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セミコンポータルによる分析

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個別部品を搭載したチューナーよりも性能を高め、全世界のテレビ市場を狙う

個別部品を搭載したチューナーよりも性能を高め、全世界のテレビ市場を狙う

Tyson Tuttle氏、ブロードキャスト製品担当ゼネラルマネジャー、Silicon Laboratories 通信、ネットワーク、放送向けなどの半導体チップを得意とする米国のファブレス半導体メーカー、シリコンラボ社(Silicon Laboratories)は、純粋のCMOS技術だけを利用して1チップのテレビ用チューナーを開発した。このほど日本市場にターゲットにして来日した同社ブロードキャスト製品担当ゼネラルマネジャー兼バイスプレジデントのタイソン・タトル(Tyson Tuttle)氏に製品戦略を聞いた。 [→続きを読む]

日本製半導体製造装置、着実に回復へ踏み出す、B/Bレシオは0.66へ上昇

日本製半導体製造装置、着実に回復へ踏み出す、B/Bレシオは0.66へ上昇

日本半導体製造装置協会(SEAJ)がまとめた2009年5月における日本製半導体製造装置の受注額、販売額がまとまった。これによると、5月のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は3ヵ月の移動平均で0.66と上昇傾向を見せている。B/Bレシオは3月に0.30まで落ち込んだのに対して4月に0.44と上向いていた。5月ははっきりとした強さがうかがえる。 [→続きを読む]

アナログ・デバイセズ、ワイヤレス応用を意識したRFシグナルチェーン全部をカバー

アナログ・デバイセズ、ワイヤレス応用を意識したRFシグナルチェーン全部をカバー

ワイヤレステクノロジーがこれからますます大きく成長する。HSPAやLTEなど通信ネットワークやデータ通信網WiMAXだけではなく、宇宙航空、計測機器、産業機器、民生機器、コンピュータ、医用機器、自動車エレクトロニクスなど幅広く、どこにでもワイヤレス技術が入り込みその応用が増えてくることがはっきりしている。米アナログ・デバイセズ(Analog Devices)社はワイヤレス技術の中核をなすRF技術のシグナルチェーン全体をカバーするソリューションを提案した。もちろんブロードバンドにも対応する。 [→続きを読む]

アルバック、タンデム型薄膜太陽電池を形成するための製造装置、評価装置を発売

アルバック、タンデム型薄膜太陽電池を形成するための製造装置、評価装置を発売

アルバックは、タンデム構造(アモーファスSiと微結晶Siとのスタック構造)の薄膜シリコン太陽電池を量産するためのターンキーシステムCIM-1400と、薄膜特性を評価するための検査装置MPEC-1300の販売を開始した。タンデム構造にするのは薄膜シリコン太陽電池の効率を上げるため。これにより変換効率は9%に上がり、パネルにおいて130W出力を保証する装置となっている。評価装置は1台でラマン分光から抵抗率まで6項目を測定できる。 [→続きを読む]

着実な量産化と変換効率でリードする多結晶系、今後の結果を待つ薄膜系太陽電池

着実な量産化と変換効率でリードする多結晶系、今後の結果を待つ薄膜系太陽電池

昨年第1回のPV Japanが開催され、今年は第2回目を迎えた。今年は出展社数303社、小間数599小間と、それぞれ対前年比で37%、14%増加した。経済不況のさなかに増加した展示会は極めて珍しい。また、今回は、太陽電池の「PV Japan」だけではなく、再生可能なエネルギー協議会が主催する「第4回新エネルギー世界展示会」も加えた。しかし展示会の実態はPV Japanのブースが8割以上を占めていた。 [→続きを読む]

ナショセミ、太陽電池パネルの出力を最大化する小型のデバイスを国内で出荷開始

ナショセミ、太陽電池パネルの出力を最大化する小型のデバイスを国内で出荷開始

パワーマネジメントチップに強い米ナショナルセミコンダクタ(National Semiconductor)社が太陽電池パネルの出力を最大限に上げるためのデバイス、SolarMagicパワーオプティマイザを日本市場に出荷し始めた。5月27日に欧米市場で出荷した製品を日本市場にも供給することになる。SolarMagicパワーオプティマイザを使わない太陽電池パネルと比べ、年間発電量が32%増えるというシミュレーション結果が出ている。 [→続きを読む]

ドイツのテュフが太陽光発電モジュールの評価試験を行い認証するラボを公開

ドイツのテュフが太陽光発電モジュールの評価試験を行い認証するラボを公開

製品認証を手掛けるテュフラインランドジャパンは、太陽光発電システムの評価センターSEACが正式に稼働したことを発表した。テュフはドイツの認証機関TUVRheinlandの日本法人であり、SEACは横浜の都筑区に太陽電池モジュール評価ラボとして設立され、太陽電池モジュールの製品認証を行う。TUVは、ULと同様、第3者の認証機関ということで製品の認証には定評がある。 [→続きを読む]

日本の半導体製造市場、4月は受注が再び下落、B/Bレシオも0.43に低下

日本の半導体製造市場、4月は受注が再び下落、B/Bレシオも0.43に低下

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が本日発表した、日本市場における半導体製造装置の受注額が4月になって落ちた。受注額はこの1月の102億5700万円を底にして、2月、3月と回復する様子を見せていたが、4月になって87億8600万円とここ数年の最低を記録した。これは3ヵ月の移動平均、すなわち4月分なら2,3,4月の平均をとった数字である。 [→続きを読む]

NECエレ、賢い90nmCMOSで2.7Gsps/50mWのフラッシュA-Dコンバータ実現

NECエレ、賢い90nmCMOSで2.7Gsps/50mWのフラッシュA-Dコンバータ実現

微細化するとバラつきが増え、アナログ回路を作りにくくなる状況を打破するようなA-Dコンバータ回路アーキテクチャをNECエレクトロニクスが開発、VLSI Symposiumで発表する。この技術を90nmCMOSアナログプロセスに適用、変換速度2.7Gサンプル/秒と高速ながら消費電力が50mWと少ない6ビットのフラッシュ方式A-Dコンバータを試作した。抵抗のトリミングは全く使っていないため、生産性が高い。 [→続きを読む]

米国ベンチャーNetronomeが超ハイエンドなネットワークフロープロセッサを設計

米国ベンチャーNetronomeが超ハイエンドなネットワークフロープロセッサを設計

米Intelからスピンアウトし、英Marconiのグループも加わって創立された米Netronome(ネトロノームと発音)社は、IntelからIXP28xxハイエンドプロセッサのライセンスを受け2003年にスタートしたベンチャーである。2回目の資金調達も終わり5200万ドルを得て、このほどネットワークフロープロセッサ新製品NFP-3200のリリースへとこぎつけた。超ハイエンドの応用への売り込みを狙う。 [→続きを読む]

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