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モバイルDRAMの設備投資が再開されてきた!!〜3次元NANDの量産化はまだ先

モバイルDRAMの設備投資が再開されてきた!!〜3次元NANDの量産化はまだ先

パソコンおよびデジタル家電、さらにはスマートホンやタブレット端末のメインメモリとして活躍しているDRAMの市場に活気が戻ってきている。2012年は市況低迷の影響から、設備投資が大幅に抑制され、これがとりわけ製造装置メーカー、材料メーカーにかなりの影響を与えてきたのだ。 [→続きを読む]

一層鮮明化するグローバルなコラボおよびつばぜり合いの構図

一層鮮明化するグローバルなコラボおよびつばぜり合いの構図

グローバル市場での優位性、覇権を巡って、各プレーヤー、各経済圏の接近、駆け引きなど活発化してきている。Appleのプロセッサ製造受注についてTSMCとSamsungが真っ向から競合、また、新興経済圏の先進経済圏主導に対抗する外貨準備基金の創設というつばぜり合いの動きに対して、アジア企業と日本企業、そして日米の半導体メーカーが日本を舞台にした用途開発に取り組むというコラボの動きが見られている。"グローバルな協調と競争"が激動する市場のなかで新たな段階模様を帯びてきている。 [→続きを読む]

MWC報告をベースに半導体産業のゆくえを占う〜4月5日ワークショップ開催

MWC報告をベースに半導体産業のゆくえを占う〜4月5日ワークショップ開催

半導体産業はこれから先、どうなるのだろうか。少なくとも日本だけを取材していてはその全貌をつかむことはできない。先月、Mobile World Congress(MWC)に参加する機会に恵まれ、スペインのバルセロナに行ってきた。この展示会は元々、通信オペレータ(NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなど)の集まるイベントであったが、今やオペレータの上を行くビジネスを展開しているアップル社やグーグル社などOTT(Over the top)も携帯機器市場のど真ん中にいる。もちろん、半導体メーカーも多い。とにかく動きが速い。 [→続きを読む]

ファウンドリー業界での続く脈動…最先端連携、中国勢

ファウンドリー業界での続く脈動…最先端連携、中国勢

特に今年に入ってから、ファウンドリー業界関係の話題が集中して上がってくる傾向を受け止めている。モバイル機器対応の製造を軸に、圧倒的首位のTSMCにSamsungおよびGlobalfoundriesが急伸して迫るランキング構造になるとともに、Intelが最先端プロセス技術ファウンドリー事業を展開、Globalfoundriesからは積極的なビジネスモデルの提言、提案と、息つく間もない感じ方である。今回もまたまたその流れ、最先端技術での連携と中国ファウンドリー勢の活動からくる引き続く脈動である。 [→続きを読む]

シリコン(001)面ものがたり

シリコン(001)面ものがたり

今、日本の半導体産業は残念ながら弱体化してきた。しかし、かつてはもっと弱かった。それでも大国(米国)に挑戦してきた。1960年代、欧米のデバイスメーカーはMOSFETの開発の最中で、種々の技術を競っていた。弱かった日本が挑戦した例として、(001)面のMOSFET技術を紹介しよう。この開発ではむしろ日本が先頭に立ち、以降の半導体産業全体でトップに立つことができるようになった。この技術は当時、米国でも手がついていなかったようだ。 [→続きを読む]

絞られた最先端プレーヤー間の"Appleパイ"を巡るせめぎ合い

絞られた最先端プレーヤー間の

Apple社モバイル機器の売上げ鈍化が報じられているなか、次のiPhoneなどに向けた製造受託獲得を巡るファウンドリー・プレーヤー間の戦いが繰り広げられている。今までSamsungがプロセッサ製造を行っていたが、諸般の状況から次機種についてはTSMCそして半導体最大手、Intelの登場が取り沙汰されている。最先端半導体プレーヤーの顔ぶれがますます絞られていくなか、パソコンからモバイル機器への流れを受けて、今度は"最先端ファウンドリー製造"による今後の"Appleパイ"を巡るせめぎ合いの局面である。 [→続きを読む]

シャープは「デバイスと商品のスパイラル展開戦略」で復活を

シャープは「デバイスと商品のスパイラル展開戦略」で復活を

シャープは2012年9月15日に記念すべき100周年を迎えた。だがそのシャープが深刻な経営不振に陥っている。その原因として、堺工場への無謀な投資とそれに伴う高額の負債、経営陣のリーダーシップの欠如などさまざまな分析がなされている。今、経営の立て直しの途上であり、再建の一助となればと思い筆を執った。 [→続きを読む]

明るい出だしの1月の世界半導体販売高、当面の経済安定性に注目

明るい出だしの1月の世界半導体販売高、当面の経済安定性に注目

米SIAからの恒例の世界半導体販売高発表、2013年の出だし、1月分が発表されている。前月からは2.8%下回っているが、これは季節的パターンの範囲内として、前年同月比では3.8%上回っているというのは明るい材料という大方の受け取りとなっている。中国も7.5%と安定成長に入る経済成長率目標が打ち出すなか、雇用情勢、株高と世界の弾みを引っ張る米国の安定した舵取りに大きくかかるのは、我が国そして半導体業界も然りという状況と見る。この弾みから期待する消費動向など、当面の経済の成り行きに注目である。 [→続きを読む]

Intelの最先端プロセス技術ファウンドリー事業展開の波紋

Intelの最先端プロセス技術ファウンドリー事業展開の波紋

Intel社がFPGA大手、Altera社に対して最先端の14-nm FinFETプロセス技術によるファウンドリー製造事業を行うことを発表、波紋を広げている。新進気鋭のFPGA開発会社に対する同様の対応がここ数年見られていたが、こんどはFPGA大手ということで、もう一方の雄、Xilinxに対して、そしてファウンドリー事業という意味では、最大手のTSMC、およびApple向けプロセッサを製造しているSamsungに対するインパクトが予想されてくる。パソコンからモバイル機器シフトが顕著な中、この展開が及ぼす成り行きに注目である。 [→続きを読む]

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