半導体やフォトニクスをパッケージングまで製造

日本にもまた一つ、半導体企業が誕生した。NTTエレクトロニクスを吸収合併したNTTイノベーティブデバイスである。NTTは通信からコンピューティングへと事業領域を広げ、その技術となる光半導体を設計・製造する会社としてイノベーティブデバイスを設立した。NTTの島田明社長が昨年末に述べていた「半導体企業の協力なしにIOWNを実現できない」という言葉を実行に移したもの。 [→続きを読む]

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