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セミコンポータルによる分析

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4ヵ月連続1.0を超えている半導体製造装置のB/Bレシオ

4ヵ月連続1.0を超えている半導体製造装置のB/Bレシオ

SEAJ(日本半導体製造装置協会)は2009年7月分のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が3ヶ月間の移動平均値で1.34となったことを速報していたが、このほどその詳細を発表した。B/Bレシオが2カ月連続1.0を越えたからといって景気が回復したとは言えない。あくまでも受注が増え始めている状況を表しているだけである。 [→続きを読む]

昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ

昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ

富士通マイクロエレクトロニクスは、ファブライト戦略を一層進めることをこのほど明らかにした。8月27日のLSI事業戦略説明会において富士通マイクロの岡田晴基社長は、コストカットをさらに進めると同時に、28nmプロセスは台湾TSMCと共同で開発すると述べた。 [→続きを読む]

生産稼働率が2009年2Qで21.1ポイント上がったSICASウェーハ統計

生産稼働率が2009年2Qで21.1ポイント上がったSICASウェーハ統計

SICAS(世界半導体生産キャパシティ統計)が発表した2009年第2四半期(4〜6月)のデータによると、半導体ウェーハ生産稼働率は上昇していることがはっきりと読み取れる。この統計は8インチ(200mm)ウェーハに換算した数値を使う。2008年の第3四半期(3Q)までは稼働率はほぼ90%を推移していたが、2008年第4四半期(4Q)から大きく違ってきた。 [→続きを読む]

ARMがシリアルポートDRAMのコンソシアムSPMTに参加

ARMがシリアルポートDRAMのコンソシアムSPMTに参加

シリアルポートDRAM規格のライセンシングとそのコンソシアムを運営するSPMTは、英国のプロセッサIPベンダーであるARMがSPMTコンソシアムにプロモータメンバーとして参加したと発表した。SPMTはSerial Port Memory Technologyの略で、メモリーの端子数を減らし、コスト低減を図るのが狙いで、主に携帯機器向けの仕様となる。 [→続きを読む]

グローバルなM&Aやビジネスモデルの変更が続出する海外の半導体業界

グローバルなM&Aやビジネスモデルの変更が続出する海外の半導体業界

グローバルな業界再編が相次いでいる。半導体各社が自分のコアコンピタンスを明確に定義し、その強みをさらに磨くための再編であり、外国企業との提携・買収が最近続出している。スイス企業が米国企業の一部を買収、IDTはTSMCにファブを移転、米国IPベンダーが英国ベンダーを買収する。いずれも外国企業を相手としている。 [→続きを読む]

グローバルケーススタディ:AT&T、米国内だけでは成長できないから海外へ

グローバルケーススタディ:AT&T、米国内だけでは成長できないから海外へ

ドメスティックな企業が海外進出し、海外の顧客を獲得、サポートするケーススタディとして、米AT&Tを紹介しよう。AT&Tはかつてアメリカ電話電信株式会社と呼ばれており、極めてドメスティックな企業だった。トランジスタを発明したベル研究所もAT&Tの傘下にいた。今は分割されたが、日本のNTT、旧日本電信電話公社にも似ていた。 [→続きを読む]

6月も対前月比では上向きだが、対前年同月比では依然63%減と回復遅い

6月も対前月比では上向きだが、対前年同月比では依然63%減と回復遅い

SEAJ(日本半導体製造装置協会)がSEMIおよびSEMIジャパンと共同でまとめたWorld SEMS Report6月分が発表された。これによると、6月における半導体製造装置の販売額は10億5500万ドルになった。対前年同月比では-63%と低いものの、前年同月比ではゆっくりとした歩調で上がりつつある。 [→続きを読む]

中国の内需拡大策により生産活動は順調、早くも供給過剰の懸念出始める

中国の内需拡大策により生産活動は順調、早くも供給過剰の懸念出始める

「中国のエレクトロニクスと半導体」2009年7月号によると、中国市場は景気回復の勢いを受け、早くも供給過剰の心配が出始めている。中国政府の内需拡大策である家電下郷政策や「以旧換新」(旧製品を新製品に取り換えること)政策が功を奏し、6月のカラーテレビ、冷蔵庫、パソコン、携帯電話、液晶テレビは対前月比で増加傾向にある。 [→続きを読む]

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