ファウンドリー業界の激変/市場実態PickUp/グローバル雑学王−49

世界経済は底は打ったという認識が共有されたG8財務相会合(6月12日、イタリア開催)であるが、半導体業界の諸々のデータも、払底した在庫の補充を主に緩やかな上昇に向かう傾向が揃いつつある。今回は、特に大きく落ち込んだファウンドリー業界とその対応に注目している。 [→続きを読む]
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世界経済は底は打ったという認識が共有されたG8財務相会合(6月12日、イタリア開催)であるが、半導体業界の諸々のデータも、払底した在庫の補充を主に緩やかな上昇に向かう傾向が揃いつつある。今回は、特に大きく落ち込んだファウンドリー業界とその対応に注目している。 [→続きを読む]
現在のように変革の時代になってもこれまでのやり方を頑なに守る企業と、常に変革しながら成長する企業がある。変革している企業の代表例としてIBMを採り上げよう。IBMはInternational Business Machinesという名の通り、電動タイプライター等のビジネスオフィス向けの機械を製造する会社として、1896年(明治29年)にスタートした。日本に100%子会社を作ったのは第2次大戦前の昭和12年、大方の半導体パーソンが産まれる前であった。 [→続きを読む]
米SIAから月次の世界半導体販売高とともに、mid-year予測が発表されている。4月は2ヶ月連続で前月比増加となっているが、戻しは比較的小幅であり、中期予測も2011年でも2008年の水準に10%強届かないという見方である。現下の市場では、COMPUTEX 2009での話題やインテルのWind River買収など、注目を集める動きが見られている。 [→続きを読む]
前回、分社化における問題を取り上げた。本稿では、分社化後に2社が経営統合する際の問題を3回に分けて考えてみる。第一回目は、2社統合によりどのような摩擦や混乱が生じるかを考察する。エルピーダメモリやルネサステクノロジなど、2社が経営統合した際、2社の技術融合によるシナジー効果“1+1=3”が期待された。しかし、現実は、目論見通りに行かなかった。2社の設計技術を融合することはできなかった。プロセスの“良い所取り”は不可能だった。2社の量産工場で計画通り量産することができなかった。それはなぜなのか? [→続きを読む]
今こそ変革のとき! 昨年後半からの経済危機以降、米国大統領選挙はじめ各国の体制変化の状況もあって、どこでもこう叫ばれている雰囲気を感じている。今まで営々と築いてきた蓄積、プラットフォーム、インフラ、・・・の上に立って、刷新、新陳代謝、イノベーション、・・・を如何に図るか。 いずこも直面するこの難題。以下、全部の内容に通じる思いとなっている。 [→続きを読む]
「過剰在庫は急減していると聞く。公的資金もすでにワールドワイドで、200兆円も投入されている。それでも、回復のシナリオはまったく見えない。一体、いつになったらもどるの?」国内大手半導体メーカーの基幹工場トップは、いらだちを隠せず、こうぶつぶつとつぶやいた。 [→続きを読む]
この1-3月、第一四半期の携帯機器市場の販売数量データが発表され、携帯電話は前年同期比1割近く減少している一方、新顔のsmartphoneは同約13%増で、台数も携帯電話の約14%の規模になっている。不況の渦中にあっても、技術の進化速度は変わらない、むしろ早めないと市場に受け入れられない、そのような感じ方である。 [→続きを読む]
半導体が社会のすみずみまで浸透して来た。数多くある例から、LEDに関して本稿では述べて見たい。最近、増えて来た新型信号機はLED方式でありクッキリとして見やすい。素敵なデザインで黒いバックグラウンドに点光源のLEDが光る。旧式は、大型の専用電球を内蔵し、白色光線が色つきガラス面全体でボーッと光るだけなので見映えにおいて相当の違いがある。 [→続きを読む]
経済危機の影響、余波の深刻さを感じさせるエレクトロニクス大手各社の決算発表が、国内外で相次いでいる。半導体業界のこの1-3月、第一四半期の販売高ランキング記事にも、chaos(無秩序、大混乱)、major upsets(大混乱状態)という見出しが飛び交っている。半導体についても、市場の実態をしっかりつかんで、サプライヤのみならずユーザとのコラボで、消費市場の歓迎、喝采を得ていくにますます如くなしである。 [→続きを読む]
世界的な経済不況に加えて、新型インフルエンザがこれまた世界的な規模の拡がりを示してきている。豚肉、そしてメキシコ料理にはトンでもない災難であり、早期鎮静化をひたすら願うのみである。我が半導体、そしてデバイス市場については、しぶとく好転および新規成長材料を探し出す日々が続いており、今回は以下の通りである。 [→続きを読む]
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