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2025年第1四半期の世界半導体ランキング、日本はソニーの14位が最高位

セミコンポータルが集計した最新の世界半導体企業ランキングでは、やはりNvidiaが圧倒的に強かった。2025年第1四半期(1Q)の売上額は441億ドルに達した。2位のTSMCは255億ドルで、3位以下を大きく引き離した。3位Samsung、4位SK Hynixとなり、Intelは5位に落ちた。以下6位Qualcomm、7位Broadcom、8位Micron、9位AMD、10位MediaTekとなった。

2025年1Q売上額(億ドル)

図1 半導体各社の決算報告を元にセミコンポータルが集計した半導体ランキング 出典:半導体各社の決算報告を元にセミコンポータルがまとめた


11位以下もTexas Instruments、12位Infineon、13位NXP、14位ソニーセミコンダクタソリューションズ、15位Analog Devices、16位STMicroelectronicsまでが25億ドル以上の売上の半導体企業である。17位には日本のキオクシアが入った。年間で100億ドル以上の売上額を計上する企業を対象とするため、四半期での上位基準を25億ドル以上とした。キオクシアは24億ドルと今一歩だった。ただ、円ドルレートによっては25億以上にも十分なりうるため、昨今の円安では日本企業は厳しい状況にある。

1位のNvidiaは、GPUやCPU、AIチップなどの半導体チップの売上に加え、ゲーム用のグラフィックスボードや、AI向けのアクセラレータボードなどのボードや、コンピュータなどの売上を分けていない。このため、純粋の半導体製品だけの売上額は明らかにしていない。市場調査会社の中には推定によって売上額を示しているところはあるが、全ての売上額を表示している調査会社が多い。

また、Qualcommはファブレス半導体設計を主体とする部門と、特許などのIPによる売り上げを計上する部門とがあるが、一般の半導体企業は特許収入と半導体設計収入を分けて痛い会社が多い。調査会社によってファブレス半導体設計部門だけを表示する所もあるが、ここでは一般の半導体企業と同様、合算した収入を表した。

Broadcomは、ファブレス半導体部門と、データセンター向けのソフトウエア部門があるが、ここではファブレス半導体部門だけを収入とした。同社はGoogleのTPUやMetaの独自チップなどの設計も請け負っているが、その収入はファブレス半導体部門になっている。

また、IntelとSamsungはファウンドリ部門を持っているが、それも含めた売上額となっているため、半導体企業の規模を見たい人のためにファウンドリも含む半導体全体の収入を示した。Samsungの決算報告では、メモリビジネスとそれ以外に分けられており、ファウンドリだけの収入は明らかにしていない。

参考資料
1. 「2024年世界半導体企業ランキング、トップはやはりNvidiaの1305億ドル」、セミコンポータル、(2025/03/11)

(2025/06/24)
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