2008年10月 3日
|技術分析
PND(ポータブルナビゲーションデバイス)やデジカメ向けのGPSチップを英国Air Semiconductor社が開発した。これまでの1/100という低い消費電力で動作し、衛星からの電波が届かない地下に潜っても素早く位置を認識する。Air Semiconductorは2006年に設立したばかりのファブレス半導体ベンチャー。低消費電力で位置情報を常時捕捉する方式のGPSチップを売り物にしている。10月にファイストシリコンがテープアウトする。サンプル出荷は1月を予定している。
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2008年10月 3日
|産業分析
任天堂は、10月2日都内で開かれた任天堂コンファレンス2008で、同社の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ第三弾として、「ニンテンドーDSi」を2008年11月1日に国内で発売すると発表した。1人1台の個人向けユースで機器の拡大を狙ったもの。
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2008年10月 2日
|技術分析
米Analog Devices社が携帯電話やPND(ポータブルナビゲーションデバイス)、MP-3プレーヤーなど携帯機器に向け、WLCSPパッケージの製品を続々出し始めた。WLCSPは、ウェーハレベルパッケージ技術をつかい、モールドパッケージの大きさがチップサイズとほぼ同じ大きさのIC。ウェーハレベルパッケージングは、ウェーハの状態でウェーハ表面をモールディングし、電極形成をし、外部回路にそのまま接続できる技術である。
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2008年10月 1日
|産業分析
「2005年にはユーチューブもミクシも存在しなかった。わずか2年後の2007年にはユーチューブは10億ページビューに達した。モバイルインターネットはいまや15億人に利用されている。猛烈なスピードでインターネットのソフトウエア、すなわちコンテンツや写真、動画などの利用が進み、まさに正のスパイラルのように発展している」とインテル社上席副社長兼ウルトラモビリティ事業部長のアナンド・チャンドラシーカ氏はCEATEC Japan2008のゲストスピーチで熱弁を振るった。
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2008年9月30日
|技術分析
ワイヤレス技術がこれからのキラーアプリに使われていくことを見越して、英国スコットランドのファブレス半導体ベンチャーElonicsがさまざまな無線方式に対応できるように、64MHzから1675MHzまでをカバーする広帯域のRF CMOSチューナーE4000をサンプル出荷しているが、このほど量産に入った。Elonicsは同じスコットランドにある先輩企業であるWolfson MicroelectronicsにいたDavid Srodzinski氏が設立、CEOを務めている。Wolfsonの創立者David Milne氏も出資者の一人である。
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2008年9月26日
|技術分析
半導体ICパッケージの先端研究開発会社であった米Tessera Technologies社は、ウェーハレベルパッケージング(WLP)技術を応用して、イメージセンサーのWLP技術を進め、新しい市場を切り拓いている。この技術を使えばイメージセンサーモジュールをワンストップショッピングで誰でも作れるようになり、ローコストの携帯電話用カメラに応用できるようになる。大きな市場のBRICsにカメラ付き携帯電話を低価格で提供できる。
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2008年9月24日
|技術分析
元米ベル電話研究所の研究員で現在台湾国立交通大学教授であり米スタンフォード大学教授でもあるSimon M. Sze氏が9月23日つくば市国際会議場で開催された第40回国際固体素子材料コンファレンス(SSDM)前夜の特別講演において、半導体ナノエレクトロニクスをベースにしたエレクトロニクス産業は今後50年〜100年間着実に成長を続けることを予言した。
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2008年9月22日
|産業分析
講師:東 哲郎
東京エレクトロン株式会社 代表取締役会長
半導体バリューチェーンの規模を見ると、GDPの3.5%を支えているのが電子機器、その電子機器産業を支えるのが半導体デバイス、さらに、製造装置がデバイス業界を支えている。装置業界は世界の成長を支えていると認識している。ところが、半導体は成熟産業であるといわれる。しかし、技術革新が継続する限り、以前のような二桁成長は難しいかもしれないが、確実にこの産業は伸びる。
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2008年9月16日
|技術分析
セイコーエプソンは、次世代液晶ディスプレイ用樹脂コアバンプCOG実装技術を開発したと昨年発表したが、このほどその信頼性試験結果や技術の詳細を明らかにした。今回テストした、液晶ディスプレイドライバ用の半導体チップの外部リード端子が20μmピッチと非常に細かく、それをCOG(チップオングラス)に実装したもの。ドライバ端子はディスプレイの画素ラインごとに設ける必要があるため、フルハイビジョンなどの高精細テレビにはドライバピッチの微細化が要求される。
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2008年9月16日
|市場分析
SEAJ(日本半導体製造装置協会)とSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)およびSEMIジャパンが共同で、2008年7月における世界の半導体製造装置販売統計を発表した。これによると、7月の実績は25億108万ドルで、対前年同期比で37.6%減と、ここ1年間で最低の落ち込みとなった。2月に対前年比7.3%増を記録してからは、5ヵ月連続で下降線を描きながら前年比割れが続いている。前月の対前年同期比33.7%減よりもさらに、特にここ2ヵ月の減速が目立つ。
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