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Where there is a will, there is a way (意思あるところに道はある)

Where there is a will, there is a way (意思あるところに道はある)

新しい年が明けたが、我が半導体産業において近い将来の不透明感は依然として高い。事業環境は決して良いとは言えない。人口減少モードの中、為替は円高に振れ、日本人の収入は増加するどころか近年は減少気味であり、その上デフレになっている。国と地方の長期債務は讀賣新聞12月29日版によれば、2010年度末で862兆円と見込まれて膨大している。 [→続きを読む]

SIA発表&賀詞交歓から/市場実態PickUp/グローバル雑学王−79

SIA発表&賀詞交歓から/市場実態PickUp/グローバル雑学王−79

「成長エンジンのアジア」、「環境技術」といったフレーズが、新春の業界会合で共通に出てくる印象である。またここまで高度化してきたconsumer electronics機器の世界を始め、各個人個人の切磋琢磨によりグローバルな消費者市場の支持、共感を捉えることが、今後のビジネス拡大には重要になってきている、という論調を強く感じている。 [→続きを読む]

新年明けましておめでとうございます、新エネルギー時代が始まるこの10年

新年明けましておめでとうございます、新エネルギー時代が始まるこの10年

新年明けましておめでとうございます。今年もセミコンポータルにおいて、良質な記事をお届けしたいと思います。半導体業界を中心に、ハードとソフトを含めた製造業への取材を行い、それを元にテクノロジー、インダストリー、マーケットなどのコラムで半導体産業の役に立つ記事を提供します。ブログはほんの手掛かりにすぎません。ブログの裏付けは記事において反映する、これが基本方針です。今年もどうぞよろしくお願いします。 [→続きを読む]

年越しの総括/市場実態PickUp/グローバル雑学王−78

年越しの総括/市場実態PickUp/グローバル雑学王−78

世界経済不況による大きな落ち込みに対して世界各国・地域の景気回復策を総動員して必死の食い止めに追われた感のある2009年も終わり、新しい年、2010年を迎えている。半導体業界も、慎重な在庫調整・補充、新興市場の旺盛な需要などで、当初のマイナス見込みほどには至らなかったようである。 2009年から2010年への年越しを業界記事から総括してみる。 [→続きを読む]

2009年を総括し、2010年に備える

2009年を総括し、2010年に備える

今年1年間、ご愛読ありがとうございました。2009年最後のブログです。 2009年を振り返ってみると、ひどい落ち込みに見舞われた1年だといえる。特に第1四半期(1〜3月)の世界の半導体デバイスの売り上げは前年同期比29.4%減の4431億ドルを記録した。2月の単月では1423億ドルまで沈んだ。この10月になりようやく、前年同月比4.8%減の2249億ドルまで回復した。この数字は2008年の11月の2087億ドルを超えているため、2009年11月、12月の数字は間違いなくプラス成長に変わるだろう。 [→続きを読む]

2010年はLED設備投資が爆裂する!!〜韓台に対抗する日本勢の戦略に注目

2010年はLED設備投資が爆裂する!!〜韓台に対抗する日本勢の戦略に注目

「このまま手をこまねいていれば、日本が得意とするLEDのマーケットは韓国勢・台湾勢にやられまくってしまう。何故に大型設備投資の計画を打ち出さないのだろう」。LED(発光ダイオード)の化合物材料を供給する企業の営業マンがうめくように言った言葉である。確かに焦点になっている白色LEDについてはこれまで、日本の日亜化学工業、豊田合成など日本勢が圧倒的なシェアを誇ってきた。 [→続きを読む]

グローバルな激動:2009年/市場実態PickUp/グローバル雑学王−77

グローバルな激動:2009年/市場実態PickUp/グローバル雑学王−77

世界経済危機による落ち込み、世界各国・地域の回復に向けた必死の努力に追われた2009年、世界半導体販売高も年半ばでは21.3%の減少かと見られたが、1-10月までの累計では16.6%減となっていて(米SIAの3ヶ月平均データのベース)、食い止める各方面の努力が反映されてきている。緩やかな回復を続けている現時点で、半導体・デバイス業界のこの2009年を振り返る。 [→続きを読む]

仁義なきグローバル商戦/市場実態PickUp/グローバル雑学王−76

仁義なきグローバル商戦/市場実態PickUp/グローバル雑学王−76

長きにわたるGartner社からの速報データでは、半導体業界の2009年売上げは$226 billionで、2008年から11.4%減、ここ25年で6度目の減少になる、とのことである。世界経済危機の渦中で、もっと大きな落ち込みの見方も見られたが、各国・地域の経済対策が奏功、ここまでに踏みとどまったという締め方が大勢にように思う。グローバルな経済の潮流に取り残されないよう、追い付き追い越せ、そのような実態を特に感じるこの1年である。 [→続きを読む]

MIRAIプロジェクトの成果を生かし、社会の役に立たせる方法を考える

MIRAIプロジェクトの成果を生かし、社会の役に立たせる方法を考える

MIRAIプロジェクト成果報告会に出席した。More Mooreとして微細化を推し進める結果、デバイス物理からレビューし、衝突のないバリスティックトランジスタや、FINFETのような3次元トランジスタ構造、ショットキーバリヤのソース接合といったアイデアなど、半導体がさらに発展することは明確になった。半導体産業の重要性も経済産業省は認識している。ならばプロジェクトのやり方を再検討することが重要ではないか。 [→続きを読む]

国家支援なしで競争力のある高性能スーパーコンピュータを作ることは可能

国家支援なしで競争力のある高性能スーパーコンピュータを作ることは可能

海外のスーパーコンピュータは民間企業が開発し、クレイ、SGI、サンマイクロシステムズ、そしてIBMが性能トップ10メーカーに入っている。IBM以外はいずれも日本のNECや日立製作所よりも小さな企業である。しかも性能は日本製よりも高く、価格は安い。国からの援助もない。一方、日本勢は、NECと日立がスーパーコンピュータ分野から手を引き、富士通1社だけが国の援助を受けながら開発を続けている。 [→続きを読む]

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