2025年1〜9月期の最新世界半導体トップ20社ランキング
2025年7〜9期の世界半導体メーカーの決算が発表された。これまでの半年間の決算に第3四半期の決算を加え、2025年1〜9月の半導体売上額の上位20社をセミコンポータルが算出した。これによると、トップは1478億ドルのNvidia、2位は887億ドルのTSMC、3位584.9億ドルのSamsung、4位437億ドルのSK Hynix、5位334億ドルのIntel、という順だった。
図1 2025年1〜9月期における世界半導体企業のトップ20社ランキング 出典:各社の決算をベースにしたセミコンポータルの独自調査
ここではファウンドリも含めているが、それは半導体企業の売り上げ規模を知ることが最大の目的だからである。ほとんど多くの市場調査会社は、ファウンドリを含めていないが、半導体市場規模を求めることが彼らの目的。ファウンドリの売上額は、ファブレスやIDMなどのユーザーから見るとコストに相当する。このため、ファウンドリの売上額を含めると二重に市場を加えることになり、正確な数字ではなくなる。セミコンポータルは企業の規模を求めることが目的であるため、ファウンドリも含めた。
また、決算期は、企業によって異なる。Nvidiaは2月から翌年1月を会計年度としており、Micron Technologyは9月〜翌8月を会計年度としている。ただし、カレンダー年の企業が多いため、それに併せて1〜9月期に近い売上額を拾った。会計年度がカレンダー年とずれている場合は、できるだけそれに近い四半期をベースとした。
この売上額順位を見ると、AIデータセンター向けのチップを開発している企業が上位に来ている。Nvidiaは言うまでもなく、そのチップを製造するTSMC、AIチップセットとして使われるHBM(High Bandwidth Memory)を製造しているSK Hynixが上位に来ている。
1位のNvidiaは、1478億ドルの売上額で今年もダントツの1位を維持。2025年1〜9月の合計の売上額だけで、すでに2024年全体の1300億ドルを抜いている。3年前までデータセンターは産業機器市場の一つにすぎなかったが、今やパソコン、スマホと並ぶ一大市場に成長した。これもNvidiaがAIデータセンターに応えるだけのハードウエアとソフトウエアの両方をソリューションとして提供できるからだ。しかも需要に対してタイムリーに供給している。今やデータセンター向けの半導体は、この8〜10月期には同社売上額の90%に及ぶ512億ドルを売り上げた。半導体メーカーとしてとてつもない勢いで今年も成長し続けている。
2位のTSMCは887億ドル、3位のSamsungは585億ドル、4位SK hynixは437億ドル、5位Intelは394億ドルとなっている。TSMC、Samsung、SK Hynixともこの第3四半期が過去最高の四半期売上額となっている。
参考資料
1. 「2025年上半期世界半導体ランキング、日本勢はソニーの14位が最高」、(2025/08/15)


