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SIA(米半導体工業会)は、4月の世界半導体販売額は先月比0.3%増の399.5億ドルになったと発表したが、まだ回復したとは言えない。3カ月の移動平均で表されているからだ。単月の数字を算出すると、4月は前月よりも63億ドルのマイナスである。ただし、不況の底は脱出した兆候がみられる。それは半導体を消費する最大地域である中国市場の動向から推定できる。 [→続きを読む]
ベルギーimecの年次イベント「ITF World 2023」が2023年5月16〜17日、同国アントワープにあるベルギー最大のエリザベスホールに約2千名の参加者を得て開催された。そこで、2nmロジック国策ファウンドリとして2022年に設立されたRapidus社の 小池淳義社長(図1)が、「Scaling Moonshot (微細化に向けた挑戦的な大きな計画)―半導体技術および製造革新を通して人類の真の繁栄を探る旅」という壮大なタイトルで、Rapidusの技術戦略を初めて明らかにした(参考資料1)。 [→続きを読む]
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WSTS(世界半導体市場統計)が2023年の世界半導体市場予測を前年比10.3%減の5151億ドルになると下方修正した。昨年11月に予測したときは4.1%減の5570億ドルだった。半導体は山・谷を繰り返すシリコンサイクルがあるものの、谷の時でさえ前回の山の値よりも高いという成長産業であることに注意してほしい。 [→続きを読む]
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SPIフォーラム「米中貿易の行方と半導体産業への影響」が6月2日、オンラインで開催された。米国が今、なぜ対中貿易に対して厳しい態度で挑むようになってきたか、日本在住で企業弁護士として活躍しているWhite &CaseのWilliam Moran氏は、「October seven(10月7日)」に発行された新しい貿易管理規則(図1)に関してその詳細を語った。続いて、日本の製造装置業界に関して三菱UFJモルガン・スタンレー証券の和田木哲哉氏、桜美林大学の山田周平氏が日本と中国の見方について語った。 [→続きを読む]
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AIの自動言語生成技術であるChatGPTへの期待が高まっている。たしかに、登場して間もないというのにすごい勢いでその利用が広まっている。とりわけ、MicrosoftやGoogle、AmazonなどのITカンパニーが凄まじい勢いで対話型のAIエンジンを徹底開発しているのである。 [→続きを読む]
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コンピュータの総合展示会として、今や世界が注目するようになったComputex Taipei 2023が先週、台北市で開かれ、NVIDIA一色の様相がうかがわれた。NVIDIAは、スマートフォン用APUのMediaTekとクルマ用チップで、ソフトバンクとも生成AIの次世代データセンター向けCPUで提携する姿勢などのビジネスだけではなく、スパコン向けや生成AIやメタバース向け製品も発表した。 [→続きを読む]
本年後半での回復が期待される中、いまだ低迷が続く半導体市場であるが、昨年末のOpenAIによる大規模言語モデルのChatGPT公開を受けて、普通の話し言葉でAIとやり取りでき、文章や画像で幅広い分野の質問への詳細な回答が生成されるということでこの半年のブームとなり、AI関連の半導体には一層際立って熱い活況が見られている。この分野を席巻するNVIDIAの第二四半期販売高が急激に伸びた発表が行われたのが先週のこと、今週30日の米国株式市場では同社上場来高値を更新し、時価総額が一時1兆ドル(約140兆円)に達して、半導体企業として初めて米巨大テック企業の「1兆ドルグループ」入りを果たしている。折も折、台北で開催のComputex 2023での同社はじめAI半導体関連の動きを、過熱感を伴いながらも、以下追っている。 [→続きを読む]
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これからのクルマは、ソフトウエア定義のクルマ(Software-defined Vehicle)になると言われているが、SD-Vとは何か、コンピュータやドメインコントローラやゾーンコントローラとは何が違うのか、明確な説明が実はあまりなされてこなかった。NVIDIAのCEOであるJensen Huang氏は、MediaTekとの提携の中ではっきりと定義した。 [→続きを読む]
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2023年5月に最もよく読まれた記事は「Samsungが横浜に半導体の開発拠点を設ける報道が意味するもの」であった。これは、Samsungが新たに半導体の研究拠点を持つ意味をSamsungの立場で考察した記事である。 [→続きを読む]
Texas Instruments(TI)が開発したSiCパワートランジスタ向けのゲートドライバIC製品「UCC5880-Q1」は、SiCパワーMOSFETの欠点を解消したドライバICだ(図1)。SiCはIGBTと比べ、少数キャリアの蓄積時間がない分、高速にスイッチできる。しかし、オーバーシュートやリンギングなどのノイズを発生しがちになる。TIのチップはこの欠点を解消した。 [→続きを読む]

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