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ASMLの業績が絶好調なのに株価が下がった理由

ASMLの業績が絶好調なのに株価が下がった理由

先週、TSMCが好調な業績を発表した後(参考資料1)、Nvidiaの時価総額が3.4兆ドルと世界第2位になった。さらにWSTSが8月単月でこれまで最高の販売額を示した。同時にASMLの今後の予測が下がり、株価が下がった。一方でアドバンテストの株価は下がらない。AI以外の需要が弱いと報じられている。半導体景気の行方が読みにくくなっている。 [→続きを読む]

TSMCの決算、WSTSの最新数字から見えた、半導体の回復から成長への旅路

TSMCの決算、WSTSの最新数字から見えた、半導体の回復から成長への旅路

世界の半導体市場がようやく回復期から成長期に入りだした。TSMCが発表した2024年の第3四半期(3Q)における売上額は前年同期比36%増、前期比でも12.9%増の235億ドルと過去最高額を記録した。先日WSTSが発表した8月の単月売上額でも2021年〜2022年にかけての半導体不足時の売上額を超える単月の過去最高額561.6億ドルを記録した。 [→続きを読む]

2024年ノーベル物理学賞、化学賞ともAI関係の研究者が受賞

2024年ノーベル物理学賞、化学賞ともAI関係の研究者が受賞

2024年のノーベル物理学賞、化学賞は、ともに頭脳内部の神経細胞ネットワークをモデルにした機械学習、すなわちAI(人工知能)関係の科学者たちが受賞した。物理学賞はAIブームを生み出した科学者たち、化学賞はそれを利用して創薬開発などに生かす手法を求めた科学者たちに与えられた。AIはさまざまな研究分野でデータを解析する手法としても浸透し始めている。ラピダスに国が出資する検討が始まったようだ。 [→続きを読む]

メーカーとサプライヤの関係が逆転するTSMCとNvidiaの新技術

メーカーとサプライヤの関係が逆転するTSMCとNvidiaの新技術

メーカーとサプライヤとの関係がひっくり返る事例がNvidiaとTSMCとの間に見られる。これまではファブレス半導体としてのNvidiaが設計したチップをTSMCが製造するという関係だった。今度はTSMCがメーカーとなり、プロセス中によく使うリソグラフィ工程でより正確なマスクを作製するための計算に、サプライヤであるNvidiaのGPUを利用するのだ。 [→続きを読む]

AIがけん引する半導体、集積化技術、先端パッケージングのIEDM 2024

AIがけん引する半導体、集積化技術、先端パッケージングのIEDM 2024

IEDM(International Electron Devices Meeting)2024の内容が明らかになった。70周年を迎える今年は、「明日の半導体技術を形作る」という全体テーマで、基調講演、一般講演だけではなく、フォーカスセッションやチュートリアル、ショートコースなど270件の講演が予定されている。例年通り米サンフランシスコのヒルトンホテルで12月7日から開催される(図1)。 [→続きを読む]

ラピダスの先端パッケージ工場はじめ、半導体工場、続々建設

ラピダスの先端パッケージ工場はじめ、半導体工場、続々建設

ラピダスは、北海道千歳市にあるセイコーエプソンの事業所内で、先端パッケージ技術の研究開発ライン(クリーンルーム)の着工を開始した。台湾TSMCは、アリゾナ州で後工程のAmkor Technologyと先端パッケージングとテスト工程で協業すると発表した。半導体プロセス制御技術の大手KLAがシンガポールに建設中の新工場の第1期棟が完成した。 [→続きを読む]

台湾のIPベンダーAndes TechnologyはなぜRISC-Vで成長できたか

台湾のIPベンダーAndes TechnologyはなぜRISC-Vで成長できたか

オープンソースでカスタマイズしやすいISA(Instruction Set Architecture)を持つ新しいRISC(Reduced Instruction Set Computer)ベースのCPUアーキテクチャ、RISC-VコアIPベンダーの台湾Andes Technologyが存在感を増している。新製品のロードマップを着実に打ち出し、実績を伴ってきた。すでに30種類以上のコアを揃え、AIチップのコアを充実させている。来日した同社社長兼CTOのCharlie Su氏に聞いた。 [→続きを読む]

メモリ企業Micronの最新業績から、見えてくる景気動向

メモリ企業Micronの最新業績から、見えてくる景気動向

米Micron Technologyの2024年度第4四半期(2024年6〜8月期)の業績が日本時間26日に発表された。これによると、売上額は前年同期比93%増の77.5億ドルとなった。営業利益も同利益率19.6%の15.2億ドルとほぼ復調した。またキオクシアが東京証券取引所への上場時期を11月以降に延期すると25日の日本経済新聞が報じた。 [→続きを読む]

グローバルに考え、ローカルに行動するMouser

グローバルに考え、ローカルに行動するMouser

「次の5年に向け、半導体や電子・機構部品の倉庫に投資する」(Mouser Electronics Marketing 担当Senior VPのKevin Hess氏)との思いから、Mouser Electronicsは、部品を保存しておく倉庫のフロア面積を既存施設57,000m2から約2倍の93,903mm2に拡張中である。米テキサス州を拠点にするMouserは24年の第2四半期に底を打ちこれから上向いていくと見ている。 [→続きを読む]

Kokusaiが富山県砺波市に新生産工場建設へ、IntelはAWSから受注

Kokusaiが富山県砺波市に新生産工場建設へ、IntelはAWSから受注

国内での半導体投資や人材育成が活発になってきた。半導体製造装置メーカーのKokusai Electricは富山県砺波市で新工場の竣工式を行った。Siウェーハ製造のSumcoは佐賀大学、産業技術総合研究所と半導体シリコンウェーハの製造におけるAI(人工知能)活用などで組織的な連携を推進する。Intelがファウンドリ部門を分社化することが決まった。 [→続きを読む]

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