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セミコンポータルによる分析

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1ビットの推論AIチップのIPコアを国内ベンチャーLeapMindが一般販売

1ビットの推論AIチップのIPコアを国内ベンチャーLeapMindが一般販売

エッジやエンドポイントなどの端末でのAI推論機能を作り上げるのに、最優先されるのが低消費電力。端末はスマートフォンやハンディターミナルなどバッテリ駆動のデバイスが多いからだ。そこで顧客の学習モデルを再構成しながら分解能1ビット(バイナリ)でニューラルネットワークの重みを構成する技術 (図1)をIP化したスタートアップの日本のLeapMind(参考資料1)がこれまでの知見を元にIPコア新製品Efficiera(エフィシエラ)を発売した。 [→続きを読む]

2020年の世界半導体企業トップ15社ランキング

2020年の世界半導体企業トップ15社ランキング

2020年の半導体トップ15社ランキング見込みを市場調査会社のIC Insightsが発表した。これによると首位Intel、2位Samsung、3位TSMC、4位SK Hynix、5位Micronは変わらないが、6位以下が大きく変わっている。最大の伸びを示すのは、前年比50%増のNvidiaで、AMDの41%増が続く。15位の中で日本勢は12位のキオクシアのみ。 [→続きを読む]

ISSCC 2021から機械学習のセッションが追加

ISSCC 2021から機械学習のセッションが追加

ISSCC 2021の一般講演の採択が決まった。投稿論文数は580件で前年比7.8%減と少なくなり、採択論文数は195件で採択率は33.6%と例年並みの結果となった。各セッションの中で投稿論文が増えたのは機械学習と、ワイヤーライン(有線)の2分野のみ。ISSCCで動向がわかるのは、やはり基調講演だ。 [→続きを読む]

テレワーク需要の決算結果が顕著に、激しく変わる半導体市場

テレワーク需要の決算結果が顕著に、激しく変わる半導体市場

テレワーク需要や、スーパーコンピュータのダウンサイジング化をはじめとする新しい半導体需要、米中貿易戦争を巡る新しいビジネス展開など半導体市場は目まぐるしく変わっている。そのような中、東芝が子会社ジャパンセミコンダクターの売却のニュースも流れた。 [→続きを読む]

最新OSAT世界ランキング、Amkor、ASEとの距離を詰める

最新OSAT世界ランキング、Amkor、ASEとの距離を詰める

2020年第3四半期における最新のOSATトップテンランキングが発表された。発表したTrendForceによると、トップのASEからAmkor、JCET、SPILとトップ10位まで順位は昨年同期と変わっていないが、金額は大きく伸びている。上位10社の売上規模は、前年同期比12.9%増の67億5900万ドルに成長した。 [→続きを読む]

TI、GaN-on-Si技術でドライバと保護回路を集積したパワーICを製品化

TI、GaN-on-Si技術でドライバと保護回路を集積したパワーICを製品化

Texas Instrumentsは、ドレイン-ソース耐圧600V/650VのGaN HEMTパワートランジスタにドライバ回路や保護回路を集積した製品を発売した(参考資料1)。電気自動車(EV)のオンボードチャージャーやDC-DCコンバータに使えば従来のボードよりも50%サイズを小さくできるとしている(図1)。ただし、インバータを動かすような大電力用途ではない。 [→続きを読む]

AppleがMacのCPUをIntelから独自に変えたのはスケーラビリティ

AppleがMacのCPUをIntelから独自に変えたのはスケーラビリティ

AppleのMacパソコンのCPUにIntelから内製のM1に切り替えたモデルが発表された。Appleの狙いは何か。日本経済新聞が連日このことを報じている。セミコンポータルでもこれまでの事実を積み重ねて考えてみよう。また台湾のIT・半導体産業が好調であることも伝えられている。 [→続きを読む]

吹っ切れたルネサス、3社のウィニングコラボ開発ボードを続々提供

吹っ切れたルネサス、3社のウィニングコラボ開発ボードを続々提供

シリコンバレーのアイデアを採用、超ドメスティックな企業からグローバル企業へと脱皮し始めたルネサス。ここ1〜2年、業績は振るわなかったが、ようやく最近、車載向け、産業向けとも成長への道筋がはっきりしてきた。買収したIDTのアイデアがここにきてルネサスを変えるようになってきたようだ。 [→続きを読む]

Micron、176層という最高層のNANDフラッシュをサンプル出荷

Micron、176層という最高層のNANDフラッシュをサンプル出荷

Micron Technologyが176層のNANDフラッシュメモリの出荷を開始した(参考資料1)。これまでもキオクシアの112層や128層の開発はあった。製品では96層のNANDが入手可能だが、従来の最大容量より40%以上も大きな容量のストレージデバイスとなる。しかも読出し・書き込みのスピード(レイテンシ)は35%以上も速いという。データセンタ向けSSDを狙う。 [→続きを読む]

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