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半導体産業の潮流から今年を占う〜エグゼクティブサマリーレポートを発行

半導体産業の潮流から今年を占う〜エグゼクティブサマリーレポートを発行

今年の半導体産業はどうなるか、今年もまた世界中のアナリストのデータと取材を元に占ってみた。これを特集記事として2013年の半導体市場展望を企画した。この記事は、ウェブではなく紙媒体の「セミコンポータル エグゼクティブサマリーレポート」に掲載した。本全体は185頁建て。 [→続きを読む]

グローバルな激流のなか、弛まざる微細化、アプリ進展への融合

グローバルな激流のなか、弛まざる微細化、アプリ進展への融合

パソコン、携帯電話ともに大括りな販売数量全体が、昨年、2012年は前年を若干ながら下回る一方、スマートフォン、タブレットはじめモバイル機器の世界的な大活況が見られたという昨年の市場の概況がますます鮮明となるデータが揃ってきている。このようなグローバルな激しい流れに適合していくよう、各国・地域の動き、具体的なアプローチが見えてきているが、1つは従来から変わりない微細化の追求があってこそ、もう1つ、伸びるアプリ市場の展開に向けたさらに包括的な融合の動きを受け止めている。 [→続きを読む]

ナノテクの工業化には計測、製造モニター技術も重要

ナノテクの工業化には計測、製造モニター技術も重要

今年も1月30日〜2月1日に東京ビッグサイトでnano tech 2013(参考資料1)が開催された。年々充実され、盛況になっていくのが肌で感じられるのは喜ばしい。昨年も記述(参考資料2)したが、専門家や、研究機構の室長あるいは大学教授クラスまでが説明員としてブースに立ち、懇切丁寧に話をしてくれるのもこの展示会の特徴である。筆者のように組織を退職し、わからないことを気楽に聞ける環境を失った者にとって、日頃の不明な点を専門家の説明で一挙に解消し、かつ思い浮かばなかった点についても気付かされることがあるのは、大変ありがたいことでもあり、楽しいことでもある。 [→続きを読む]

前年を若干ながら下回る世界半導体販売高、米国のjobs創出重点化

前年を若干ながら下回る世界半導体販売高、米国のjobs創出重点化

米SIAから定例の月次世界半導体販売高の発表があり、今回は昨年、2012年の総括りのタイミングである。2011年の総販売高、$299.5 billionから2.7%減の$291.6 billionということで、この集計での$300 billionの壁の厚さをこの数年繰り返す感じ方となっている。半導体業界では最先端微細化技術、大きく世界経済では特に先進経済圏でのjobs創出・拡大に向かう大きな壁の打開・打破が喫緊の課題と思うが、米SIAそして間近のObama大統領一般教書演説でもjobs創出が最重点と極めて明確なスタンスが打ち出されている。 [→続きを読む]

世界的株高・円安、半導体在庫、対する警戒、慎重な姿勢

世界的株高・円安、半導体在庫、対する警戒、慎重な姿勢

デフレ脱却に向けて大きく前進するシナリオを進める我が国であるが、昨今の急速な円安・株高が国内エレクトロニクス業界はじめ各社業績に早速の急回復として見えてきている。世界的にも同時株高の様相となっており、当面本物の景気回復につながるかどうか、世界の経済情勢に注目ということと思う。モバイル機器の活況のなか昨年末にきて高水準の在庫となっている半導体市場では、今後本当に景気拡大となるかに警戒感、あるいは慎重な姿勢が強まる状況が見られている。 [→続きを読む]

Li+電池のバラ色成長予想に陰り〜お家芸の材料では日本勢の優位が継続

Li+電池のバラ色成長予想に陰り〜お家芸の材料では日本勢の優位が継続

ボーイング787の不具合は国内外に多くの波紋を呼んでいる。1機あたりの推定価格が約200億円であり、800機を作る計画であるからして16兆円の大型商談が予想されているのだ。ところが、787の安全性に問題があると認定されれば、この生産計画は著しく狂ってしまう。炭素繊維、リチウムイオン電池をはじめとする多くの先端部材を、ボーイングに供給している日本の部品/素材メーカーには大打撃となってしまうだろう。 [→続きを読む]

早々の波紋…アップル業績、Samsung設備投資、在庫高水準

早々の波紋…アップル業績、Samsung設備投資、在庫高水準

パソコン低迷、モバイル機器活況という時代の節目を感じさせながらの新年となって、今回は必然的にモバイル機器をリードするアップルおよび市場の伸びを引っ張るサムスンの業績、それを受けての設備投資、半導体市場予測の発表という、これも恒例、早々の波紋を受け止めている。アップルは過去最高の四半期売上高&純利益を記録したものの、横這いで次の伸びの一手が見えないという市場の見方から株価急落、時価総額首位の座も明け渡すとともに、サムスンの半導体設備投資にもブレーキがかかる動きとなっている。 [→続きを読む]

早々の激動、ファウンドリーを軸に半導体業界の大きな転換

早々の激動、ファウンドリーを軸に半導体業界の大きな転換

スマートフォン、タブレットなどモバイル機器活況の一方、パソコン低迷という昨年、2012年の流れを引いて迎えた新年、2013年であるが、早々に関係各社業績に顕著に表れるとともに、2012年ファウンドリー売上げランキングではその流れに沿った順位の大きな変動がトップ5のなかで見られている。 加えて、450-mmウェーハ、EUVリソなど最先端技術およびグローバル経済の方向性など、応用システムの市場ニーズそしてその市場地域圏それぞれでの具体的な展開如何に大きくかかる半導体業界の全体模様を受け止めている。 [→続きを読む]

ITの普及が通販ビジネスを加速、半導体市場を拡大

ITの普及が通販ビジネスを加速、半導体市場を拡大

1995年にWindows 95 OSがリリースされて以来、それを搭載した PC が広く普及し、IT ではクラウドなどが出現し、小売ビジネスにまで波及し、その様相が一変して来ている。日常生活に必要な衣服や食品はもちろんだが、工具などを扱う業者も出て来た。さらに最近は大量の印刷を通販で請け負う業者さえ出て来た。印刷の場合は原稿をPDFなどのフアイルをネットで送付する。 [→続きを読む]

本格始動、市場気分の高揚を本物に、新分野・市場地域への期待

本格始動、市場気分の高揚を本物に、新分野・市場地域への期待

本格的に動き始めた2013年、賀詞交歓会や新年挨拶の話し合いも、政権交代が行われて円高・デフレ脱却に向けた金融政策、そして財政政策、成長戦略という「3本の矢」が謳われ、まさに市場気分が高揚、盛り上がるなか、新しい市場分野、そして成長著しい市場地域が話題に上ってきて大きな期待感に包まれるところがある。この熱気が本当の本物の我が国の再生に向けて結実していくよう、特に昨年大変な苦境に見舞われた半導体・エレクトロニクス業界だからこそ一層強まる思いである。 [→続きを読む]

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