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セミコンポータルによる分析

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4Gワイヤレスは曖昧模糊、死語になる可能性が出てきたワイヤレスジャパン

4Gワイヤレスは曖昧模糊、死語になる可能性が出てきたワイヤレスジャパン

第4世代の携帯電話、すなわち4Gが100Mbps(100Mbits/s)を超えるデータレートを実現できる電話方式という漠然とした概念だったが、ここへきて混とんとし始めた。ワイヤレスジャパン2009のコンファレンス「3.9G/LTE&4Gネットワークインフラ構築フォーラム」では、これまでの4Gはもはや意味を持たなくなってきたことがはっきりしてきた。 [→続きを読む]

SEAJのB/Bレシオは急に1.0を超えたが、受注は緩やかに回復

SEAJのB/Bレシオは急に1.0を超えたが、受注は緩やかに回復

SEAJ(日本半導体製造装置協会)がまとめた2009年6月における日本製の半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、10ヵ月ぶりに1.0を超えた。受注額、販売額とも3ヵ月の移動平均、すなわち6月なら4、5、6月の平均値から求めた数字である。このため過去を引きずっており、先行きを読む数字ではない。 [→続きを読む]

WiMAX、内蔵方式がUSB方式より感度が高いと、ThinkPad T400sでレノボが実証

WiMAX、内蔵方式がUSB方式より感度が高いと、ThinkPad T400sでレノボが実証

WiMAXトランシーバ内蔵パソコンの方がUSBドングルのトランシーバを接続したパソコンよりも3.5dBも感度が高くなることをレノボのThinkpad T400sが実証した。7月1日からUQ CommunicationsがWiMAX通信サービスを国内で始めたが、このパソコンはWi-Fiの通信距離を2〜3kmまで伸ばすWiMAXの受信感度をほぼ2倍に上げることになる。 [→続きを読む]

GlobalFoundriesが28nm/22nmのFab2ラインの起工式を7月24日に行う

GlobalFoundriesが28nm/22nmのFab2ラインの起工式を7月24日に行う

米GlobalFoundries社がニューヨーク州サラトガ郡に建設する300mmプライムウェーハ工場Fab2の起工式を7月24日に行うことを明らかにした。かつてアプライドマテリアルズ社やLSIロジックに在籍していたことのある、Fab2の責任者Norm Armour氏がセミコンウェスト2009において、「装置メーカーにとってのグッドニュースは米国に最先端の工場を戻したこと」と述べ、拍手喝采を浴びた。 [→続きを読む]

ケイデンス、SoC設計期間の遅れにより大幅なコスト増を指摘、解決策を提案

ケイデンス、SoC設計期間の遅れにより大幅なコスト増を指摘、解決策を提案

SoCのコストを削減するため、ケイデンス・デザイン・システムズ社が主催した「DA Show CDNLive! Japan 2009」において、同社バイスプレジデントのSteve Glaser氏はIPの再利用とその検証性、高い抽象性が開発期間の短縮に効果的と力説した。さらに市場への投入が遅れるとコストが上がることを示し、期間短縮がいかに重要かについて述べた。 [→続きを読む]

SEMIが今年から来年の製造装置市場の見通しをセミコンウェスト2009で発表

SEMIが今年から来年の製造装置市場の見通しをセミコンウェスト2009で発表

セミコンウェスト2009が7月14日から始まった。初日の記者会見において、SEMI会長のスタンレー・マイヤー氏は、7月13日のセミコン開催前日にSEMIでディスカッションした半導体製造装置市場の見通しについて発表した。また製造装置市場だけではなく、半導体デバイス市場の回復状況、および半導体材料市場についても述べた。 [→続きを読む]

半導体製造装置販売の世界市場、2月の底よりも6%上昇、日本は依然縮む状況

半導体製造装置販売の世界市場、2月の底よりも6%上昇、日本は依然縮む状況

日本半導体製造装置協会(SEAJ)とSEMI、SEMIジャパンが共同で、世界市場における半導体製造装置販売額について「Worldwide SEMS Report」5月分をまとめた。これによると、5月における半導体製造装置の販売額は、前年同期比66.8%減の7億1500万ドルになった。まだ大きく凹んだ状態ではあるが、回復の兆しははっきりと見える。 [→続きを読む]

メンター、SoCのデータパス系だけではなくコントロール系にもC言語設計を拡張

メンター、SoCのデータパス系だけではなくコントロール系にもC言語設計を拡張

メンター・グラフィックスは、C言語によるLSI設計手法や検証を、従来のデータパス系回路だけではなく、コントロール系回路にも適用できるようにCatapult C Synthesisを拡張、これによりフルチップの高位合成ができるようになった。極めて複雑なデジタルLSI、SoCを開発する上で、RTL作成までの工数が短くなり、また設計データを再利用しやすくなる。 [→続きを読む]

SEAJがまとめた2009〜2011年の半導体・FPD製造装置の市場予測

SEAJがまとめた2009〜2011年の半導体・FPD製造装置の市場予測

日本半導体製造装置協会(SEAJ)は2009年度から2011年度までの半導体およびFPD製造装置の需要予測をこのほどまとめた。それによると、半導体製造装置市場は2009年度も昨年に続き2ケタ台の大幅なマイナス成長が見込まれるが、2010年度にはプラス成長に転じると予測する。FPD製造市場でも需給バランスが改善するのは2010年後半とみる。 [→続きを読む]

中国政府の「家電下郷」政策の効果がはっきりと見えだした

中国政府の「家電下郷」政策の効果がはっきりと見えだした

「中国のエレクトロニクスと半導体」の6月号では、中国政府による家電支援策「家電下郷」政策や、環境保護の「節能産品恵民工程」政策などによって、中国のパソコンや家電などの需要が喚起され、景気が着々と回復している様子を伝えている。世界需要の回復がまだ遅れているのに対して、中国国内の消費が好調になってきている、とこのレポートは分析している。 [→続きを読む]

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