SIA発表&賀詞交歓から/市場実態PickUp/グローバル雑学王−79

「成長エンジンのアジア」、「環境技術」といったフレーズが、新春の業界会合で共通に出てくる印象である。またここまで高度化してきたconsumer electronics機器の世界を始め、各個人個人の切磋琢磨によりグローバルな消費者市場の支持、共感を捉えることが、今後のビジネス拡大には重要になってきている、という論調を強く感じている。 [→続きを読む]
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「成長エンジンのアジア」、「環境技術」といったフレーズが、新春の業界会合で共通に出てくる印象である。またここまで高度化してきたconsumer electronics機器の世界を始め、各個人個人の切磋琢磨によりグローバルな消費者市場の支持、共感を捉えることが、今後のビジネス拡大には重要になってきている、という論調を強く感じている。 [→続きを読む]
世界経済不況による大きな落ち込みに対して世界各国・地域の景気回復策を総動員して必死の食い止めに追われた感のある2009年も終わり、新しい年、2010年を迎えている。半導体業界も、慎重な在庫調整・補充、新興市場の旺盛な需要などで、当初のマイナス見込みほどには至らなかったようである。 2009年から2010年への年越しを業界記事から総括してみる。 [→続きを読む]
「このまま手をこまねいていれば、日本が得意とするLEDのマーケットは韓国勢・台湾勢にやられまくってしまう。何故に大型設備投資の計画を打ち出さないのだろう」。LED(発光ダイオード)の化合物材料を供給する企業の営業マンがうめくように言った言葉である。確かに焦点になっている白色LEDについてはこれまで、日本の日亜化学工業、豊田合成など日本勢が圧倒的なシェアを誇ってきた。 [→続きを読む]
世界経済危機による落ち込み、世界各国・地域の回復に向けた必死の努力に追われた2009年、世界半導体販売高も年半ばでは21.3%の減少かと見られたが、1-10月までの累計では16.6%減となっていて(米SIAの3ヶ月平均データのベース)、食い止める各方面の努力が反映されてきている。緩やかな回復を続けている現時点で、半導体・デバイス業界のこの2009年を振り返る。 [→続きを読む]
長きにわたるGartner社からの速報データでは、半導体業界の2009年売上げは$226 billionで、2008年から11.4%減、ここ25年で6度目の減少になる、とのことである。世界経済危機の渦中で、もっと大きな落ち込みの見方も見られたが、各国・地域の経済対策が奏功、ここまでに踏みとどまったという締め方が大勢にように思う。グローバルな経済の潮流に取り残されないよう、追い付き追い越せ、そのような実態を特に感じるこの1年である。 [→続きを読む]
クリスマス、正月、旧正月とHoliday Seasonを控え、電子機器セットの作り込みは山を過ぎて、来年、そしてその先に向けてどのような技術を駆使して市場のアプリケーション・ニーズに最大限応えていくか、この時期、タイミングにおけるいつもながらの課題であり、風情でもある。このサイクルが健全にいつまでも続くようにと願う思いがある。 [→続きを読む]
シリコンカーバイドはバンドギャップがシリコンと比べて大きく結晶の融点も高いため、高温でも動作し使用時の温度範囲を広くとれる。かつ逆耐圧が高く稼働電圧電流を大きくとれる利点もある。その上、熱伝導率はシリコンの3倍もあって、これはパワーデバイスにとって夢の半導体材料といえよう。そのシリコンカーバイドが市場に登場して来た。 [→続きを読む]
新政権になって行政刷新会議の「事業仕分け」のドタバタを見ながら、わが国の持っている宿痾(しゅくあ)のようなものを感じた。本来はトップが方針を明確に示して、担当者の事業仕分け人が実務を行うべきであるが、国全体の方針が明確になる前に作業が始まっている。産業、防衛、教育、医療、先端研究など国としての政策が決っていないことをよいことに虎の威を借る狐が我がもの顔に跋扈(ばっこ)する。ノーベル賞受賞者の野依良治氏がスーパコンピュータの予算カットに対し「歴史の法廷に立つ覚悟あるのか」と痛烈に批判したと報道されている。 [→続きを読む]
世界パソコン販売も第三四半期は予想以上に好調で前年同期を上回る調査データが出て、半導体販売へのプラスの効果が期待されるが、米国SIAから恒例月次の10月の世界半導体販売高が発表されている。経済危機から1年を過ぎて、前年同期比の値の意味合いもよく考えていかなければならないが、着実な回復基調は引き続いている。 [→続きを読む]
アラブ首長国連邦ドバイの信用不安、急激な円高、とグローバル経済の激しい動きが続いている。米国および日本とも、これを受けた株価下落が生じており、グローバルな激しい潮流を一層よくつかんで半導体およびデバイス業界を注視していかなければ、という受け止めである。 [→続きを読む]
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