2009年8月20日
|津田建二の取材手帳
先週、米AT&TのGNOC(Global Network Operations Center:ジーノックと発音)の見学とAT&Tの海外戦略を取材する機会に恵まれ、ニュージャージーに行った。AT&T(American Telephone and Telegraph)と言えば、日本のNTTに匹敵する電気通信オペレータ業者であり、NTTが民営化する前に民営・分割を行った企業である。トランジスタを生み出したベル研究所もかつてはAT&Tにあった。
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2009年8月17日
|長見晃の海外トピックス
あまりにも落ち込みが大きかったから、急回復という表現がいろいろな切り口で見られる現時点の世界経済の潮流、と言えると思う。中国市場に向かう流れに伴う大きな増減の変動、やむなく売却移転に向かう動き、進めようにも詰まる所立ちはだかるそれぞれの国・地域における壁、・・そういったものをこの潮流の中で特に強く感じている。
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2009年8月11日
|大和田敦之の日米の開発現場から
7月7日の記事で筆者は「スマートグリッドは半導体の新しい市場になるか」を論じた。スマートグリッドの情報は最初米国から発信された。これは半導体の大きな市場となることができると、筆者はますます考えるに到った。さて、わが国の状況はどうなっているのだろうか?
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2009年8月10日
|長見晃の海外トピックス
現在の半導体市場状況について率直な受け止め方。新規投資は中国向けに動くホットなビジネスについてだけ。新しいものについては来年になるのではないか。装置ビジネスもまだほとんど動かない現状。これが大方の感じ方と思うが、米SIAからの6月および今年上半期の世界半導体販売高が以下の通り前年同期比ではまだ大きく下回っており、経済危機の前の水準にどう戻していくかにかかる今後の動きということと感じている。
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2009年8月 7日
|津田建二の取材手帳
キラーアプリとは何か、についてときどき聞かれることがある。何がキラーアプリなのか、もちろんわかればそれに越したことはない。しかし、みんながキラーアプリを知ってしまえばみんなが参入してしまい、ビジネスとしては旨みがなくなる。何をキラーアプリと考えるか、企業によって違うだろう。
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2009年8月 6日
|津田建二の取材手帳
半導体市場はどうやら底を打ったようだ。半導体デバイスの売り上げ、製造装置の売り上げや受注、株価の上昇、米国住宅着工件数の増加傾向、いろいろな景気指標が対前月比でプラスになってきた。しかし、不況が来る前の経済状態にはまだなっていない。今年の後半はどうなるか。昨今の経済状況を整理し、アナリストたちとディスカッションしてきた。
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2009年8月 3日
|長見晃の海外トピックス
電機業界、半導体業界など世界的に底打ち感が、各種経済指標、各社業績はじめ具体的に表れてきている。中国はじめ世界各国・地域の景気回復策が奏功していると考えられるが、今回の危機の発信源、米国の景気後退が長く、回復の兆候も鈍くて、なかなか手放しで歓迎とはいかない全体状況を感じている。グローバルな方々の切実な声、実態を当面、追っていかざるを得ないという受け止めである。
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2009年7月30日
|泉谷渉の視点
東京電力は、「エコキュート」は本当にエコなのよ、という宣伝を繰り返し流している。しかしながら一般ユーザーは、どうせ値段の高い給湯器だから家には必要ない、というほどの関心しか持っていない。
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2009年7月27日
|長見晃の海外トピックス
米国での久しぶりの大規模半導体fab建設起工、戻す度合いはそれぞれであるが大方の予想を上回る回復基調を示している各社業績発表といった記事に、今後への明るい材料を見出している。グローバルに急激な広がりを見せているエレクトロニクス機器市場に向けて、上流の開発設計からそれぞれの末端市場まで如何に分担してサプライチェーンを構築していくか、現下というかもともとあってまたぞろ大きくなる問題意識である。
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2009年7月22日
|津田建二の取材手帳
先週、セミコンウェストが開催され、日本からも参加した業界関係者が多くいた。しかし、セミコンショーへの参加者はこれまでの中でも極めて少ないと言う。来年はもう開催されないかもしれない、と開催を危ぶむ声もあったそうだ。なぜか。展示会、セミコンウェストの存在意義を考えてみよう。
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