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セミコンポータルによる分析

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LEDから有機ELへと照明技術の将来がはっきりした次世代照明技術展

LEDから有機ELへと照明技術の将来がはっきりした次世代照明技術展

白熱灯や蛍光灯といったチューブから固体のLEDへと照明源が変わりつつある。さらにその先には有機EL照明が主力になるというトレンドがはっきり見えてきた。リード・エグジビション・ジャパンが開催した第1回次世代照明技術展において、このような方向を大手照明器具メーカーが認識していることを明らかにした。パナソニック電工と、ドイツのOSRAM、米国のGE、オランダのPhilips社が2015年以降には有機EL照明が市場の一角を占めているだろうと予想した。 [→続きを読む]

「微細化と共にPLDがASICよりもますます優位に」−AlteraのDaane CEOが講演

「微細化と共にPLDがASICよりもますます優位に」−AlteraのDaane CEOが講演

プログラマブルロジックの米Altera社CEOのJohn Daane氏は、ASICやASSPと比べてPLDはより微細なプロセスを使えるようになり、同時に少量多品種製品の時代を迎え産業用分野で、より価格に見合うデバイスになってきたことを、米広報会社Globalpress Connectionsが主催したeSummit2009において述べた。PLDが微細化時代と共にますます有利に働くようになってきたことを強調した。 [→続きを読む]

「システム的手法で消費電力を1/10〜1/20に低減する」、MentorのRhines氏語る

「システム的手法で消費電力を1/10〜1/20に低減する」、MentorのRhines氏語る

LSIの低消費電力設計が回路やデバイス・プロセスだけではなく、システム設計のレベルから必要になってきた。「消費電力の低減こそがいま、エレクトロニクス製品を差別化できるカギとなるパラメータだ」。米Mentor Graphics社CEOのWalden Rhines氏は、米国の広報会社Globalpress Connectionsが主催したeSummit2009において、このように述べ、システムアーキテクチャから低消費電力設計を行えば1/10〜1/20に低減できるとした。 [→続きを読む]

2月における世界の半導体製造装置市場、これが本当の底を表している可能性大

2月における世界の半導体製造装置市場、これが本当の底を表している可能性大

半導体製造装置の2009年2月の世界市場における販売額が最低を更新した。全世界で7億2872万ドルと対前年同期比で-74.6%と、もっとも低い比率だ。その絶対額もここ1年で最も低い。このデータを発表したのは、SEMIとSEAJおよびSEMIジャパンの3者。各国ごとの集計も採っている。 [→続きを読む]

サイプレス、パワーMOSFET4個内蔵のマイコンを開発、LED照明を1チップで制御

サイプレス、パワーMOSFET4個内蔵のマイコンを開発、LED照明を1チップで制御

米サイプレス セミコンダクタ社は、LED照明の色合いや強度の調光ができる1チップのインテリジェントLEDドライバ、PowerPSoCを製品化する。これまで照明用のLEDドライバはアナログ半導体メーカーから製品は出ていた。しかし、そのドライバ出力でゲートを駆動するパワーMOSFETも搭載し、ドライバ回路そのものを制御するマイコンまで集積したLEDドライバはなかった。 [→続きを読む]

英国特集2009・付加価値の高いモノづくりに貢献するために大学が存在する

英国特集2009・付加価値の高いモノづくりに貢献するために大学が存在する

Joe McGeehan氏、英Bristol大学教授 ブリストル大学通信工学部教授であり、通信研究センター長でもありながら、Toshiba Research Europe社の社長でもあるJoe McGeehan氏は、2足のわらじをはきながらもそれぞれの業務をきっちりと線引きする。大学が産業界と一緒に研究するため、大学は企業間の競争にアンタッチャブルで、守秘義務をきっちり守ることが産学共同をうまくやるコツだと言う。通信技術を核に大学の在り方を聞いた。 [→続きを読む]

英国特集2009・組み込みシステムを先導する専用プロセサの時代に(2)

英国特集2009・組み込みシステムを先導する専用プロセサの時代に(2)

組み込みシステム時代のプロセッサはビジネス形態も技術も大きく変わる。その変貌の様子をさらに伝えていく。前回の例はマルチコアプロセッサの開発を楽にするためのツールであったが、今回はアプローチの異なるプロセッサの例を二つ紹介する。一つはエジンバラから、もう一つはケンブッジから生まれたプロセッサで、共にアーキテクチャがこれまで進んできた方法と違う。 [→続きを読む]

英国特集2009・組み込みシステムを先導する専用プロセサの時代に(1)

英国特集2009・組み込みシステムを先導する専用プロセサの時代に(1)

マイクロプロセッサが汎用的ではなくなるかもしれない。プロセッサの得意なアプリケーションに応じて、最適なプロセサが活躍する。これまでのマイクロプロセッサは、パソコン用がメインで、それもインテル、AMDだけが市場を占めるという自由主義経済とは思えない状況が支配してきた。パソコンからポストPCの時代へと叫ばれて久しいが、ポストPC、すなわち組み込みシステムの時代に入っているため、各組み込みシステムに応じた最適なマイクロプロセッサが求められるようになってきた。ここに成長のチャンスがある。 [→続きを読む]

これからのMEMSデバイスは信号処理ICと賢いアルゴリズムが付加価値をもたらす

これからのMEMSデバイスは信号処理ICと賢いアルゴリズムが付加価値をもたらす

次のMEMSデバイスで重要な技術は何か。米国の広報会社Globalpress Connectionが主催したeSummit2009において、このテーマをパネルディスカッションで議論を交わした。Analog Devices、Maxim Integrated Products、Microvision、VTI Technologies、Kionixが壇上でMEMSの次の技術を議論した。このメンバーだけを見ると違和感を覚えるが、議論が始まると最適な人材が集まったといえるまともな議論が展開された。 [→続きを読む]

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