7月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−61

半導体・デバイスの世界で"変わらなければ"と前回本欄で記したが、我が国の政界の方が政権交代が実現して先行する事態となっている。閉塞感の打破 を求める民意がかくも強く映し出された結果と思うが、半導体の世界も"グローバルな協調と競争"というメッセージがますます重みを増してきている状況、環境を、業界の動きをアップデートを続けながらに感じるところである。 [→続きを読む]
半導体・デバイスの世界で"変わらなければ"と前回本欄で記したが、我が国の政界の方が政権交代が実現して先行する事態となっている。閉塞感の打破 を求める民意がかくも強く映し出された結果と思うが、半導体の世界も"グローバルな協調と競争"というメッセージがますます重みを増してきている状況、環境を、業界の動きをアップデートを続けながらに感じるところである。 [→続きを読む]
先月、AT&Tの取材の際に20年ぶりにニューヨークに立ち寄ってブロードウェイを歩いたらABBA(アバ)の音楽を全面的に散りばめたミュージカル「マンマ・ミア」の看板を見かけた。公演はまだ続いていた。これは10年以上に渡る大ヒットになった。2年前には映画にもなり、米国に出張した時に取材先や編集者同士で話題になった。ABBAは世界のポップグループとして再び注目を浴びるようになった。 [→続きを読む]
技術、投資回収など様々な限界、行き詰まり、はたまた昨年後半以降の世界経済不況などにより、止む無く変わらざるを得ないという状況を方々で感じるところがあり、今回注目している。市場好転の兆しがさらに見えているとはいえ、昨年前半以前の水準に向かって戻していく過程では、変わらなければという状況に今後とも遭遇するのではという予感である。 [→続きを読む]
最近、アップル社のiPhone 3GSを分解して見せる記事をよく見かけるが、アップルマークの付いたアプリケーションプロセッサがサムスン製であるという記事も見るようになった。アップル社は部品メーカーなどの情報については決して明らかにしていないが、ケースを分解し、さらにチップもモールドパッケージを発煙硝酸などで溶かして中身を暴く企業が明らかにしている。 [→続きを読む]
NECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合はうまくいかない、と言う人が多い。どだいNECマイコンとルネサスのSHマイコンの設計思想は、あまりにも違いすぎる。また、各半導体工場の製造プロセスもかなりの違いがあり、これを合わせ込むのも大変なことになるのだ。「どうせ今回の合併劇は事業所封鎖、大量の人員リストラをやりたいための方便でしかない」。こう考えるジャーナリストやアナリストも多い。 [→続きを読む]
世界経済の現状について、最悪期を抜け出して下げ止まりつつある、と米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ(Bernanke)議長が指摘とのこと(8月23日付け NIKKEI NET)、やっと全体認識もここに至ったか、というところである。ただし緩やかな回復という警告条件付きは、半導体業界でも当てはまること、何処でも触れられている。そんな中、先々に向けて心地よく感じる新技術が発表され、目についてきている。 [→続きを読む]
先週、米AT&TのGNOC(Global Network Operations Center:ジーノックと発音)の見学とAT&Tの海外戦略を取材する機会に恵まれ、ニュージャージーに行った。AT&T(American Telephone and Telegraph)と言えば、日本のNTTに匹敵する電気通信オペレータ業者であり、NTTが民営化する前に民営・分割を行った企業である。トランジスタを生み出したベル研究所もかつてはAT&Tにあった。 [→続きを読む]
あまりにも落ち込みが大きかったから、急回復という表現がいろいろな切り口で見られる現時点の世界経済の潮流、と言えると思う。中国市場に向かう流れに伴う大きな増減の変動、やむなく売却移転に向かう動き、進めようにも詰まる所立ちはだかるそれぞれの国・地域における壁、・・そういったものをこの潮流の中で特に強く感じている。 [→続きを読む]
7月7日の記事で筆者は「スマートグリッドは半導体の新しい市場になるか」を論じた。スマートグリッドの情報は最初米国から発信された。これは半導体の大きな市場となることができると、筆者はますます考えるに到った。さて、わが国の状況はどうなっているのだろうか? [→続きを読む]
現在の半導体市場状況について率直な受け止め方。新規投資は中国向けに動くホットなビジネスについてだけ。新しいものについては来年になるのではないか。装置ビジネスもまだほとんど動かない現状。これが大方の感じ方と思うが、米SIAからの6月および今年上半期の世界半導体販売高が以下の通り前年同期比ではまだ大きく下回っており、経済危機の前の水準にどう戻していくかにかかる今後の動きということと感じている。 [→続きを読む]
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