2018年10月 3日
|技術分析(半導体製品)
ARMは、Cortex-M1およびM3のCPUコアをXilinxのFPGAにソフトコアとして集積しソフトIPとして、誰でも使えるライセンスフリーで提供することを、10月1日から始まったXilinx Developer Forumで発表した。Arm Cortex-MシリーズのCPUコアは、制御命令を主体としてマイコンに使われることが多い。FPGAは主に専用回路を設計するのに適しており、工業用IoTをはじめとする組み込みシステム用途を狙う。
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2018年10月 1日
|週間ニュース分析
9月30日の日本経済新聞によると、AIを活用すると答えた企業は98%にも上ったものの、実際に分析に必要なデータは十分そろっていると答えた企業は1割しかいなかった。これは日経と日経BP社が国内大手133社にアンケート調査した結果だという。AIは始まったばかりの新しい分析技術であり、社会問題を解決するための重要なテクノロジーになる。
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2018年10月 1日
|技術分析(半導体製品)
AI(人工知能)は一時的なブームではない。企業の悩み、社会問題、医療・政府・インフラなど社会の問題を解決するための手段となりつつある。Intelの日本法人のアジアパシフィック・ジャパン担当HPCディレクターである根岸史季氏(図1)は「今やAI(人工知能)は現実的な課題を解くためのツールとして使われるようになってきた」と述べている。Intelがこのほど明らかにしたAI戦略を紹介する。
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2018年9月27日
|市場分析
メモリバブルがようやくはじけた。2018年第4四半期にDRAMの単価が前四半期比でようやく値下がり始めるもようだ。市場調査会社のTrendForceは、2018年の第4四半期におけるDRAMの価格が当初1〜3%で値下がりするとみていたが、9月26日のニュースリリース(参考資料1)によると、5%の値下がりになるとみている。
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2018年9月26日
|技術分析(半導体製品)
人体の心拍数や心電図、体温を測定するウェアラブルのヘルスケア機器を開発するための腕時計型ハードウエアツール(図1)を米Maxim Integratedが開発した。Publitek主催のPre-electronica Media Conferenceで発表したもの。国内でも記者会見を開いた。
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2018年9月25日
|週間ニュース分析
東芝メモリとWestern Digitalは、四日市工場内に3D-NANDフラッシュメモリを製造する第6製造棟と、メモリ開発センターが完成、その竣工式を行ったと共同発表した。9月に入り96層のフラッシュメモリ製品の量産を始めているという。このほか、量子コンピュータを金融が利用し、AIでは利用分野が広がっている。
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2018年9月20日
|技術分析(半導体応用)
Cadenceは、ディープラーニング向けにニューラルネットワーク演算を行うIPコアにおいて、効率よくデータや重みを間引くことで、従来と同じ4000個のMAC演算ユニットで比べると、性能は最大4.7倍。電力効率は2.3倍というAIコアを開発した。2018年末には特定顧客向けに生産が始まる。Publitek主催のメディアイベントで明らかにした。
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2018年9月19日
|市場分析
市場調査会社のIC Insightsは、33項目のIC製品の内28製品がプラス成長、さらに16製品が2桁成長、そして7製品分野がICの予想成長率16%よりも高い成長を遂げるという予想を発表した(参考資料1)。
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2018年9月18日
|週間ニュース分析
先週は、Appleの新型スマートフォンiPhone XSの発表があった。同時に、アプリケーションプロセッサA12 Bionicも新設計にしている。わかる範囲でプロセッサの中身について紹介する。Googleは独自のスマホ「ピクセル」を日本市場に10月投入すると13日の日本経済新聞が報じた。スマホは、メモリ価格がこれまでのように下がってくれるとIoTやウェアラブルのプラットフォームになり今後も成長する余地はある。
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2018年9月14日
|産業分析
前回のTowerJazzのファウンドリ戦略(参考資料1)に続き、今回は韓国Samsung Electronicsを紹介する。Samsungは現在7nmプロセスを進め、さらに3nmまでの道筋をつけていて微細化をまっしぐらに行く。
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