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改めて知る危機インパクト/市場実態PickUp/グローバル雑学王−88

改めて知る危機インパクト/市場実態PickUp/グローバル雑学王−88

半導体製造装置業界の販売高実績、今年に入ってからの各社業績が発表されてきて、それぞれ昨年の落ち込み、前年同期比増加率から、2008年後半からの経済危機がもたらした爪痕というものを改めて感じている。他地域に比べた日本市場の縮小幅と回復の遅れが、半導体販売高と同様に目立っているところが見られる。我が国ならではの新しい魅力ある製品・サービスによる市場開拓・拡大が、本当に待たれる現時点であると思う。 [→続きを読む]

1月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−87

1月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−87

今年の出だし、1月の世界半導体販売高が米SIAから発表され、前月の昨年12月からは微増、そして経済危機の影響で底に喘いだ昨年1月からは50%近い増加率となっている。これを今後に向けてどう読むか、今年、2010年の伸び率に大きな幅のある予測の見方を呼んでいる。 [→続きを読む]

最先端技術の最前線/市場実態PickUp/グローバル雑学王−86

最先端技術の最前線/市場実態PickUp/グローバル雑学王−86

新型メモリ、今後の超微細化リソグラフィそして450-mmウェーハ、と最先端半導体技術に立ち塞がる壁を取り除いていく着実な努力、前進というものを日々の業界、学会記事などで自分なりに感じ取っている。さらには全く新しい革新、イノベーション技術が目に入ると、将来の市場応用分野を切り開く芽の一つとして開花に向かうよう、厳しい環境を経てきている今だからこそ、特に願うことである。 [→続きを読む]

春節の週に感じること/市場実態PickUp/グローバル雑学王−85

春節の週に感じること/市場実態PickUp/グローバル雑学王−85

今年の旧正月、春節は2月14日で19日までの1週間は、中国、台湾はじめお休みということで、半導体・デバイス市場も一服感がそこかしこに感じられるところがある。市場経済の伸びに沸く中国、そして最先端技術の今後に立ちふさがる障壁の中に、ひたすら拡大する動きとじっくり見据える動きという両者の対照を感じている。 [→続きを読む]

立て続けのMicron攻勢/市場実態PickUp/グローバル雑学王−84

立て続けのMicron攻勢/市場実態PickUp/グローバル雑学王−84

電子機器、デバイス市場の回復気分を反映してか、"積極的"とか"攻勢"という表現が続く以下のタイトル見出しになってしまっている。最先端技術の粋を競い合うISSCC 2010の開催タイミングということで、余計に乗り加減かもしれないが、旧正月を控えて市場に一服感が漂う今こそ、その後の本格回復に向けてしっかり需給対応できるよう充電を、という受け止め方である。 [→続きを読む]

半導体とOS/ミドルウエアで進むデジタル機器の進展

半導体とOS/ミドルウエアで進むデジタル機器の進展

半導体集積回路の消費をドライブするのはその応用であることに間違いはない。特に最近はデジタル化の進展がめざましい。そのデジタル技術を推進するコアはもちろん、半導体回路にほかならない。良質なデジタル技術は高速スイッチ、軽薄短小を実現する小さい空間占有特性、省電力性そして高信頼性である。これらの特性を半導体以外で実現させる能動素子は存在しない。最近のデジタル製品として、スマートフォン、電子書籍端末、携帯ゲーム、デジタル音楽プレーヤー、アップルのiPadなどがある。 [→続きを読む]

2009年世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−83

2009年世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−83

米SIAから発表された昨年、2009年の世界半導体販売高は$226.3Bで、前年比9%減と年後半にかけて世界を挙げて盛り返しに奮闘したお蔭でこのような小幅な落ち込みに留まったということと思う。前年、2008年は$248.6Bで、2007年の$255.6Bから2.8%減という推移であり、今年、2010年は大きなプラス伸長を期待したいし、産業規模として1ランク上の$300B到達にできるだけ早くという思いが沸いてくる。 [→続きを読む]

奮い立たせる動き/市場実態PickUp/グローバル雑学王−82

奮い立たせる動き/市場実態PickUp/グローバル雑学王−82

二番底の懸念など警戒気分が依然払拭しきれない中、奮い立つ動き、奮い立たせる動きがほしいものと思っていたら、そのような動きが相次いで起きている感じを受けている。市場気分を前向き、上昇志向にもっていくことは常に大切と思っているが、新興経済圏をはじめとする実需上昇、注目の新製品登場などその気分を支える材料が実際に増えてきている現時点と思う。 [→続きを読む]

2010年新春に思う 〜求められるモノを創る〜

2010年新春に思う 〜求められるモノを創る〜

2010年新春にあたり、今年の電子機器産業を展望してみる。米国のサブプライムローンに端を発し、2008年9月のリーマンショックによる金融危機で日本経済も大きく後退した。お金は経済の潤滑油として不可欠ではあるが、本源的な価値の創造は金融商品によるお金のやり取りではなく実業部分において作られる。その意味でもわが国の電子機器産業が元気になり価値創造を行うことが求められている。幸いにして今年のわが国の電子機器産業を取り巻く状況は近年になく非常に明るい。 [→続きを読む]

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