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落ち込みの実態/DRAM業界の混沌/グローバル雑学王−29

落ち込みの実態/DRAM業界の混沌/グローバル雑学王−29

金融危機がデバイス業界に及んでいる影響が、具体的な各社業績発表に表われてきている。連日報道されているように世界全体、ほとんどの業種が大きな落ち込みに見舞われている中、我が半導体関係も推して知るべしではあるが、統合再編の動きが激しいDRAM業界とともに、以下実態の受け止め方である。 [→続きを読む]

イタリア発の電池は飛躍的に発展した!!〜リチウムイオンのもたらすインパクト

イタリア発の電池は飛躍的に発展した!!〜リチウムイオンのもたらすインパクト

「半導体や液晶の材料が注目されるのはわかりますけど、今後の焦点はリチウムイオン電池の材料なのよ。それにしても、電池という技術はあの女好きのイタリア男から始まったということを知らない人が多いわ」。みずほインベスターズ証券にあって、電子材料系のアナリストとして売り出し中の山鹿亜紀子(やまがあきこ)氏の談話である。 [→続きを読む]

仕事ができる人の4つの共通点

仕事ができる人の4つの共通点

年が改まって平成21年の新春を迎えた。近くの公園では寒い中で準備をしてきた紅梅が可憐な花を咲かせており、気持ちの和むひとときである。電子・情報・通信関連分野の技術コンサルタントをしている関係から、ベンチャー企業や中堅企業を訪問し経営者の方と話をすることも多く、そのような方々との話の中から各経営者の独自性と共に仕事ができる人に共通する点を目の当たりする機会が多い。 [→続きを読む]

半導体は全体を俯瞰して“擦り合わせる”ことが必要な産業

半導体は全体を俯瞰して“擦り合わせる”ことが必要な産業

半導体産業は、自動車産業と同様に、(日本人が得意な)“擦り合わせ”型の産業である。ではなぜ、自動車は世界最強であるにも関わらず、半導体はそうではないのか?その原因は、組織が“擦り合わせ”に相応しい構造をしていないことにある。日本人が得意な“擦り合わせ”を生かすためには、どうすべきか。その解決策を提案する。 [→続きを読む]

ISSに見る2009年予測/台湾DRAM業界の動き/グローバル雑学王−28

ISSに見る2009年予測/台湾DRAM業界の動き/グローバル雑学王−28

1年で最も寒いかと感じるこの時節、1月半ばに、本年の景況感を占ういろいろな見方が表わされるが、この世紀に一度の経済危機と言われる中では、落ち込みはどの程度か、戻すのはいつか、そして業界の統合再編は如何に、・・・、様々な見解を眺めて我が身の感じ方と見比べている。 [→続きを読む]

最近よく言われる「ピンチをチャンスに」の具体例を早く見たい

最近よく言われる「ピンチをチャンスに」の具体例を早く見たい

中国政府が通信キャリヤに対して、3G携帯電話システムにライセンスを与えたことが明らかになった。中国には携帯電話の通信方式が3つ共存する。一つは中国独自のTD-SCDMA方式と、残り二つは世界標準となっているW-CDMAとCDMA2000 1xEV-DOである。TD-SCDMA方式を採用する通信キャリヤのチャイナモバイル社は参入する企業がまだ7社しかなく少なすぎるので、外国企業の参加を呼び掛けている、という報道をGSMA Mobile Businessニューズレターでみた。 [→続きを読む]

2009年の市場展望を取材して、必要以上に不況をあおりすぎると感じた

2009年の市場展望を取材して、必要以上に不況をあおりすぎると感じた

最新の市場調査会社の資料やヒアリング、取材などをとおして、14ページにわたる2009年の半導体市場展望を書き終えた。電子機器市場、半導体デバイス市場、製造装置市場について議論した私のレポートは、「エグゼクティブサマリーレポート2009年2月号」として、紙媒体で発行する。これはセミコンポータル会員だけのサービスで、次の飛躍に向けて参考にしていただきたいという気持ちを込めて書いた。 [→続きを読む]

新年の集まりから/気になる市場実態把握/グローバル雑学王−27

新年の集まりから/気になる市場実態把握/グローバル雑学王−27

晴天に恵まれた静かなお正月が終わって、気分一新で臨む仕事のスタート、第1週。恒例の新年の会合ではいずれいずこも厳しさ一点張りの基調、現下の経済状況では致し方なしというところ。それではということで、少しでも良い兆し、変化というものを求めて、新年当面、本欄記入に臨んでいく所存である。 [→続きを読む]

芸能ニュースに見る、司法は本当に大丈夫か、われわれの知財ビジネスは大丈夫か

芸能ニュースに見る、司法は本当に大丈夫か、われわれの知財ビジネスは大丈夫か

今年は、IPR(知的財産権)や特許などのIPをもっと重視することで付加価値を上げ、企業価値も高めていくという戦略がこれからの日本企業には重要になってくると思う。この件に関して、エレクトロニクス、半導体には直接関係ないと思われるような芸能関係の裁判の判決が昨年暮れに出され、どうしても心に引っ掛かることがあったので紹介していく。12月27日付けの日本経済新聞に掲載された芸能記事(社会面)によると、歌手の槙原敬之氏に漫画家の松本零士氏が220万円の損害賠償を支払えという判決が出ている。 [→続きを読む]

今年のキラーアプリは環境ビジネスにあり、半導体市場はここから爆発か

今年のキラーアプリは環境ビジネスにあり、半導体市場はここから爆発か

明けましておめでとうございます。 今年は、太陽電池やリチウムイオン電池など、環境関連電子部品がブームになる元年ではないか、と考えている。太陽電池にせよ、リチウムイオン電池にせよ、半導体にもここにビジネスチャンスがある。半導体メーカーにとって太陽電池はやっていない、電池も関係ない、というのではダメ。太陽電池の製造技術はフラットパネルディスプレイ技術と酷似しており、製造装置メーカーが太陽電池へとシフトすることはごく自然の成り行きだが、半導体チップメーカーにも実は大きなチャンスとなる。 [→続きを読む]

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