Semiconductor Portal

セミコンポータルによる分析

» セミコンポータルによる分析

2012年世界半導体市場は1Qの8%減を4月以降にカバー、0.4%増へ成長とWSTS

2012年世界半導体市場は1Qの8%減を4月以降にカバー、0.4%増へ成長とWSTS

WSTS(世界半導体市場統計)は、先月下旬、カナダのバンクーバーで予測会議を開き、2012年における半導体市場と2014年までの予測を発表した。これによると、2012年の世界の半導体市場は0.4%増になる、と前回(2011年11月)の見通しの2.6%増から下方修正している。だからと言って今年の後半にブレーキがかかる訳ではない。 [→続きを読む]

「心の琴線に触れる体験を半導体がドライブする」Nicky Lu氏が見る3DIC時代

「心の琴線に触れる体験を半導体がドライブする」Nicky Lu氏が見る3DIC時代

ファブレスメモリー企業の台湾イートロン(Etron)社の会長兼CEOのニッキー・ルー(Nicky Lu)氏は1970年代から2020年代までの10年単位の時代を定義し、それに合うメモリシステムを2012 GSA/SEMATECH Memory+ Conferenceにおいて提案した。異種チップの集積化の時代に備えたイノベーションこそ、3次元ICの時代になると見る。 [→続きを読む]

強みをさらに強くすることで他社よりも競争力を磨く

強みをさらに強くすることで他社よりも競争力を磨く

Jan Signell氏、エリクソン・ジャパン 代表取締役社長 携帯電話の基地局や、通信の基幹系など通信インフラのネットワーク機器を通信オペレータに納めているエリクソン。その日本法人社長のヤン・シグネル(Jan Signell)氏は日本市場と日本人の革新性を高く評価する。日本人は自国を必要以上に悲観的に見たり自虐的になったりしていないだろうか。半導体を使うセットメーカーが見る日本について聞いた。 [→続きを読む]

モバイル系PCは急成長、デスクトップ・サーバは横ばいか縮小傾向に

モバイル系PCは急成長、デスクトップ・サーバは横ばいか縮小傾向に

タブレット端末が2012年には前年比75%増の1億1100万台に成長、ノートPCも同11%増の2億500万台に増加する、と米市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)が発表した。これによれば、デスクトップは横ばいでしか推移せず、モバイルとデスクトップPCとの差は今後ますます開いていきそうだ。 [→続きを読む]

テンシリカ、CEVA、スマホの音を豊かにするオーディオDSPコアを提案

テンシリカ、CEVA、スマホの音を豊かにするオーディオDSPコアを提案

オーディオ技術はもはや枯れた技術、と思っていないだろうか。昔のアナログオーディオは確かに枯れた技術。真空管を懐かしむマニアはいる。しかし、デジタルオーディオはスマートフォンが登場してから大きく変わろうとしている。オーディオコーデックとその周りに知恵を入れ込むことでユーザエクスペリエンスを豊かにできる。スマホを差別化するためのオーディオ向けIPベンダーを2社紹介する。 [→続きを読む]

ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサスエレクトロニクスは、40nmプロセスのフラッシュマイコンをTSMCと共同開発することで合意した。ルネサスは5月26日の日本経済新聞や4月21日号の週刊東洋経済で報じられたリストラや工場売却のような話は、同社から出たものではないと否定した。今回の提携はむしろ、ルネサスが成長するためのマイコンのグローバル戦略である。 [→続きを読む]

多ビット/セルNANDフラッシュのSSDが30nm台で書き換え6万回を達成

多ビット/セルNANDフラッシュのSSDが30nm台で書き換え6万回を達成

多ビット/セル方式(MLC)のNANDフラッシュメモリは書き換え回数や保持特性(リテンション)が微細化と共に低下していく(図1)。NANDの将来は大丈夫か、といった心配を払拭するようなSSD(ソリッドステートドライブ)が登場した。SSDビジネスに特化してきた米STEC社はMLC NANDフラッシュをSSDに実装した製品レベルで30nm台の製品なら6万回、20nm台の製品でも4万回という耐久性を確保した。 [→続きを読む]

MIPSがCPUコアをAptivブランドに統一、3ファミリの新IPをライセンス発売

MIPSがCPUコアをAptivブランドに統一、3ファミリの新IPをライセンス発売

MIPS TechnologiesはこれまでCPUコアを34Kシリーズや74Kシリーズと数字をベースに製品名を名付けてきたが、このほどAptivシリーズに統一することを決めた。同時にハイエンドからミッドレンジ、ローエンドに至るまでの新しいファミリも発表した。 [→続きを読む]

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

80cm離れても静電容量の変化を検出できる超高感度ICを国内ベンチャーが開発

静電容量方式で最大80cm離れても容量変化を検出できるICチップを国内のベンチャー企業エーシーティー・エルエスアイ(ACT-LSI)が開発、愛知県江南市のサン電子が販売することになった。静電容量方式センサで数10cm以上離れても近接状況や距離測定ができ、しかも電源電圧が3V系とごく一般的なこのICは「組み込みシステム開発技術展」で大きな反響を呼んだ。 [→続きを読む]

<<前のページ 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 次のページ »