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LED照明技術も付加価値を高めるソリューションビジネスの時代に

LED照明技術も付加価値を高めるソリューションビジネスの時代に

LED照明ビジネスにもソリューションや新しいビジネスモデルなどのサービス事業が出てきた。LEDは技術的に新しさを売り物にすることが難しくなってきた。GaNのLEDチップメーカーは日亜化学や豊田合成など限られているものの、アセンブリメーカーは台湾や韓国、中国など極めて増えたためだ。これが第3回次世代照明展でのトレンドである。 [→続きを読む]

次世代パワーグリッドを想定した電力貯蔵用リチウムイオン電池の寿命を倍に

次世代パワーグリッドを想定した電力貯蔵用リチウムイオン電池の寿命を倍に

日立製作所は、スマートグリッドやデジタルグリッドなど将来の電力貯蔵を目的とした、リチウムイオン電池の寿命を倍増させた。日立製作所によると、リチウムイオン電池には、瞬発力を重視する自動車向けと、持続力を重視する電力貯蔵用がある。今回の蓄電池は電力貯蔵を主目的としており、次世代グリッドを視野に入れている。 [→続きを読む]

英国特集2010・プラスチックエレクトロニクスの狙いは丸められるフォトニクスと設計

英国特集2010・プラスチックエレクトロニクスの狙いは丸められるフォトニクスと設計

英国は今、プラスチックエレクトロニクスのブームに沸いている。応用範囲はシリコンでは実現できない分野。シリコンが不得意な大面積ディスプレイ、大面積の照明、大面積のソーラーセル、しかも紙のように丸められる、といったフレキシブルなフォトニクス応用を、昔ながらの製造技術、すなわち印刷(プリンティング)技術などで実現する。 [→続きを読む]

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

「日本のエネルギー自給率は4.1%(2007年)(IEA)と主要先進国の中でもっとも低く、脆弱なエネルギー供給構造を補う上で再生可能エネルギーは重要である」と、石田徹資源エネルギー庁長官は今月はじめに開催された、FE EXPO, PV EXPO and Battery Japan展示会合同の特別講演で警鐘を鳴らし、再生可能エネルギーや蓄電池のさらなる技術開発への期待を述べた。 [→続きを読む]

米MTIマイクロ、カートリッジ式携帯機器向け燃料電池を今年後半に発売

米MTIマイクロ、カートリッジ式携帯機器向け燃料電池を今年後半に発売

メチルアルコールのカートリッジ方式の燃料電池を米国東海岸にあるベンチャー、MTI Micro社が今年後半に市場へ投入する。携帯機器用の燃料電池は、自動車への応用と違い、メチルアルコールを燃料とする。しかもメチルアルコールと反応する水は使わない100%メタノール方式である。 [→続きを読む]

今度はファウンドリとしてよみがえった英プレッシーセミコンダクタ

今度はファウンドリとしてよみがえった英プレッシーセミコンダクタ

英国のプレッシーセミコンダクタが不死鳥のようによみがえった。英国における半導体の雄の一つとして1980年代、90年代に活躍したプレッシーは波乱万丈の過去がある。GECとドイツのシーメンスに買収され、その後カナダのマイテル、ザーリンクの手に渡り、2003年にドイツのファウンドリXファブに売却された。今年になり不死鳥のように復活した。 [→続きを読む]

スマートグリッドは創・省・蓄のエネが基本要素、ネットワーク構築が重要

スマートグリッドは創・省・蓄のエネが基本要素、ネットワーク構築が重要

スマートグリッドの目指すところは電力の平準化であり、それによる大きなCO2削減効果も狙えるところにある。電力の平準化は整流回路のπ型フィルタ部分に相当すると考えやすい。2つのコンデンサと1個のコイルからなる平滑回路では、波のような電力の谷の部分をコンデンサからの電荷(電流)で埋め、平らでまっすぐな直流に変換するという発想だ。シリコンシーベルトサミット福岡2010では、この基本に立った議論が交わされた。 [→続きを読む]

福岡県に実装とシステムの二大開発センターを設置、ワンストップでICが完成

福岡県に実装とシステムの二大開発センターを設置、ワンストップでICが完成

福岡県の麻生渡知事は、福岡市で開かれた「シリコンシーベルトサミット福岡2010」において、新たに2つの開発センターを作ることを発表した。福岡にはすでに福岡システムLSI総合開発センターがあるが、さらに実装関係と、ICの実証に関係したセンターを2011年3月に福岡県糸島市に設立する。 [→続きを読む]

JASPAR、AUTOSAR仕様の中でコード効率と信頼性を改善、世界に提案へ

JASPAR、AUTOSAR仕様の中でコード効率と信頼性を改善、世界に提案へ

車載用電子機器のソフトウエアを標準化するための国内団体JASPARが、2007年から2009年までの活動報告を2月4日に行った。もともとJASPARは欧州の車載用ECUに搭載する組み込みソフトウエアの標準化団体AUTOSARが開発したプラットフォーム(OS:operating systemやネットワーク用のミドルウエア)を日本風にアレンジしてきた。AUTOSARにはない信頼性の追加やコード効率の向上を進めてきたことを成果としてあげた。 [→続きを読む]

これからのクルマは全国地図を書くための走るペンになる

これからのクルマは全国地図を書くための走るペンになる

クルマが全国地図を書くためのペンになる。クルマの「走る」、「曲がる」、「止まる」という三つの基本機能に、もう一つ「つながる」という機能が基本機能として追加されるとセンターが全てのクルマを管理できる。これからのクルマが電気自動車にせよ、プラグインハイブリッドにせよ、社会の交通インフラと常時接続されるようになる、と第2回国際カーエレクトロニクス技術展の基調講演において日産自動車、トヨタ自動車が共に述べた。 [→続きを読む]

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