ソフトもハードもコンテンツもビジネスモデルも新しいアップルiPadの衝撃

先週のニュースは何といってもアップルが発表した携帯多機能情報端末「iPad」だろう。アップルが記者発表するというアナウンスがあると米国のメディアはあーでもない、こうでもないとさまざまな想像を巡らせたものの、結局はやや大きめのタブレットのようなタッチパネル方式の端末だった。別のトピックスでは半導体メーカーの業績が2009年10〜12月期に急回復している様子も報じられている。 [→続きを読む]
先週のニュースは何といってもアップルが発表した携帯多機能情報端末「iPad」だろう。アップルが記者発表するというアナウンスがあると米国のメディアはあーでもない、こうでもないとさまざまな想像を巡らせたものの、結局はやや大きめのタブレットのようなタッチパネル方式の端末だった。別のトピックスでは半導体メーカーの業績が2009年10〜12月期に急回復している様子も報じられている。 [→続きを読む]
先週は電気自動車一色の週であった。週末には、慶応大学発の電気自動車ベンチャーであるシムドライブが推進する標準プラットフォームを利用する自動車の試作に34もの企業や自治体が参加するというニュースがあった。欧州からEU一体で電池を共同開発、充電施設などのインフラ形成を急ぐ、など電気自動車の開発が加速していることがはっきりした。 [→続きを読む]
これまで地味な分野であったパワー半導体に注目が集まっている。パワー半導体の設計・製造法も従来のシリコンプロセスとよく似ており、大電力を扱うための均一化、バラスト、少数キャリヤをうまく利用する方法などの問題はシリコンプロセスと一緒だ。しかし、放熱の問題、熱抵抗をいかに下げるか、という独自の問題もある。大電流だとわずかなインダクタも考慮するRF技術との類似性もあり、半導体の総合技術といえないこともない。 [→続きを読む]
新年2010年を迎え、スマートフォンを巡る衝撃的な発表が先週あった。グーグルがアンドロイドベースの携帯電話機をネットで直販すると発表した。台湾の携帯電話メーカーHTCがグーグルと共に開発した新型スマートフォン「ネクサスワン」を米国・英国向けにネット通販する。一方、アップルも黙ってはいない。パソコンメーカーのデルもスマートフォンを売り出す。 [→続きを読む]
先週のニュースは相変わらず、リチウムイオン電池、太陽電池、パワー半導体などの新しい分野のニュースが多かったのに加え、韓国、台湾の活発な動きも目立った。ただし、目玉となるビッグニュースはなかったと思う。今年最後のニュース解説では、この1年の大きなニュースや動きを拾ってみる。 [→続きを読む]
先週の半導体関係の最大のトピックスは、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの合併契約に正式に調印したことだと思うが、ほとんどのメディアは大きく採り上げなかった。この合併は親会社が決めた周知の事実であり、両社の社員は合併に向けた手続きを粛々と進めていることには変わりはないからだ。 [→続きを読む]
パワー半導体のニュースが目白押しの1週間だった。太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーを発生させる発電所から、それを効率よく送るだけではなく平準化する送電線網のスマート化など、電力エネルギーに関係する市場はこれから膨れ上がる。この電力を直接制御するのがパワー半導体、その入力であるゲートをドライブするトランジスタやICも必要となる。そのICを制御するのがマイコン。電力市場は半導体応用の宝庫だ。 [→続きを読む]
先週は、半導体製造装置とその関連材料・部品などの展示会であるセミコンジャパンが開かれた週であり、装置関係の話題が多かったが、製造装置のトレンドはもはや32nmや22nmなどの微細化ではない。いかにコストを下げるか、生産性を上げるか、といった低コスト化技術の方向へ向かっている。 [→続きを読む]
半導体製造装置市場がゆっくりだが、着実に回復している。先週のニュースでは、製造装置の新工場建設、新工場稼働の発表があり、また半導体製造装置の応用製品である液晶製造装置の中国市場への取り組みがニュースとして報道された。景気後退の懸念材料は「ドバイ・バブルの崩壊」が表面化してきたことだ。 [→続きを読む]
先週のニュースはビジネス的に良いニュースと悪いニュースのまだら模様だったといえよう。まず良いニュースはDRAMの価格が採算レベルに戻ったこと、半導体メモリーメーカにとってはほっと一息つく。経済にとって悪いニュースはエレクトロニクス産業における増資ラッシュとアルプスの海外拠点の閉鎖ニュース。そしてまだら模様は液晶ビジネスも。 [→続きを読む]
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