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セミコンポータルによる分析

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ファウンドリ2社が成長戦略を語る〜TowerJazz編

ファウンドリ2社が成長戦略を語る〜TowerJazz編

ファウンドリ2社が立て続けにプレゼンスを高めるコンファレンスを開催した。イスラエルを本拠地とするTowerJazzと韓国Samsung Electronicsである。TowerJazzがワイヤレスやパワーマネジメント、センサなど微細化に頼らない応用を進め、Samsungは現在7nmプロセスを進め、さらに3nmまでの道筋をつけていて微細化をまっしぐらに行く。対照的な二つのファウンドリを紹介する。 [→続きを読む]

メモリ立ち上がり製造装置は一服、5G向け材料・チップも登場

メモリ立ち上がり製造装置は一服、5G向け材料・チップも登場

世界の半導体株が売られていると日本経済新聞の9月8日に報じられたが、短期的な売りであり、しかも半導体チップというよりもメモリ投資が一段落したことが裏にある。この結果、製造装置が一段落した。チップの方がむしろ好況を維持している。AI、IoTだけではなく5Gへの動きが材料業界にも加速しているからだ。 [→続きを読む]

7月の世界半導体販売額も史上最高の395億ドル

7月の世界半導体販売額も史上最高の395億ドル

SIA(Semiconductor Industry Association)が発表した2018年7月の世界半導体売上額は、前年同月比17.4%増の395億ドルに達しており、今月も過去最高の販売額を示した。この統計は、WSTS(世界半導体市場統計)の集計データをもとに3カ月の移動平均を求め、SIAが毎月発表している(参考資料1)。 [→続きを読む]

8月に最もよく読まれた記事は、直近の半導体トップ15社ランキング

8月に最もよく読まれた記事は、直近の半導体トップ15社ランキング

2018年8月に最もよく読まれた記事は、「2018年上半期世界半導体トップ15社ランキング」であった。これは市場調査会社のIC Insightsが発表した2018年6月までの世界半導体企業トップ15社のランキングである。ファウンドリビジネスの規模を知ることが製造装置企業にとってビジネス上重要と考え、TSMCもそのランキングに含めている。 [→続きを読む]

ルネサスがIDTを買収する?

ルネサスがIDTを買収する?

ルネサスエレクトロニクスが米国の中堅半導体企業であるIDTを買収する方針を固め、最終交渉に入った、と日本経済新聞が9月1日に報じた。続く2日の日曜日には「米IDT、半導体「ヒトの五感担う」ルネサスが買収 自動運転や室内CO2感知」とその狙いまで報道した。なぜIDTなのか、これまでIDTを取材してきた筆者には理解できない。 [→続きを読む]

「AIを制するものが未来を制する」〜孫ソフトバンク会長

「AIを制するものが未来を制する」〜孫ソフトバンク会長

ソフトバンクグループ代表取締役会長の孫正義氏は、四半期ごとの決算発表会では必ず自分の声で決算の数字と共にこれからのビジョンを話す。ソフトバンクについて正しく理解して欲しいからだ。このため長期ビジョンを話すが、毎回少しずつ違う。8月上旬に開かれた、2019年3月期第1四半期(4〜6月)発表会では、AIシフトをテーマとした。 [→続きを読む]

エイブリック、楽しく持続的に成長できる会社へ

エイブリック、楽しく持続的に成長できる会社へ

セイコーインスツルから半導体事業を切り出し、社名を変えたエイブリックが誕生して8カ月が経過した。エイブリックは親会社のセイコーグループから独立、筆頭株主が日本政策投資銀行となった。日本で初めて親会社から独立を果たした半導体メーカーとなった。海外オフィスとも協力し、海外での知名度も高めていく。 [→続きを読む]

セキュリティを高める意識が低い日本企業

セキュリティを高める意識が低い日本企業

8月上旬、生産ラインにある製造装置がウィルスに感染し、生産工場が一時停止した、とTSMCが発表したことは記憶に新しい。半導体工場がインターネットと切り離されているから大丈夫、という考えは通用しない。サイバー攻撃ではなくともウィルスに感染する事件はよくあるからだ。今回のTSMCもその一例。日本企業はセキュリティに対する関心が低い。27日の日経産業新聞はサイバー人材不足の実態について報じている。 [→続きを読む]

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