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セミコンポータルによる分析

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中国の民生・半導体ICが急速に回復、前年比を早くも上回る

中国の民生・半導体ICが急速に回復、前年比を早くも上回る

中国のエレクトロニクス産業が急速に回復している。家電下郷政策の効果が数字となってはっきり見えている。エアコンや冷蔵庫などの白物家電だけではなく、液晶テレビやプラズマテレビも2009年第2四半期からの伸びはすでに昨年を超えており、携帯電話も8月から昨年よりも増加した。半導体生産も5月から前年同月の生産量を超えており、その差は加速している。 [→続きを読む]

SEMATECHのメンバーを増やし半導体メーカーとサプライヤとの対話を強めたい

SEMATECHのメンバーを増やし半導体メーカーとサプライヤとの対話を強めたい

Daniel Armbrust氏、CEO & President、SEMATECH 米国の半導体コンソシアムのSEMATECHのトップが交替した。2009年11月12日に就任したDaniel Armbrust氏は20年以上、IBM在籍していた。製造部門、クライアント関係部門、イーストフィッシュキル工場では4年間300mmウェーハラインの開発にも従事してきた。新CEOとしてSEMATECHをどういう方向へ持っていくか、インタビューした。 [→続きを読む]

チップをクラウドにつなごう、英イマジネーションがRPUのIPコアを検討

チップをクラウドにつなごう、英イマジネーションがRPUのIPコアを検討

これからの半導体ビジネスを牽引する応用にはカーエレクトロニクス、ヘルスケア、再生可能なエネルギー、セキュリティなどが挙がっているが、どの分野にも共通して使える技術がワイヤレス技術である。いわゆる高周波(RF)回路と復調回路からなるワイヤレスの基本アナログ回路と、復調したアナログあるいはデジタル信号を扱う、いわゆるベースバンド信号回路がワイヤレス技術のキモを握る。IPベンダーでさえも注目し始めた。 [→続きを読む]

日本市場を狙い、フランスSoitecとLETIが3次元集積ウェーハを提供

日本市場を狙い、フランスSoitecとLETIが3次元集積ウェーハを提供

SOIウェーハ大手のフランスSoitecとフランスの研究開発機関LETIは、3次元ICをウェーハレベルで積層する技術を共同開発してきたが、このほどこの提携を拡大し顧客に対してもそのソリューションを提供することになった。3次元ICはもはや、1社ですべて賄うべき技術ではない。SOIウェーハの量産実績のあるSoitecとTSV技術開発を行ってきたLETIとが相互補完する。彼らの狙いは日本市場だ。 [→続きを読む]

久しぶりに受注額・販売額とも前年同月額を超えた半導体製造装置市場

久しぶりに受注額・販売額とも前年同月額を超えた半導体製造装置市場

日本製半導体製造装置の受注額、販売額ともようやく前年同月額を超えた。このほど日本半導体製造装置協会(SEAJ)がまとめた受注・販売額の統計データによると、10月における日本製半導体製造装置の受注額は650億3400万円となり、前年同月の391億8300万円を大きく超えた。販売額も478億3700万円となり前年同月の442億4000万円を超えた。 [→続きを読む]

2009年の世界半導体市場、ITバブルより落ち込み少なく2267億ドル、12%減に

2009年の世界半導体市場、ITバブルより落ち込み少なく2267億ドル、12%減に

2009年の半導体メーカーランキングがアイサプライから発表された。12月末までの実績ではなく暫定速報値としての発表であるが、数字のズレはそれほど大きくはないとみられる。第1位は例年通りインテル、第2位はサムスンだが、東芝は第3位をキープした。全体的な売り上げの数字は当初予想されたよりも落ち込みは小さく、12.4%減の2267億3500万ドルにとどまっている。 [→続きを読む]

NXP、RF/ミクストシグナルASICのワンストップショップ体制完了、量産へ全開

NXP、RF/ミクストシグナルASICのワンストップショップ体制完了、量産へ全開

「RFやミクストシグナルASICの設計から製造・パッケージング・量産までワンストップショップで顧客に提案できる」と、NXP Semiconductors社戦略ビジネス開発マネジャーのJacob van der Pol氏は胸を張る。これまでのこなれたプロセスを武器にRFやアナログ、ミクストシグナルのチップの設計ツールの提供から製造・パッケージング・テストまで全てを請け負う体制ができた。 [→続きを読む]

音楽ソフトにミュージシャンの属性を載せるソフトメーカーとコラボする

音楽ソフトにミュージシャンの属性を載せるソフトメーカーとコラボする

組み込み系SoCあるいはシステムLSIの比重が高まるにつれ、半導体チップに焼き付けるソフトウエアの行数が増えていく。携帯電話、自動車、DVDプレイヤーなどさまざまな電子機器ではソフトウエアの比重がますます増えている。半導体の価値を高めるソフトウエアを探すことが半導体製品のヒットにつながるような時代になってきたからだ。 [→続きを読む]

WSTSの半導体市場予測から見えてくるロジックの減少と組み込み系の上昇傾向

WSTSの半導体市場予測から見えてくるロジックの減少と組み込み系の上昇傾向

WSTS(世界半導体市場統計)が2010年、2011年の半導体市場の伸びをそれぞれ12.2%増、9.3%増と予測した。2009年は11.5%減だと見積もっている。今年のマイナス成長は特に日本と欧州の落ち込みが大きく、それぞれ21.2%減、24.2%減と見積もっている。今回の不況を脱出すると半導体市場は元の成長曲線に乗ると予測する。 [→続きを読む]

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