会社更生法から再建・復活を果たし、成長への軌道を明確に描くスパンション

メモリメーカーの米スパンション(Spansion)がニッチ市場にフォーカスしながらもNORフラッシュ製品ポートフォリオを広げつつある。スパンションは2009年に会社更生法にあたる連邦政府のChapter11に申請し再建処理を委ねた。その1年後に自力再建が認められた。スパンションが復活して2年たった。シリアルメモリ、さらにパターン認識向けの組み込みチップへと拡大している。 [→続きを読む]
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メモリメーカーの米スパンション(Spansion)がニッチ市場にフォーカスしながらもNORフラッシュ製品ポートフォリオを広げつつある。スパンションは2009年に会社更生法にあたる連邦政府のChapter11に申請し再建処理を委ねた。その1年後に自力再建が認められた。スパンションが復活して2年たった。シリアルメモリ、さらにパターン認識向けの組み込みチップへと拡大している。 [→続きを読む]
2007年に生まれた政府の技術戦略委員会TSB(Technology Strategy Board)が、イノベーションを生み出す企業の支援を始めてから5年たった。最初の2008年の英国特集(参考資料1)では、TSBの役割がまだ明確ではなかったが、既存の業界から新ビジネスに結び付くようなイノベーションを支援することで経済成長を加速させる方針がはっきり固まってきた。 [→続きを読む]
半導体メーカーと関連企業が集まっている熊本県の研究開発部門である、熊本県産業技術センターが有機エレクトロニクスの拠点を構築、実用化を目指す。この拠点を「くまもと有機薄膜技術高度化支援センター(Kumamoto Institute for Photo-electro Organics: Phoenics)」と名付け、ここにクリーンルームを設け、有機薄膜製造装置を揃えている。 [→続きを読む]
半導体産業はまだ魅力的か。ベンチャー企業に投資するベンチャーキャピタル(VC)APEX Venture Partners社に疑問をぶつけてみた。シカゴをベースに全米のベンチャーを対象とするこのVCは今、どのような考えでどのような企業に投資するのかを同社ジェネラルパートナーのArmando Pauker氏が明かしてくれた。 [→続きを読む]
一般社団法人のデジタルグリッドコンソーシアムが技術開発と標準化に向けて活動を開始した。この非営利団体のコンソーシアムは、設立メンバーにはじめから米国企業を含め、グローバルな普及活動に重点を置いている点がこれまでのコンソーシアムとは大きく違う。設立は今年の9月7日で、活動を始めながら会員企業も募っていく。 [→続きを読む]
英国内の中小企業と海外の企業との「お見合いの場」としての「Tech World 2011」が6回目を迎えた。これは、英国貿易投資総省(UKTI)が主催したプライベートイベントであり、セミナーあり、展示会あり、1対1のインタビューありという形をとる。単なる中小企業の支援ではなく、成長が期待されるICT分野に限ったイベントである。デジタルコネクティビティ、ヘルスケア、エネルギーと環境、モバイル用アプリといった分野の技術を揃えた。 [→続きを読む]
「せっかく良い製品を持っていても知名度を上げる努力をしないことには顧客は買ってくれない。知る人ぞ知るではダメなんだ」。こう語るのはアナログ半導体で定評のある米国マキシム(Maxim Integrated Products)社日本法人マキシム・ジャパン代表取締役社長の滝口修氏。今年のCEATECに初めて出展したマキシムは日本の売り上げがわずか7%の同社は日本市場攻略にようやく本格的に力を入れることになった。 [→続きを読む]
ベルギーの研究開発会社IMECが450mmウェーハのファブを2016年はじめに稼働を始める計画を発表した。すでに数社と話し合いに入っている、と同社CEOのLuc van den Hove氏は語った。450mmウェーハプロジェクトはこれまで米国の研究開発組合SEMATECHが中心となってやってきた。これを単なる対立と捉えると大きく間違えることになる。 [→続きを読む]
CEATECが10月4日から開催されている。今回、出展しているシリコン半導体メーカーは、ローム(旧沖電気工業のラピスセミコンダクタ含む)と米Maxim社、米Intel社のみである。ルネサスはじめSTマイクロやTIなどは11月のET(Embedded Technology)に出る予定だ。Intelはここ10年間で初めての出展だ。 [→続きを読む]
450mmウェーハプロジェクトが大きく進展する。米国のインテルとIBM、グローバルファウンドリーズ、台湾のTSMC、韓国のサムスン電子がニューヨーク州の研究センターに総額44億ドルを投資することで合意した。ニューヨーク州には公的ファンドも4億ドルを投資する。この中からGlobal 450 Consortiumを設立し、450mmウェーハを推進するプロジェクトもある。 [→続きを読む]
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