2026年8月 3日
|市場分析
先週は2026年4〜6月期の上場企業の決算発表が続出した。韓国2大メモリメーカーとキオクシアなどAIデータセンターがらみの企業の業績が好調で(図1)、それらを支える製造装置検査装置の企業も大きく成長した。Samsung半導体部門の売上額は前年同期比(YoY)で4.56倍の127.5兆ウォン(1ウォン=0.11円)、SK hynixのそれは同257%増(3.37倍)の79.3兆ウォンであった。製造装置・検査メーカーでもAIがらみの東京エレクトロン、アドバンテストの売上額が急増した。
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2026年8月 3日
|長見晃の海外トピックス
半導体の国内で完結する製造をそれぞれめざしている米国および中国について、現下の関連する動きに注目している。まず、米国半導体業界を代表するインテルについて、外部顧客獲得に向けた米国のサイバーセキュリティ企業、Fortinetとの連携、そして最先端微細化および先端実装のアプローチの進捗である。次に、中国について2点。半導体メモリー大手、CXMTの親会社が27日、上海証券取引所に上場、初値ベースの時価総額は中国本土上場の企業で最大となっている。もう1つ、上海にある国営企業が液浸深紫外線(DUV)リソグラフィ装置の量産を開始し、年内に国内大手に初号機を納入する予定であるとしている。それぞれの今後に目が離せないところである。
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2026年7月31日
|編集長が選ぶ世界のNews
本日の世界のNewsはこの3本を選びました。「SEMICON West、2027年から毎年春にアリゾナで開催に」、「中国のリソメーカー、液浸DUV装置を今年5台出荷へ」、「IBM、シリコン量子コンピュータチップのHRLを買収」、です。米国と中国の半導体製造産業への意欲は目が離せません。
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2026年7月30日
|市場分析
3ヵ月連続で日本製半導体製造装置の販売額が5000億円を超えた。日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、6月における日本製装置の販売額は輸出も含み5136.1億円になった、と発表した。前年同月比(YoY)は26.9%増の成長である。前月比では2.4%減だが、誤差範囲と言える。2007年からの販売額をグラフ化すると(図1)、製造装置は2017年ころから急速に増えている。
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2026年7月29日
|技術分析(半導体製品)
Infineon Technologiesがこれからのクルマつくりに欠かせなくなるSDV(ソフトウエア定義のクルマ)に向け、RISC-VオープンスタンダードのCPUコアを中心に推進するという戦略を明確にした。従来の独自CPUコアを使ったマイコンのAurixシリーズ、ArmベースのTraveoとPSOC各シリーズも車載マイコン開発ツールやミドルウェアなどソフトウエアをバンドルしたDRIVECOREがあるが、RISC-Vにも用意する。
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2026年7月28日
|技術分析(半導体製品)
AIデータセンターの消費電力の無駄を少しでも減らすため、コンピュータラックに供給している電源電圧を現在の50V前後から400V、あるいは800Vへと上げる動きが出ている。Infineon Technologiesが800V電源を提案しているが、STMicroelectronicsは、東京ビッグサイトで開催されたテクノフロンティアにおいて2段階の800V 電源システムへのアプローチを示した。
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2026年7月28日
|泉谷渉の視点
高市早苗首相の振る舞いについては、まさに毀誉褒貶(きよほうへん)なのである。優しい声で呟いたと思えば、バリバリと男を上回る口調で切り捨てる。時々は微笑みを浮かべて答弁し、愛らしくも見えるが、時々は不気味なのである。それにしても、わが国初の女性首相は常になかなか大胆な事を仰るのである。
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2026年7月27日
|編集長が選ぶ世界のNews
本日の世界のNewsはこの2本を選びました。「EMSの米Jabilがインド工場を2.4倍に拡張」、「AmkorがNvdiaと長期のパートナーシップを締結」、です。インドにおけるEMS生産能力を高め、米国ではメイドインアメリカの次世代先端パッケ―ジング技術の製造能力を高めます。
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2026年7月27日
|週間ニュース分析
x86アーキテクチャのIntelとAMD。先週2社の大きな発表があった。Intelの決算でAIデータセンターの売り上げが好調で最終黒字に復活、AMDはAMD Advancing AI 2026の基調講演で新製品や新パートナーシップなど攻めの姿勢を打ち出した。また富士通が10年計画を発表、AIで稼ぐ会社への転換で3兆円を投資する。
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2026年7月27日
|長見晃の海外トピックス
AI(人工知能)モデル&半導体を巡る米中の凌ぎ合い最前線、およびAI半導体を支える先端半導体製造について、いろいろ切り口がある中の注目3点である。まずは、米国の主要なAIシステムとの性能差を縮めたとする中国の新興、Moonshot AI(月之暗面)の新型モデル「Kimi K3」の登場である。安価でカスタマイズ可能なAIという市場席巻のインパクトを与えている。次に、米国OpenAIが開発中のAIモデルが、人間の意図に反して他社にサイバー攻撃をする事故が起きたと発表、AIに対するより強力な安全性が必要と警鐘が鳴らされている。そして、TSMCの米国での製造に向けた追加投資が発表される一方、最先端は台湾で行うスタンスがまたも謳われている。
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