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深刻な余波と対策の動き/今後の有望技術/グローバル雑学王−23

深刻な余波と対策の動き/今後の有望技術/グローバル雑学王−23

悪いニュースにはもうこりごり、英語の見出しにもTired of the bad news?とあり、グローバルな経済危機の渦中にあって、何処も同じ心境ということと思う。そうは言っても休んでいても仕方なし、何か打開に向けて動かなければ何も出てこないし、有望な材料をなんとか見い出していかなければ。 [→続きを読む]

DRAM 1ドル時代の到来 一般汎用技術の基盤となった半導体

DRAM 1ドル時代の到来 一般汎用技術の基盤となった半導体

1GビットDRAMのスポット価格が1ドルを切った。PC、インターネット、携帯電話などのIT技術が一般汎用技術となったことが、この背景にある。すなわち、半導体は、一般汎用技術を支える基盤となったのである。IT革命の本質は、情報処理コストと通信コストの劇的な低下にある。これにより、半導体は、常に、価格下落の猛烈な圧力に曝されている。現在、世界金融恐慌が吹き荒れている。生存の危機に瀕している半導体関連メーカーもあるに違いない。しかし、明けない夜はない。必ず夜明けがやってくる。ただし、昨日とは異なる明日になるに違いない。一般汎用技術の基盤となった半導体に対して、それに相応しい企業への転換が必要である。 [→続きを読む]

10月半導体販売高/a far cry, overly/グローバル雑学王−22

10月半導体販売高/a far cry, overly/グローバル雑学王−22

この1年を締め括る時節であるが、グローバルな金融危機の影響がデバイス、エレクトロニクス業界の直近の業績予測および今後の見通しに一層具体的に表れてきている。ここ数ヶ月の急変事態であるだけに、なるべく多くの角度から全貌、実態の把握に努めて、今後の方向を的確に見定めることと感じている。 [→続きを読む]

半導体製造装置の新しいビジネスモデルを考えよう

半導体製造装置の新しいビジネスモデルを考えよう

かつて、メインフレームコンピュータは買い取りではなく、リース販売であった。1台の価格が高額すぎて1社ではとても購入できない機械だったからだ。今、半導体製造装置があまりにも高額すぎて半導体メーカー1社が購入できない商品になってしまった。もはや装置を売り切る時代ではなくなってきたのではないだろうか。製造装置はリースで借りて使うもの、という商習慣を普及する時期に来ているように思う。このような前提に立てば、業界再編やコラボレーション、キャッシュフロー経営などさまざまなビジネスモデルが変わる。 [→続きを読む]

セミコンジャパン出展社減少から転じて、未来につながるビジネスを描こう

セミコンジャパン出展社減少から転じて、未来につながるビジネスを描こう

今回の景気後退の影響はセミコンジャパンでも表れている。出展社、出展小間数は昨年よりもやや減少している。セミナー会場でも、セミコン前夜祭のPresident partyでも肩が触れ合うような混雑ぶりではなかった。企業からの参加者が有料セミナーやパーティでは激減したと言ってよいだろう。聞けばメディアが主催する有料セミナーでも同じことが起きている。参加者がかなり減っている。 [→続きを読む]

カーエレクトロニクスから始まる半導体チップのトレーサビリティ

カーエレクトロニクスから始まる半導体チップのトレーサビリティ

11月10日の週は、丸丸1週間ドイツのミュンヘンで開かれたエレクトロニカ2008を取材する機会に恵まれ、併設されたWireless Congress 2008やカーエレクトロニクス関連のセミナーなども含めて取材した。カーエレクトロニクスセミナーでは、インフィニオンのハイブリッドカー向けの3相モータードライブ用モジュールの発表とともに個別取材で話をうかがうことができた。カーエレクトロニクスでは部品のトレーサビリティへの関心がきわめて高いことがわかった。 [→続きを読む]

続く鈍化傾向/ISSCC今昔/グローバル雑学王−21

続く鈍化傾向/ISSCC今昔/グローバル雑学王−21

9月後半の金融危機以降、じっと我慢のなるべく早期回復を願うトーンしか表わしようがない状況である。そうは言っても、こういうときこそ新しくて本当に良いものへの切り替えタイミングの絶好機、今はひたすらその方向で精励することと自分に言い聞かせる日々である。 [→続きを読む]

急転の半導体予測/デバイス世代の推移/グローバル雑学王−20

急転の半導体予測/デバイス世代の推移/グローバル雑学王−20

米SIAはじめ半導体関係の市場予測の見直しが相次いで発表されている。9月後半以降の金融危機の影響を受けて、急転直下の大幅なマイナス修正となっており、本年のグローバル半導体販売高は前年比やっとプラスをキープするか、あるいはマイナスに落ち込むか、といったすれすれの見方になっている。 [→続きを読む]

ドイツのインターネット事情の悪さから見えてきた日本の美観への鈍さ

ドイツのインターネット事情の悪さから見えてきた日本の美観への鈍さ

ドイツのホテルではインターネット料金が24時間で22ユーロ(3000円弱)と高くて驚いた。無線でも有線でも同じだ。無料のワイヤレスLANなんて存在しないようだ。ミュンヘンの見本市会場ではワイヤレスLANはあることはあるが、プリペードカードを購入して使う仕組みだ。カードにはIDとパスワードが書かれており、パスワードは銀ペーストのような薄い膜で隠されており、コインで削って出てくる。なぜインターネットが高いのか。ドイツ人に聞いてみた。 [→続きを読む]

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