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セミコンポータルによる分析

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ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサスエレクトロニクスは、40nmプロセスのフラッシュマイコンをTSMCと共同開発することで合意した。ルネサスは5月26日の日本経済新聞や4月21日号の週刊東洋経済で報じられたリストラや工場売却のような話は、同社から出たものではないと否定した。今回の提携はむしろ、ルネサスが成長するためのマイコンのグローバル戦略である。 [→続きを読む]

多ビット/セルNANDフラッシュのSSDが30nm台で書き換え6万回を達成

多ビット/セルNANDフラッシュのSSDが30nm台で書き換え6万回を達成

多ビット/セル方式(MLC)のNANDフラッシュメモリは書き換え回数や保持特性(リテンション)が微細化と共に低下していく(図1)。NANDの将来は大丈夫か、といった心配を払拭するようなSSD(ソリッドステートドライブ)が登場した。SSDビジネスに特化してきた米STEC社はMLC NANDフラッシュをSSDに実装した製品レベルで30nm台の製品なら6万回、20nm台の製品でも4万回という耐久性を確保した。 [→続きを読む]

MIPSがCPUコアをAptivブランドに統一、3ファミリの新IPをライセンス発売

MIPSがCPUコアをAptivブランドに統一、3ファミリの新IPをライセンス発売

MIPS TechnologiesはこれまでCPUコアを34Kシリーズや74Kシリーズと数字をベースに製品名を名付けてきたが、このほどAptivシリーズに統一することを決めた。同時にハイエンドからミッドレンジ、ローエンドに至るまでの新しいファミリも発表した。 [→続きを読む]

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

静電容量方式で最大80cm離れても容量変化を検出できるICチップを国内のベンチャー企業エーシーティー・エルエスアイ(ACT-LSI)が開発、愛知県江南市のサン電子が販売することになった。静電容量方式センサで数10cm以上離れても近接状況や距離測定ができ、しかも電源電圧が3V系とごく一般的なこのICは「組み込みシステム開発技術展」で大きな反響を呼んだ。 [→続きを読む]

地震に強い防災システムをラピス宮城に構築・進化させる沖エンジニアリング

地震に強い防災システムをラピス宮城に構築・進化させる沖エンジニアリング

東日本大震災の記憶が1年以上経ってもまだ鮮明に残っているが、半導体工場のラピスセミコンダクタ宮城(旧OKIセミコンダクタ宮城で、現在ロームの傘下にある)の地震予測システム構築を手掛けてきた沖エンジニアリングは、地震に強い工場を作るコツをこのほど明らかにした。 [→続きを読む]

ルネサス、11年度決算は通期で営業損益568億円の赤字ながら4Qに明るさ見る

ルネサス、11年度決算は通期で営業損益568億円の赤字ながら4Qに明るさ見る

ルネサス エレクトロニクスの決算発表では、2011年度第4四半期(1〜3月)の売上額は前期比6.1%減の2097億円にとどまった。減少率は世界の半導体企業並みのレベル。2011年度通期では売上額は前年比22%減の8831億円と大きく後退し、営業損益568億円の赤字、純損益626億円の赤字となった。この1〜3月期の世界の半導体企業の業績は良くないことを考えると第4四半期は健闘しているといえそうだ。 [→続きを読む]

どっこい、シリコンバレーの隆盛は10年以上続く、SVL Groupが調査

どっこい、シリコンバレーの隆盛は10年以上続く、SVL Groupが調査

ここ数年、米国カリフォルニア州シリコンバレーの復活・隆盛をそれとなく感じていたが、それを裏付ける資料が明らかになった。それによるとここ10年以上はこの地がまだ成長を続ける。1990年代後半からITバブル崩壊が続いた2000年代中ごろまでシリコンバレーは元気を失っていた。転入人口よりも転出人口が上回った年もあった。ところがどっこい、、。 [→続きを読む]

メンターグラフィックス、専用プロセッサを開発、エミュレータを2倍高速化

メンターグラフィックス、専用プロセッサを開発、エミュレータを2倍高速化

メンターグラフィックスは、高速のエミュレータVeloce2と、SoCの周辺インターフェース回路をソフトウエアで検証するツールVeloce VirtuaLABをリリースした。エミュレータは、膨大な時間がかかるソフトウエアのシミュレーションの代わりにハードウエアを組んで「シミュレーションする」もの。Veloce2もVeloce VirtuaLABも時間のかかる検証作業を短時間で行うための開発環境である。 [→続きを読む]

2011年携帯電話のトップテンランキング、サムスンが売上首位に

2011年携帯電話のトップテンランキング、サムスンが売上首位に

スマートフォンを含めた世界の携帯電話機2011年トップテンランキングを米市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)が発表した(表)。これによると台数のトップメーカーは相変わらずノキアだが、売上額ではサムスン電子がノキアを抜き、トップに立った。サムスンの売上額は対前年比47%増であった。 [→続きを読む]

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