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セミコンポータルによる分析

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日本発デジタルグリッドコンソーシアムが始動、電力の安定供給を目指す

日本発デジタルグリッドコンソーシアムが始動、電力の安定供給を目指す

一般社団法人のデジタルグリッドコンソーシアムが技術開発と標準化に向けて活動を開始した。この非営利団体のコンソーシアムは、設立メンバーにはじめから米国企業を含め、グローバルな普及活動に重点を置いている点がこれまでのコンソーシアムとは大きく違う。設立は今年の9月7日で、活動を始めながら会員企業も募っていく。 [→続きを読む]

アイサプライの世界半導体トップ20社分析では企業買収が伸びを加速

アイサプライの世界半導体トップ20社分析では企業買収が伸びを加速

米国市場調査会社のアイサプライ(IHS iSuppli)が2011年のトップテンを発表した。これによると、トップ20社の年成長率は合計で+3.5%と世界中の半導体合計の+1.9%(WSTSの調べでは+1.3%)よりも大きい。ICインサイツの発表(参考資料1)との違いは、企業買収が成長を加速したと分析している点である。 [→続きを読む]

2011年世界半導体市場は+1.3%の3023億ドルに留まるものの、初の3000億超え

2011年世界半導体市場は+1.3%の3023億ドルに留まるものの、初の3000億超え

WSTS(世界半導体市場統計)が11月15〜18日間スペインで開催された秋季市場予測会議において、2011年の半導体は前年をわずかに上回る1.3%増の3023億ドルになると予測した。この会議では今年も含めた3年間の市場を予測しており、2012年は+2.6%の3102億ドル、2013年は+5.8%の3281億ドルになるとした。 [→続きを読む]

MEMSでなければ性能出せない製品が登場、センサネットワークへの応用も進展

MEMSでなければ性能出せない製品が登場、センサネットワークへの応用も進展

MEMS製品の性能が上がっている。振動子では水晶の性能を超えた製品も出てきた。ドイツのボッシュ(Bosch)からスピンアウトした米サイタイム(SiTime)社は水晶の置き換えを狙い、-40〜+85℃に渡り周波数安定性がわずか±10ppmで、1〜220MHzでプログラム可能なMEMS発振器製品を発売し、米MEMSICは慣性センサをコアにスマホからセンサネットワークまでの応用を可能にするシステムまで製品を広げている。 [→続きを読む]

TSMCが20nmのプロセスを来年第3四半期にリリース、14nmにも開発着手

TSMCが20nmのプロセスを来年第3四半期にリリース、14nmにも開発着手

最先端のIC開発では28nmの量産が始まったが、早くも20nmプロセスを2012年の第3四半期にリリースする、と台湾TSMC社のCTOであるJack Sun氏(図1)は語った。Sun氏は次の14nm以降についてもその見通しを語り、ここからはリソグラフィもデバイス構造も大きく変わることを示唆している。しかし、自信に充ち溢れている。なぜか。 [→続きを読む]

米アナログ半導体メーカーがカーエレ市場にトップギアチェンジ(リニア編)

米アナログ半導体メーカーがカーエレ市場にトップギアチェンジ(リニア編)

自動車用のアナログICとしてこれまで実績の多い米リニアテクノロジー(Linear Technology)社(通称LTC)は、次の大きな市場としての電気自動車(EV)市場に早くから入り込み、例えばリチウムイオン電池の充放電を管理するバッテリマネジメントICは第2世代を迎えた。またEVではDC-DCコンバータも改めて大きな市場となる。 [→続きを読む]

10月の製造装置のB/Bレシオ、半導体は底打ち、FPDは底を迎える

10月の製造装置のB/Bレシオ、半導体は底打ち、FPDは底を迎える

10月における日本製半導体製造装置の販売額と受注額がSEAJ(日本半導体製造装置協会)から発表された。それによると、3ヵ月の移動平均で表されたそれぞれの数字からB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は0.83となり、9月の0.75よりは持ち直した。しかし、回復の兆しが見えたという訳ではない。 [→続きを読む]

英国UKTIが開催したTechWorld2011、輸出促進を開始、10万人雇用目指す

英国UKTIが開催したTechWorld2011、輸出促進を開始、10万人雇用目指す

英国内の中小企業と海外の企業との「お見合いの場」としての「Tech World 2011」が6回目を迎えた。これは、英国貿易投資総省(UKTI)が主催したプライベートイベントであり、セミナーあり、展示会あり、1対1のインタビューありという形をとる。単なる中小企業の支援ではなく、成長が期待されるICT分野に限ったイベントである。デジタルコネクティビティ、ヘルスケア、エネルギーと環境、モバイル用アプリといった分野の技術を揃えた。 [→続きを読む]

富士通のスパコン「京」が2期連続でトップ性能を維持、10.5 PFLOPSを達成

富士通のスパコン「京」が2期連続でトップ性能を維持、10.5 PFLOPSを達成

スーパーコンピュータの世界ランキングを調査している米独の共同チームが組織するTOP500リスト(参考資料1)によると、11月14日時点でのスパコンの世界一は、2011年6月での調査と同様、富士通の「京」がキープした。性能は10.51 Petaflop/s(ぺタフロップス:1秒間に10の15乗回の浮動小数点演算を実行)を示した。理化学研究所に設置されたスパコンで達成したもの。 [→続きを読む]

DRAMの11年3Q市場シェア、エルピーダはかろうじて3位にとどまる

DRAMの11年3Q市場シェア、エルピーダはかろうじて3位にとどまる

2011年第3四半期(3Q)におけるDRAMの世界市場シェアを、シンガポールベースの市場調査会社であるDRAMeXchangeが発表した。これによると、これまでトップの韓国サムスンはさらにシェアを拡大、44.8%となった。今期はDRAM世界市場全体で前四半期比19.4%減の65億6600万ドルだった。 [→続きを読む]

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