Semiconductor Portal

インサイダーズ

» ブログ » インサイダーズ

次の時代に向けて着実に押し寄せている流れ、変化

次の時代に向けて着実に押し寄せている流れ、変化

米中はじめ世界の主要、注目各国の体制が大きな節目を迎える2012年を控えて、早くもそれ以降を見据えた動きが一般の目にも見えるとともに、中東情勢の緊迫化、険悪化が次の時代に向けた時間軸を加速している現時点の様相がある。半導体・エレクトロニクスの世界も、アップルから新しいタブレットの発表があるなど、大きな飛躍による変化、変貌の到来を市場面、そしてのみならず技術面に感じるところがある。 [→続きを読む]

IBM、NECもレノボに敗北〜スマートフォン/タブレットの登場でPC時代閉幕か

IBM、NECもレノボに敗北〜スマートフォン/タブレットの登場でPC時代閉幕か

「IBMがかつて世界NO.1の半導体メーカーであったことを知る人は、いまやさすがに少なくなった。そしてまた、PCはIBMが生み出したものだということを覚えている人もほとんどいないだろう。」深いため息をついてこう語るのは、いまや半導体アナリストとして国内最古参のキャリアを持つ南川明氏(アイサプライ・ジャパン副社長)である。 [→続きを読む]

イノベーションの推進が企業成長のための最良の戦略

イノベーションの推進が企業成長のための最良の戦略

技術コンサルタントの仕事の一環として、共同研究のマッチングを目的に大手企業の研究部門幹部を伴って産業技術総合研究所を訪問したとき、数々の優れた研究成果をあげているグループリーダーから聞いた話である。彼が研究成果をウェブ上で発表すると一番先に飛んでくるのが韓国の企業だという。一方、日本企業からの打診はほとんどなく、過去に付き合いのあった企業を回って丁寧に技術紹介を行っても、ほとんど反応がないという。この話を聞いて昨今の日本企業の元気のなさに改めて危機感を持った。 [→続きを読む]

グローバル市場の潮流に乗ったエレクトロニクス技術の切磋琢磨

グローバル市場の潮流に乗ったエレクトロニクス技術の切磋琢磨

身近にもガソリン価格の上昇が降りかかってきているが、 激変の要因を多々孕みながらのグローバル市場の展開が続いている。優位なビジネス競争力確立を図るBig Playersの錯綜の動きのなか、半導体技術のオリンピック、2011 ISSCCからは、テーマが"Electronics for Healthy Living"となっており、高齢化、新興経済圏拡大が進んでいるグローバル市場の潮流に合わせた技術の切磋琢磨を特に感じている。 [→続きを読む]

タブレットPCとスマートフォンが急速に市場浸透する背景を分析II

タブレットPCとスマートフォンが急速に市場浸透する背景を分析II

情報端末機器市場で話題となっているスマートフォンとタブレットPCが急速に市場浸透する背景を前回(参考資料1)に続き分析し、さらに今後、携帯情報端末機器の市場浸透を大きくサポートすると考えられる非接触給電についても考察する。米国シスコシステムズ社が行った2010〜2015年の6年間に渡るインターネットトラフィックの予測を紹介した前回の資料の中で、最も成長率が最も高いモバイルデータトラフィックについて、今回はその詳細を分析する。 [→続きを読む]

優位なグローバル競争力に向けたBig Playersの動き、駆け引き

優位なグローバル競争力に向けたBig Playersの動き、駆け引き

恒例のMobile World Congress(Barcelona, Spain)から、次には2011 IEEE International Solid-State Circuits Conference(ISSCC)(San Francisco)を控えるこのタイミングは、ハイテク業界が次の優位なグローバル競争力の構築に向けて虎視眈眈、熱く燃えるということか、世界を引っ張る大手各社からの戦略的な発表、駆け引きが相次いでいる感じ方がある。時を同じくしたObama大統領のインテル工場訪問が、今年はさらに拍車をかけている。 [→続きを読む]

百花繚乱の様相を呈してきた半導体のネット市場

百花繚乱の様相を呈してきた半導体のネット市場

米国、ラスベガスで年初に今年も華やかにコンシューマエレクトロニクスショー(以下 CES と略称)が開かれた。この展示会の規模は大きく今年も約12万人が参加した。この規模がいかに大きいか?セミコンジャパンと比べられる。SEMIの広報によればピークだったセミコンジャパン2000年と等しい人数なのだ。 [→続きを読む]

半導体産業における「風を読む」IV〜2011年のシリコンウェーハ出荷面積の動向

半導体産業における「風を読む」IV〜2011年のシリコンウェーハ出荷面積の動向

第四回目の「風を読む」は、「シリコンウェーハ出荷面積」の市場動向についてである。今回、GDPとシリコンウェーハ出荷面積市場との数学的相関関係、およびこの数学的相関関係を利用したシリコンウェーハ出荷面積に対する予測手法、さらに半導体市場とシリコンウェーハ出荷面積との数学的相関関係を紹介する。 [→続きを読む]

半導体のみならず我が国の今後のプレゼンス、如何に?

半導体のみならず我が国の今後のプレゼンス、如何に?

我が国は、研究開発の種を連携して育んでいくのは得手であるが、ビジネス化にもっていくのは不得手である、という見方、議論が方々で出てくる。米国に発した半導体の種を産官学の共同研究および多彩な応用技術を加えて世界を引っ張る位置付けにもっていった我が国であるが、ビジネスのグローバル化の展開度が高まるにつれて付いていけなくなってきている。半導体に限ったことではなく、関係するいろいろな切り口の場での問題意識である。 [→続きを読む]

新製品開発に必要な論理的計画管理と知的財産権に対する執念

新製品開発に必要な論理的計画管理と知的財産権に対する執念

この度、筆者はCCDイメージセンサの事業化に成功した元ソニー株式会社執行役員常務でコーポレートリサーチフェローである越智成之氏の業績に関して、調査、執筆する役を担った。垂井康夫編「生活者の豊かさを創出したイノベーター」(参考資料1)出版のためである。これを通じ多くのことを学んだので、書籍では語り尽せなかった部分、特に開発責任者、技術者の心構えに通じる点をまとめたい。 [→続きを読む]

<<前のページ 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 次のページ »