メモリーが好調、昨年投資できなかった生産能力を上回る需要で値上がり続く

先週、ビッグニュースはなかったものの、昨今の景気が回復してきた様子をしっかりと伝えている。まず、メモリーがDRAMにせよ、NANDフラッシュにせよ、好調を続けている。これを裏打ちするかのように、ディスコや大日本スクリーン、TDKなどの1〜3月期が快調に利益を伸ばしている。一方で、iPadの分解ニュースをアイサプライが発表した。富士通騒動にも触れる。 [→続きを読む]
先週、ビッグニュースはなかったものの、昨今の景気が回復してきた様子をしっかりと伝えている。まず、メモリーがDRAMにせよ、NANDフラッシュにせよ、好調を続けている。これを裏打ちするかのように、ディスコや大日本スクリーン、TDKなどの1〜3月期が快調に利益を伸ばしている。一方で、iPadの分解ニュースをアイサプライが発表した。富士通騒動にも触れる。 [→続きを読む]
先週は、ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが合併した「ルネサスエレクトロニクス」が、予定通り4月1日に発足した。昨年、合併が決まった時の両社の『足し算』では世界第3位の規模になるはずだったが、3月17日に市場調査会社のアイサプライが発表した『足し算』では95億3700万ドルの第5位に落ちてしまっている。 [→続きを読む]
先週のニュースは東京エレクトロンの業績が回復していることがはっきりしたことが最も大きい。同社は、28日の日曜朝の日本経済新聞に中途採用の1ページ全面広告を打った。また、台湾TSMCが照明用LED市場に参入することを発表した。 [→続きを読む]
今日の日刊工業新聞の一面トップに「東芝、半導体投資を倍増」という記事があった。東芝が今年度(2011年3月期)の設備投資費を前年比2倍強の2000億円に増額するというもの。投資額の8割がNANDフラッシュへの投資になる。今朝のNHKニュースでも同様のニュースが報じられた。新聞各紙のトップ記事が最近NHKでも報道される傾向がある。 [→続きを読む]
先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]
エルピーダがスパンションの研究開発拠点を買収するというニュースで驚き、続いて富士通の元社長が富士通本社を相手取り、辞任の取り消し要求を始めたというニュースにもインパクトを感じた。 [→続きを読む]
先週、ビッグニュースはなかったものの、次の一手に向けた動きがあちらこちらで見かけた。半導体・エレクトロニクス産業がやはり産業を牽引するキーインダストリーであることは産業界の常識であるが、大日本印刷が発表した2010年3月期の見通しにおいて、非印刷部門の売り上げが印刷部門を抜きそうだというニュースは典型的な例だ。 [→続きを読む]
先週のニュースでは、大きなニュースは半導体ではないがトヨタのニュースが気になる。半導体関連のビッグニュースはないものの、NECエレやルネサスがスマートグリッドにつながるメーター用半導体、車載用のマイコン並みに使われそうな小型のヒータ制御用パワーICなど新市場へ向けて着実に動き出しているニュースがあった。 [→続きを読む]
先週のニュースの中で最も注意を喚起させられたのは、マイクロンのアグレッシブな相次ぐ発表だろう。2月9日にはNORフラッシュやPCRAMに力を入れているニューモニクスを買収することを発表した。その1週間ほど前はインテルと25nmプロセスを共同開発したと発表しており、1月にはオーストラリアのエネルギー会社と太陽電池の合弁会社を設立することを発表した。 [→続きを読む]
先週のニュースではパイオニアの資本増強に三菱電機がカーナビの協力を強化するため、三菱化学が有機EL照明を開発促進するため、それぞれが参加することが報じられた。一方景気の明るさとして、米国の失業率が10%を割り始めた。アドバンテストが検査装置にその前後の機能も付けることで床面積の削減を狙った装置を開発しているというニュースもあった。 [→続きを読む]
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