セミコンジャパンに来て改めて感じる半導体産業の成長力と装置業界の対応力

セミコンジャパンが開催中だ。今年は、昨年と比べ小間数、出展者数とも減少し、幕張メッセのメインホール1〜8ホールのうち、2〜8ホールのみと、全館を使っていたこれまでよりも規模が小さくなった。ちなみに初日ののべ参加者は21,500名、昨年の31,500名よりも3割以上減少した。ニコン、キヤノン、東京精密といった大手メーカーが出ていない。にもかかわらず、半導体産業のすごさを改めて感じた。 [→続きを読む]
セミコンジャパンが開催中だ。今年は、昨年と比べ小間数、出展者数とも減少し、幕張メッセのメインホール1〜8ホールのうち、2〜8ホールのみと、全館を使っていたこれまでよりも規模が小さくなった。ちなみに初日ののべ参加者は21,500名、昨年の31,500名よりも3割以上減少した。ニコン、キヤノン、東京精密といった大手メーカーが出ていない。にもかかわらず、半導体産業のすごさを改めて感じた。 [→続きを読む]
大学がこれからの未来を想定し、その実現に貢献する研究を推進し、その活動を社会に示す、ワークショップを東京工業大学統合研究院が11月30日-12月1日にかけ主催した。大きなテーマとして、グリーンICE(information, communications, energy)を掲げた。グリーンは環境にやさしい技術であり、IはIT、IとCでICT、さらにエネルギーを加えた。 [→続きを読む]
アラブ首長国連邦ドバイの信用不安、急激な円高、とグローバル経済の激しい動きが続いている。米国および日本とも、これを受けた株価下落が生じており、グローバルな激しい潮流を一層よくつかんで半導体およびデバイス業界を注視していかなければ、という受け止めである。 [→続きを読む]
「水をめぐって、多くの戦争が起きたことを、あまり日本人は知らない。なぜなら、日本はすばらしい水に恵まれているからだ。しかし世界で、まともに飲める水は、おそらく2.5%しかない。残りはすべて海水なのだ。」 [→続きを読む]
新政府による事業仕分けについてさまざまな事業に関連する分野から賛否両論が出てきている。エレクトロニクスでは次世代スーパーコンピュータ技術の開発予算が凍結という判断をされ、菅直人副総理が待ったをかけた。そもそもこの事業仕分けの基本を考えてみると、国家歳入の2倍もの予算をこれまで認めてきた国会側と、それを提出してきた霞が関側双方に問題がある。 [→続きを読む]
日本の産業の中枢を担う"産業の米"と言われて久しい半導体であるが、絶えず進化する新しい技術により応用分野がこれも絶えず拡大していくという醍醐味が本当にあると思う。米国に追いつけ追い越せから、今やグローバルな協調と競争の業界領域に拡大しており、この伸び続ける面白みを今後の世代につないで共有していかなければ、とライフワークとして取り組む一人としても強まる思いである。 [→続きを読む]
半導体業界宿命のライバル間の訴訟合戦は、小生の場合1980年代から特に意識するようになり、それからでも結構時間が経つとともに、業界規模が大きくなってその競合の切り口も多様化している。ビジネスとして絶えず成長していかなければならない中での節目に、一端槍や矛を収めるという状況が見られると感じるが、時を同じくして今回現状の代表的な2件でその状況が繰り返されている。 [→続きを読む]
半導体集積回路の消費量をドライブするのはその応用であることに間違いはない。今後の応用は何が牽引するのだろうか。応用の歴史をみてみよう。最初の集積回路の市場はIBMなどがECL(emitter coupled logic)やTTL (transistor-transistor logic)を大型計算機(メインフレーム)に応用することで始まったものであると考えている。この事実を見て日本の集積回路開発は戦略的に重要なものとされた。 [→続きを読む]
著者も来年は古希を迎える。歳を取ると昔話がしたくなる。しかし昔話をすると歳をとったと言われる。それが嫌で今まであまり宣伝することはして来なかったが、セミコンポータル津田編集長のAEC/APCの記事(注1)を拝見し、つい書く気持ちに駆られた。AEC/APCの基本特許は筆者によると秘かに自負していたからである。 [→続きを読む]
米SIAから恒例の月次世界半導体販売高の発表、今回は9月、そして7-9月、第三四半期のデータが揃っており、それぞれ前月(8月)比8.2%増、前四半期(4-6月)比19.7%増となっている。そしてこれまた恒例の年次予測の更新も行われており、以下今回はSIA発表が席巻する形であるが、SIA自体の大きな節目も見えてきている。 [→続きを読む]
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