Semiconductor Portal

産業分析

» セミコンポータルによる分析 » 産業分析

三洋電機、7.6MWの大規模太陽電池発電所をドイツから受注、イタリアに設置

三洋電機、7.6MWの大規模太陽電池発電所をドイツから受注、イタリアに設置

三洋電機は、イタリア南部に設置する7.6MWという大規模な太陽光発電所に効率20%のシリコン単結晶型太陽電池を納入することが決まったと発表した。なぜ三洋が採用されたのか。効率が高いだけではない。同社取締役副社長 本間充氏は、大阪での発表会場との中継の中でその理由を冷静に分析する。キーワードはグローバル化だ。 [→続きを読む]

スパンション、汎用品をやめ特定用途向けNORフラッシュ戦略で再起をかける

スパンション、汎用品をやめ特定用途向けNORフラッシュ戦略で再起をかける

米スパンション(Spansion)がチャプター11から脱却し、自力経営の道を歩めることが確定したが、本日、攻めの経営戦略について発表があった。米国からジョン・キスパートCEOが来日し、米スパンション社は日本の旧子会社であったスパンション・ジャパンから販売関連部門を取得しそれを日本スパンションとする旨を述べた。 [→続きを読む]

イマジネーションが輸出に大きく貢献したと英国政府からQueen's Award受賞

イマジネーションが輸出に大きく貢献したと英国政府からQueen's Award受賞

英イマジネーションテクノロジーズが快調に業績を上げている。英国政府から優れた海外ビジネスの結果を残した企業に与えられるEnterprise in the International Trade部門のQueen's Award(女王陛下賞)を受賞した。イマジネーションテクノロジーズ日本法人の松江繁樹社長によると優れた技術で輸出に大きく貢献した企業として選ばれたのだという。 [→続きを読む]

LED照明技術も付加価値を高めるソリューションビジネスの時代に

LED照明技術も付加価値を高めるソリューションビジネスの時代に

LED照明ビジネスにもソリューションや新しいビジネスモデルなどのサービス事業が出てきた。LEDは技術的に新しさを売り物にすることが難しくなってきた。GaNのLEDチップメーカーは日亜化学や豊田合成など限られているものの、アセンブリメーカーは台湾や韓国、中国など極めて増えたためだ。これが第3回次世代照明展でのトレンドである。 [→続きを読む]

次世代パワーグリッドを想定した電力貯蔵用リチウムイオン電池の寿命を倍に

次世代パワーグリッドを想定した電力貯蔵用リチウムイオン電池の寿命を倍に

日立製作所は、スマートグリッドやデジタルグリッドなど将来の電力貯蔵を目的とした、リチウムイオン電池の寿命を倍増させた。日立製作所によると、リチウムイオン電池には、瞬発力を重視する自動車向けと、持続力を重視する電力貯蔵用がある。今回の蓄電池は電力貯蔵を主目的としており、次世代グリッドを視野に入れている。 [→続きを読む]

英国特集2010・プラスチックエレクトロニクスの狙いは丸められるフォトニクスと設計

英国特集2010・プラスチックエレクトロニクスの狙いは丸められるフォトニクスと設計

英国は今、プラスチックエレクトロニクスのブームに沸いている。応用範囲はシリコンでは実現できない分野。シリコンが不得意な大面積ディスプレイ、大面積の照明、大面積のソーラーセル、しかも紙のように丸められる、といったフレキシブルなフォトニクス応用を、昔ながらの製造技術、すなわち印刷(プリンティング)技術などで実現する。 [→続きを読む]

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

「日本のエネルギー自給率は4.1%(2007年)(IEA)と主要先進国の中でもっとも低く、脆弱なエネルギー供給構造を補う上で再生可能エネルギーは重要である」と、石田徹資源エネルギー庁長官は今月はじめに開催された、FE EXPO, PV EXPO and Battery Japan展示会合同の特別講演で警鐘を鳴らし、再生可能エネルギーや蓄電池のさらなる技術開発への期待を述べた。 [→続きを読む]

米MTIマイクロ、カートリッジ式携帯機器向け燃料電池を今年後半に発売

米MTIマイクロ、カートリッジ式携帯機器向け燃料電池を今年後半に発売

メチルアルコールのカートリッジ方式の燃料電池を米国東海岸にあるベンチャー、MTI Micro社が今年後半に市場へ投入する。携帯機器用の燃料電池は、自動車への応用と違い、メチルアルコールを燃料とする。しかもメチルアルコールと反応する水は使わない100%メタノール方式である。 [→続きを読む]

今度はファウンドリとしてよみがえった英プレッシーセミコンダクタ

今度はファウンドリとしてよみがえった英プレッシーセミコンダクタ

英国のプレッシーセミコンダクタが不死鳥のようによみがえった。英国における半導体の雄の一つとして1980年代、90年代に活躍したプレッシーは波乱万丈の過去がある。GECとドイツのシーメンスに買収され、その後カナダのマイテル、ザーリンクの手に渡り、2003年にドイツのファウンドリXファブに売却された。今年になり不死鳥のように復活した。 [→続きを読む]

スマートグリッドは創・省・蓄のエネが基本要素、ネットワーク構築が重要

スマートグリッドは創・省・蓄のエネが基本要素、ネットワーク構築が重要

スマートグリッドの目指すところは電力の平準化であり、それによる大きなCO2削減効果も狙えるところにある。電力の平準化は整流回路のπ型フィルタ部分に相当すると考えやすい。2つのコンデンサと1個のコイルからなる平滑回路では、波のような電力の谷の部分をコンデンサからの電荷(電流)で埋め、平らでまっすぐな直流に変換するという発想だ。シリコンシーベルトサミット福岡2010では、この基本に立った議論が交わされた。 [→続きを読む]

<<前のページ 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 次のページ »