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「ソリッドステート技術」が20〜30年ぶりにやってきた

「ソリッドステート技術」が20〜30年ぶりにやってきた

20年ぶりだろうか、30年ぶりだろうか、Solid Stateという言葉を聞いたのは。昔は真空管から半導体トランジスタに置き換わるようになったため、チューブに対してソリッドステートという言葉が半導体を指すようになった。かつて、増幅器は真空管が主力だったが、半導体トランジスタでも増幅器ができるようになり、固体の方が真空管よりも信頼性が高くなるだろうと予想された。 [→続きを読む]

注目の経済地域/市場実態PickUp/グローバル雑学王−42

注目の経済地域/市場実態PickUp/グローバル雑学王−42

半導体業界は底入れの空気が斑模様で見えている感じがするが、今や半導体という枠組みに留まるのではなく、市場経済全体の視点で見つめざるを得ない状況ということと思う。"産業の米"と言われてから相当経つが、あらゆる産業分野に浸透していて、半導体の動静、動向は世界経済の状況、推移をますます色濃く映し出す指標にも思えてきている。 [→続きを読む]

産業再生法による新投資ファンドの設立、大学に眠っている技術を探すとは何?

産業再生法による新投資ファンドの設立、大学に眠っている技術を探すとは何?

先の4月22日にようやく「改正産業活力再生法」(通称、産業再生法)が国会で成立した。ここで初めて、エルピーダやパイオニア、日立製作所などへの公的資金を資本注入できるようになる。実際には日本政策銀行を通じての出資となる。ただ、この再生法の改正点には官民の投資ファンドの設立も含まれている。その投資ファンド企業について日本経済新聞が4月23日付けで述べている。 [→続きを読む]

続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

続く業界再編/市場実態PickUp/グローバル雑学王−41

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスの経営統合についての第1報には、本当に驚かされたところがある。一寸先は闇、と政界ではよく表わされるが、半導体業界も土壇場にきてどう転ぶか、昨今のDRAM業界、そして今回となかなか分からないところを感じている。 [→続きを読む]

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

日本の電機再編は意味あるか〜ルネサス/NECエレの経営統合がもたらすもの〜

ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが統合するとの一部報道があり、世間を騒がせている。これをスクープした日本経済新聞の論調は、この両社を合わせた生産額は、およそ約130億ドルとなり、インテル、サムスンに次ぐ世界第3位の半導体メーカー誕生と持ち上げている。しかしながら、辛口で知られる高名なアナリストにこの経営統合をどう思いますかと聞いたところ、次のような答えが返ってきた。 [→続きを読む]

日本で得られる米国情報と現地で得られる情報との大きな温度差

日本で得られる米国情報と現地で得られる情報との大きな温度差

3月末〜4月はじめにかけて米国サンフランシスコに滞在していた。日本から「『GMが破綻するかも!?』。世紀の瞬間に立ち会えそうですね!貴重な体験。報道すごそうですね。」というメールをいただいた。しかし、米国ではテレビをみても新聞を見てもGMが破たんするかも、というニュースは見られない。あれ?見逃したかな?と思い、テレビは欠かさず見るようにしていた。PCで仕事している時でもテレビは消さなかった。USA TodayもNY Timesも集めた。しかし、ない。 [→続きを読む]

隆盛の宴の後/市場実態PickUp/グローバル雑学王−40

隆盛の宴の後/市場実態PickUp/グローバル雑学王−40

原油価格高騰、新興国市場の急拡大、と昨年の今頃にワンパターンで表わし続けたのが、今となっては懐かしい感じすら湧いてくる。昨秋の金融危機以降のあまりにも大きな様変わりで、なにやら本欄を記すのも凝り固まってしまって、何か明るさの見える糸口はないものか、と逆転のこれまたワンパターンが続いている。 [→続きを読む]

日本発の環境会議、EcoDesign2009が論文募集、環境を製品レベルから社会へ

日本発の環境会議、EcoDesign2009が論文募集、環境を製品レベルから社会へ

エコデザイン国際シンポジウム、EcoDesign2009が10年目、第6回目を迎える。1999年に東京大学の須賀唯知教授を中心に第1回を開催した後、隔年で開催してきた。今回はちょうど10年を経過し、11年目に入る。この間、欧州からWEEE(Waste Electrical and Electronic Equipment)やRoHS(Restriction of Hazardous Substances)、さらにREACH(Registration, Evaluation, Authorization and restriction of Chemicals)など、さまざまな環境対応の規制ができた。 [→続きを読む]

日本が誇るパワー半導体の実力、IGBTは日本の発明

日本が誇るパワー半導体の実力、IGBTは日本の発明

わが国の半導体産業は立体的であり良いバランスがとれた形を成しているといえよう。DRAMやフラッシュメモリー、マイコンとも呼ばれるMCU、そしてロジックLSI…の数々。その上に多彩なディスクリートデバイスを展開していて、中でもパワー半導体は素晴らしい。 [→続きを読む]

不況はいつ戻るか、回復のタイミングをいかに捉えるかを探るSPIフォーラム

不況はいつ戻るか、回復のタイミングをいかに捉えるかを探るSPIフォーラム

ようやく、不況の底を打ったかのようなニュースが次々と出てきている。ただし、よく見ると、10〜2月の間、抑えに抑えてきた在庫がなくなりかけてきただけのようでもある。強い需要が出てきたわけではなさそうだ。その間、前年比で50%減という強い生産抑制を行ってきたその反動が出てきたのである。このため、この2月比でみると生産増強という事態になってきた。 [→続きを読む]

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