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キオクシアの26年1〜3月期売上額、1兆円を突破、営業利益率も60%

キオクシアの26年1〜3月期売上額、1兆円を突破、営業利益率も60%

先週末、キオクシアの2026年1〜3月期(2025年度第4四半期)決算発表があり、同社の業績は売上額1兆29億円と前年同期比(YoY)188.9%増(2.889倍)、前四半期比(QoQ)で84.5%増(1.845倍)となり(図1)、営業利益率は59.7%となった。四半期に1兆円を超えた売上額はこれが初めて。TSMCの熊本工場であるJASMが早くも1〜3月期に黒字に転換した。 [→続きを読む]

米中首脳会談半導体関連:Apple-インテル提携等地域的生産能力重点化

米中首脳会談半導体関連:Apple-インテル提携等地域的生産能力重点化

AI(人工知能)ブームが引き続くなか、メモリ半導体の価格急騰に注目とともに、先行きの見通し懸念も引き続いている。そんな中、2点に注目。9年ぶりの北京での米中首脳会談、米国の巨大ITのCEOsが同行、まずは半導体関連の動きである。習近平国家主席が開放政策の推進を強調したとされる一方、米国はNvidiaはじめAI半導体関連の輸出規制の手綱をどうさばいていくのか、今後にかかるところのようである。もう1点はApple設計の半導体をインテルがファウンドリーとして製造する提携である。TSMCへの全面依存から米国国内で完結する製造強化にもっていく動きにも映るが、世界的にもそれぞれの地域での生産能力の重点化を図る潮流の移行があらわされてきている。 [→続きを読む]

東大、半導体設計のVDEC設立30年、半導体設計人材を輩出、次の30年へ

東大、半導体設計のVDEC設立30年、半導体設計人材を輩出、次の30年へ

東京大学の半導体集積回路(IC)設計拠点であるVDEC(VLSI Design and Education Center)がスタートして30年を迎えた。現在はd.lab(大学院 工学研究科附属 システムデザイン研究センター)内に組織化され、VDECという名称は2019年になくなった。しかし、その活動はこれからも続く。全国の大学も利用できるようになったからだ。VDECを利用して設計技術を身に着けたエンジニアは、大手半導体メーカーのCTOや大学教授など数知れない。 [→続きを読む]

Apple の次世代チップをIntelが製造へ、など3本

Apple の次世代チップをIntelが製造へ、など3本

本日の世界のNewsはこの3本を選びました。「Apple の次世代チップをIntelが製造へ」、「Siemens EDA、全プロセスノード評価ライブラリをAIで5倍以上高速に」、「Imec、AI向け高集積デバイスとして3D-CCDメモリを試作」、です。3本ともAIの普及とともに必要となる技術やその動きです。始まったばかりのAI技術で日本が遅れないように世界のニュースをしっかり伝えます。 [→続きを読む]

半導体製造用の薬液やガスなど材料市場、2025年732億ドルに成長

半導体製造用の薬液やガスなど材料市場、2025年732億ドルに成長

半導体製造材料市場は2025年に前年比(YoY)6.8%増の732億ドルになったとSEMIが発表した。ウェーハプロセス材料とパッケージング材料の両方とも成長したが、その理由をSEMIはプロセスの複雑度が増し、先端プロセスノードの需要が高まり、高性能コンピューティングとHBM(High Bandwidth Memory)やメモリの製造への投資が継続したためとしている。 [→続きを読む]

AI需要続伸で世界半導体市場規模は驚異的拡大中、今年は昨年比6割以上増加か?

AI需要続伸で世界半導体市場規模は驚異的拡大中、今年は昨年比6割以上増加か?

半導体業界は、人工知能(AI)と高性能コンピューティング(HPC)の需要急伸で新たな局面を迎えている。米国半導体工業会(SIA)は、2026年3月の月間世界半導体売上高(3カ月移動平均)が2025年3月の555億ドルと比較して79.2%増加したと5月4日に発表した(参考資料1)。2026年第1四半期の売上高は1年前の2025年第1四半期と比べると78.0%増加しており、このところ、データセンター向けAI需要の継続的な増伸により世界半導体売上高は、垂直に近い急峻な増加を続けている(図1)。まずは、最新のデータで世界半導体売上高の驚異的な急伸の現状を確認したうえで話を進めよう。 [→続きを読む]

世界企業の時価総額上位に半導体企業が集まる、上位20社中9社も

世界企業の時価総額上位に半導体企業が集まる、上位20社中9社も

ゴールデンウィークが終わったものの、半導体関係の株価が上昇し時価総額で半導体関連企業が相次いで上位にきている。世界の全上場企業の株価から算出した各企業の時価総額を見てみよう(表1)。トップは相変わらずNvidiaで、5.23兆ドル(約810兆円)と日本のGDPを超える高い評価額だ。日本のトップは世界の75位となるソフトバンクグループで、時価総額は2230.7億ドルだが、キオクシアが全日本企業で4位となっている。 [→続きを読む]

3月の世界半導体販売高、さらに増勢強め$100 billionの大台すぐ手前

3月の世界半導体販売高、さらに増勢強め$100 billionの大台すぐ手前

米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、今回はこの3月および1−3月第一四半期のデータである。従来の見方から驚かされるのは3月の伸びっぷりであり、2月から11.5%と二桁の増加、$99.5 billionの販売高で$100 billionの大台に迫る水準である。昨年3月は$50 billion台であり、AIブームの織り成す勢いをあらわしており、従来の半導体の物差しを取り換えざるを得ない様相となっている。第一四半期販売高も、前の四半期比25%増と大幅な増え方である。AIが煽る現下の株式市場と同様、今後どこまで&いつまでと気持たせな状況が続いている。メモリ高騰、Appleの生産委託とともに、以下の所感である。 [→続きを読む]

AIを進化させる半導体新技術のオンパレード、2026 VLSI Symposium

AIを進化させる半導体新技術のオンパレード、2026 VLSI Symposium

2026年6月14〜18日、ハワイで開催される2026 Symposium on VLSI Technology and Circuits(通称VLSI Symposium)のテーマは「VLSIのイノベーションを通してAI開発を進化させよう(Advancing the AI Frontier through VLSI Innovation)」であり、4つの基調講演は全てAI関係となっている。OpenAI、TSMC、Micron、東京エレクトロンから4名の専門家が講演する。 [→続きを読む]

今年の世界半導体市場は1兆ドル超えが現実的になってきた

今年の世界半導体市場は1兆ドル超えが現実的になってきた

SIA(米半導体工業会)によると、2026年第1四半期(1〜3月期:1Q)における世界半導体販売額は、前年同期比(YoY)79.2%増、前期比(QoQ)25.0%増の2985億ドル(約46.3兆円)を記録した。半導体産業は例年、1Qはその前年の4Qと比べ、10%程度低下していたが、今年はプラス25%アップである。今年の半導体市場は過去最高の販売額になることは間違いなさそうだ。 [→続きを読む]