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半導体とソフトウエアの進化が電子技術のカギを握る(1) アップルのPDA

半導体とソフトウエアの進化が電子技術のカギを握る(1) アップルのPDA

半導体技術とソフトウエア技術の双方の進化が、エレクトロニクス・ITの新製品・新技術を生み出すようになってきた。半導体の進歩だけでも、ソフトウエアの進歩だけでも新製品を実現することは難しい。このシリーズは両者の進歩がもたらした結果、社会を変えてきた様子について考察してみる。 [→続きを読む]

現代ネット社会での技術競演、アップルの商品化&インテルの最先端

現代ネット社会での技術競演、アップルの商品化&インテルの最先端

時を合わせ同じSan Franciscoのhalf a blockの距離を置いて、Intel Developer Forum(IDF)でのインテルの最新製品&技術およびアップルからの注目のiPhone 5発表が行われている。相次いだ動きを示す業界記事のタイトルの1つとして次の通りである。 ◇Intel, Apple may be two ships passing in the light (9月14日付け EE Times) Moore則に基づく先端化の歩みが健在のインテル、予想通り各方面からの反響が喧しいアップルの状況を、現代ネット社会での反応で受け止めている。 [→続きを読む]

マクロ経済難題山積の渦中、僅かに戻し基調の半導体販売高

マクロ経済難題山積の渦中、僅かに戻し基調の半導体販売高

米国SIAから7月の世界半導体販売高が発表され、前月、6月から0.2%増と僅かに増加、前年同月比の方は1.9%減とマイナス幅を縮めている状況となっている。戻し基調が拡大して前年を上回るかどうか、予断を許さない現時点であるが、Windows 8、iPhone 5と本年後半を活性化する打ち上げが控えているなか、IntelおよびARMからはマクロ経済不安による需要鈍化が予想されるとの警告メッセージが出されている。世界経済の動きとともにパソコン、モバイル機器新製品の消費者を引き付ける度合い如何に何よりかかってくる。 [→続きを読む]

トランジスタを巡る革命的な出来事〜米国でトライゲート、日本でダイスター

トランジスタを巡る革命的な出来事〜米国でトライゲート、日本でダイスター

半導体のプロセス技術は飛躍的に進展し、いまや超微細ナノの時代を迎えている。しかしながら、シリコンをベースに作り上げるという世界はあまり変わっておらず、それほどの進展もない、という人たちも数多い。なぜならば、インテルのプレーナ技術(編集室注1)登場以来、トランジスタは常に平面型の2次元構造であり続けたわけで、半導体の最も基礎となるトランジスタは何にも変わっていない、ともいえるだろう。 [→続きを読む]

大学でも応用を見据えた研究が国際会議を牽引する時代に−A-SSCC2012から

大学でも応用を見据えた研究が国際会議を牽引する時代に−A-SSCC2012から

ISSCC(International Solid-State Circuits Conference)のアジア版というべき、A-SSCC(Asian Solid-State Circuits Conference)が11月12〜14日、神戸国際会議場で開かれる。総合テーマ「スマート社会に向けたICテクノロジー」に沿った基調講演が4件あり、採択された論文にもこのテーマを具現化した研究成果が続出しそうだ。 [→続きを読む]

スマートフォン係争および市場、改めて見る顧客満足、価値観

スマートフォン係争および市場、改めて見る顧客満足、価値観

アップルとサムスンが真っ向からぶつかるスマートフォンなどの特許侵害を巡る係争で、世界が注目する米国ではアップル側に軍配が上がり市場の大きな反応を呼んで余韻冷めやらないなか、世界10ヶ国に及ぶこの係争はそれぞれの争点をよく理解する必要があるが、東京ではアップルの訴えに対しサムスンの侵害はなかったとの評決が下されている現時点である。知的財産の価値観というもの、新興市場がリードするなかでの顧客満足というもの、この両者のぶつかり合い、鬩ぎ合いを改めて考えている。 [→続きを読む]

SSDMでの発表件数が意味するものは産官学共同研究の着実な増加

SSDMでの発表件数が意味するものは産官学共同研究の着実な増加

半導体デバイスと材料を中心とする国際会議SSDM(International Conference on Solid State Devices and Materials)が今回、京都で初めて開かれることになった。VLSI Technologyと同様、企業からの論文発表件数は減少気味だ。だからといって、中身をよく分析してみると、技術開発までが衰退している訳ではなさそうだ。 [→続きを読む]

サムスンを軸に半導体業界のいろいろな動き、景観模様

サムスンを軸に半導体業界のいろいろな動き、景観模様

スマートフォン、タブレットの伸びが続く一方、パソコンは停滞基調が伝えられるなか、本年の半導体販売高が一桁の低いすれすれの伸びからマイナスになるとの見方も出始めている。アップルとの特許係争および現時点での半導体販売高データには、プラスそしてマイナス両方のインパクトが見えてくるものの、このスマートフォン、タブレットの伸びる勢いに大きく身を乗り出している韓国サムスン電子の振る舞いが浮き上がってくる。Ultrabook、Windows 8と巻き返しを図るパソコンと両にらみの今後の展開と思う。 [→続きを読む]

今夏も「特集・2012年後半の半導体市場予測」を企画・発行

今夏も「特集・2012年後半の半導体市場予測」を企画・発行

最近、半導体やその関連企業の業績がまだら模様になっている。製造装置が全く伸びていない企業から、好調な企業まである。この先は、落ちていくのか、成長するのか、予断を許さない。こういった環境の中で、今年の後半から1年くらい間の半導体産業の動向を占ってみた。半年に一度、セミコンポータルが発行する「エグゼクティブサマリーレポート」誌において、今夏も「2012年後半の半導体市場展望」を特集企画した。 [→続きを読む]

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