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台湾市場での好転/市場実態PickUp/グローバル雑学王−44

台湾市場での好転/市場実態PickUp/グローバル雑学王−44

世界的な経済不況に加えて、新型インフルエンザがこれまた世界的な規模の拡がりを示してきている。豚肉、そしてメキシコ料理にはトンでもない災難であり、早期鎮静化をひたすら願うのみである。我が半導体、そしてデバイス市場については、しぶとく好転および新規成長材料を探し出す日々が続いており、今回は以下の通りである。 [→続きを読む]

海外でも否定的なNECエレとルネサスとのショットガン結婚

海外でも否定的なNECエレとルネサスとのショットガン結婚

まだ顔を見たこともない英国の半導体アナリストと先日、電話でディスカッションしていたところ、NECエレとルネサスとの合弁は、(サッチャー改革が始まっていない)30年前の英国だね、まるでショットガン結婚だ、というコメントをいただいた。ショットガン結婚って何?と聞き返すと、子供ができちゃってしかたなく一緒になるような結婚だそうだ。それも、親会社同士が無理やりくっつけた子会社同士の結婚だという。いわば前向きではない結婚のこと。 [→続きを読む]

3月の半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−43

3月の半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−43

米SIA発表の月次世界半導体販売高、やっと3月が前月比3.3%増とプラスに転じている。グローバル経済危機の影響で、前年同月比では6ヶ月連続のマイナスであり、まだまだ先行き如何を見つめていかなければならないと思う。 豚インフルエンザの拡がりも、改めて現在のグローバルな交流・行き来を感じるとともに、市場への影響の追加要因と受け止めている。 [→続きを読む]

生き残るものは強者ではない、賢者でもない、ダーウィンの示唆が生きる現代

生き残るものは強者ではない、賢者でもない、ダーウィンの示唆が生きる現代

進化論を著したチャールズ・ダーウィンの言葉を、全く違う企業2人のアメリカ人から聞いた。メンターグラフィックスのCEOであるWalden Rhines氏とザイリンクスのシニアバイスプレジデントのVincent Ratfort氏の二人の別々の日に行われた講演だ。4月初めにサンフランシスコで行われたGlobalpress Connections主催のeSummit2009において、引用したダーウィンの言葉は、「生き残る種は強者ではない。極めて賢い者でもない。変化に最も柔軟に対応できる者だ」である。 [→続きを読む]

「ソリッドステート技術」が20〜30年ぶりにやってきた

「ソリッドステート技術」が20〜30年ぶりにやってきた

20年ぶりだろうか、30年ぶりだろうか、Solid Stateという言葉を聞いたのは。昔は真空管から半導体トランジスタに置き換わるようになったため、チューブに対してソリッドステートという言葉が半導体を指すようになった。かつて、増幅器は真空管が主力だったが、半導体トランジスタでも増幅器ができるようになり、固体の方が真空管よりも信頼性が高くなるだろうと予想された。 [→続きを読む]

注目の経済地域/市場実態PickUp/グローバル雑学王−42

注目の経済地域/市場実態PickUp/グローバル雑学王−42

半導体業界は底入れの空気が斑模様で見えている感じがするが、今や半導体という枠組みに留まるのではなく、市場経済全体の視点で見つめざるを得ない状況ということと思う。"産業の米"と言われてから相当経つが、あらゆる産業分野に浸透していて、半導体の動静、動向は世界経済の状況、推移をますます色濃く映し出す指標にも思えてきている。 [→続きを読む]

産業再生法による新投資ファンドの設立、大学に眠っている技術を探すとは何?

産業再生法による新投資ファンドの設立、大学に眠っている技術を探すとは何?

先の4月22日にようやく「改正産業活力再生法」(通称、産業再生法)が国会で成立した。ここで初めて、エルピーダやパイオニア、日立製作所などへの公的資金を資本注入できるようになる。実際には日本政策銀行を通じての出資となる。ただ、この再生法の改正点には官民の投資ファンドの設立も含まれている。その投資ファンド企業について日本経済新聞が4月23日付けで述べている。 [→続きを読む]

続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスの経営統合についての第1報には、本当に驚かされたところがある。一寸先は闇、と政界ではよく表わされるが、半導体業界も土壇場にきてどう転ぶか、昨今のDRAM業界、そして今回となかなか分からないところを感じている。 [→続きを読む]

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが統合するとの一部報道があり、世間を騒がせている。これをスクープした日本経済新聞の論調は、この両社を合わせた生産額は、およそ約130億ドルとなり、インテル、サムスンに次ぐ世界第3位の半導体メーカー誕生と持ち上げている。しかしながら、辛口で知られる高名なアナリストにこの経営統合をどう思いますかと聞いたところ、次のような答えが返ってきた。 [→続きを読む]

日本で得られる米国情報と現地で得られる情報との大きな温度差

日本で得られる米国情報と現地で得られる情報との大きな温度差

3月末〜4月はじめにかけて米国サンフランシスコに滞在していた。日本から「『GMが破綻するかも!?』。世紀の瞬間に立ち会えそうですね!貴重な体験。報道すごそうですね。」というメールをいただいた。しかし、米国ではテレビをみても新聞を見てもGMが破たんするかも、というニュースは見られない。あれ?見逃したかな?と思い、テレビは欠かさず見るようにしていた。PCで仕事している時でもテレビは消さなかった。USA TodayもNY Timesも集めた。しかし、ない。 [→続きを読む]

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