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5月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−52

5月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−52

5月の世界半導体販売高は3ヶ月連続で前月比増加しているが、緩く鈍い足取りの戻し基調となっている。これは業界関係いろいろな方々との話でも共通する感覚と受け止めている。まだしばらくは世界の各国・地域の経済情勢に照らして市場需要を模索していく展開が続くものと思われる。 [→続きを読む]

立ちはだかるリソースの壁/市場実態PickUp/グローバル雑学王−51

立ちはだかるリソースの壁/市場実態PickUp/グローバル雑学王−51

微細化の障壁を次々と打ち破って、30兆円のグローバル市場規模が見えてきていた半導体業界が、昨年後半以降の経済危機&不況に直面している現状である。伸びる勢いと豊富なリソースがあってこそのここまでの市場規模拡大と、今になって一層痛切に感じることであるが、ここは何としても乗り越えていかないと。募っていく思いである。 [→続きを読む]

期待のMEMSは半導体の1/40の市場規模〜ファンドリ30社がひしめき利益が出ない

期待のMEMSは半導体の1/40の市場規模〜ファンドリ30社がひしめき利益が出ない

「ナノテクノロジーの有望株と言われたMEMSデバイスは、ここにきて曲がり角を迎えている。現段階で6000億円から7000億円の市場はあると思われ、年間成長率も10%強で推移しており、半導体デバイスの約2倍。しかしながら、市場規模全体から言えばMEMSは半導体の約40分の1という小さな世界で、インパクトが少ない」(アイサプライジャパン 南川明副社長)。 [→続きを読む]

またもやMoore則終焉論議/市場実態PickUp/グローバル雑学王−50

またもやMoore則終焉論議/市場実態PickUp/グローバル雑学王−50

もう何回繰り返されたのだろうか?ムーアの法則の終りが見えてきたという予測が出されて、同じような流れの再生ビデオを見るように、関係各業界から様々な反応が出されている。1965年にGordon E. Moore氏が提唱してから40年あまり、如何に半導体業界をいつまでも活性化する教義の中軸になっているか、現在の経済環境だからこそ改めてその意味を考えさせられるところがあるということと思う。 [→続きを読む]

地デジ放送によって、従来のテレビが停止することをどう国民に伝えるか

地デジ放送によって、従来のテレビが停止することをどう国民に伝えるか

地デジが米国で本格化、従来のアナログテレビは停止した。米国の地デジは本来、今年の2月に全面切り替えだったのを6月まで延長し、国民の喚起を促してきた。ケーブルと衛星テレビを合わせて87%はすでに地デジ対応できるが、残りの13%のうちの2%まで未対応世帯を減らしたと6月12日発行の日本経済新聞で報じている。280万世帯が未対応だそうだ。 [→続きを読む]

「半導体も省エネ」は間違い、半導体こそが省エネ推進の原動力と認識すべき

「半導体も省エネ」は間違い、半導体こそが省エネ推進の原動力と認識すべき

6月18日の日本経済新聞に載った「半導体も省エネ」という記事のタイトルに強い違和感を持った。記事の内容は、半導体も消費電力を減らして省エネに貢献しているというトーンだ。「えっ?」と思った。半導体こそが省エネを推進してきたエンジン、心臓ではないか。新聞記者は何もわかっていないのではないか。セミコンポータルの読者の方は、どのように感じられただろうか。 [→続きを読む]

ファウンドリー業界の激変/市場実態PickUp/グローバル雑学王−49

ファウンドリー業界の激変/市場実態PickUp/グローバル雑学王−49

世界経済は底は打ったという認識が共有されたG8財務相会合(6月12日、イタリア開催)であるが、半導体業界の諸々のデータも、払底した在庫の補充を主に緩やかな上昇に向かう傾向が揃いつつある。今回は、特に大きく落ち込んだファウンドリー業界とその対応に注目している。 [→続きを読む]

システム的な考えを持ち、変革の時代に対応できるSoC力をつけようではないか

システム的な考えを持ち、変革の時代に対応できるSoC力をつけようではないか

先週、ターボリナックスが主催するプライベートセミナーに出席した。テーマはコンピュータの仮想化である。仮想化技術とは、1台のコンピュータなのに異なるOSや異なるプロセッサで動くように見え、まるでコンピュータが複数台あるかのように見せかけるバーチャルな技術である。 [→続きを読む]

変革を成し続けるIBM

変革を成し続けるIBM

現在のように変革の時代になってもこれまでのやり方を頑なに守る企業と、常に変革しながら成長する企業がある。変革している企業の代表例としてIBMを採り上げよう。IBMはInternational Business Machinesという名の通り、電動タイプライター等のビジネスオフィス向けの機械を製造する会社として、1896年(明治29年)にスタートした。日本に100%子会社を作ったのは第2次大戦前の昭和12年、大方の半導体パーソンが産まれる前であった。 [→続きを読む]

半導体は株価の先行指標

半導体は株価の先行指標

最近、半導体分野とはほど遠い人たちから、半導体産業はもうだめなビジネスなんですか、と聞かれた。それも一人や二人ではない。新聞を見ていて、半導体の産業再編ニュースや半導体製造装置産業の赤字決算などの記事を見ていると、そのように感じるらしい。新聞では決して将来性のある産業だとは書いていない。電機業界すなわちエレクトロニクス産業はもう未来がないらしい。なぜこのように暗く見られるのだろうか。 [→続きを読む]

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