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ルネサスのMCU、MPU製品ポートフォリオ拡充から見えてくる戦略の転換

ルネサスのMCU、MPU製品ポートフォリオ拡充から見えてくる戦略の転換

ルネサスエレクトロニクスは、スマート社会に向けた半導体ソリューションを提供するという戦略を進めているが、注力していく応用分野を明確に示した。コネクティビティ、ヒューマンインターフェース、センシングそしてドライブ/パワー、である(図1)。これまではマイコンや、アナログ、SoCといったデバイス側からの切り口しか見えてこなかった。 [→続きを読む]

「計測器の世界にもムーアの法則を」、機能・性能+コスト・サイズを改善

「計測器の世界にもムーアの法則を」、機能・性能+コスト・サイズを改善

ソフトウエアベースの計測器メーカー、米ナショナルインスツルメンツ(National Instruments)社は、NIWeek初日の8月7日(米国時間)に基調講演を行い、測定器も小型・高集積でムーアの法則に合うものにしようと述べた。ムーアの法則は電子機器を高機能・高性能+低コスト・小型にしたが、計測器はまだ小さくなっていなかった。今回、測定器2台分を一つの小型PXIモジュールに収めた。 [→続きを読む]

ルネサスにようやく明るさ戻る、受注が着実に増加、年度営業損益は黒字へ

ルネサスにようやく明るさ戻る、受注が着実に増加、年度営業損益は黒字へ

ルネサスエレクトロニクスにやっと明るさが戻ってきた。2012年度第1四半期の決算発表が行われ、前年同期比、前期比とも10%程度の売上減少であった。しかし、その要因は明確で、情報システム統合のために出荷を4月に8日間停止したためだった。さらに、2011年10〜12月期を底として、四半期ごとに1桁台ながら着実に受注を増やしてきた(図1)。 [→続きを読む]

東芝、研究開発体制をグローバルで強化、現地向け商品やソフト開発力を増強

東芝、研究開発体制をグローバルで強化、現地向け商品やソフト開発力を増強

東芝は、海外の開発拠点の人員を合計750名増やし研究開発を強化する方針を決めた。同社は、今後成長していくための研究開発テーマをトータル・ストレージイノベーションとトータル・エネルギーイノベーションの二つに狙いを定めた(図1)。二つのテーマをハードからソフトまでソリューションとして提供する。 [→続きを読む]

オーストリアのAMS、新社名で一新、カーエレ市場をカスタムASICで対応

オーストリアのAMS、新社名で一新、カーエレ市場をカスタムASICで対応

「クルマメーカーには、標準品ではなくカスタムASICで対応する」、と欧州でミクストシグナル半導体を手掛けるAMS(旧Austria Microsystems)社の自動車部門シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャのBernd Gessener氏は述べる。同社は米国テキサスにあった光センサのTAOS社を昨年買収、このほど社名を変え、ロゴも変えた。 [→続きを読む]

ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサス、フラッシュマイコンのグローバル成長戦略でTSMCと提携

ルネサスエレクトロニクスは、40nmプロセスのフラッシュマイコンをTSMCと共同開発することで合意した。ルネサスは5月26日の日本経済新聞や4月21日号の週刊東洋経済で報じられたリストラや工場売却のような話は、同社から出たものではないと否定した。今回の提携はむしろ、ルネサスが成長するためのマイコンのグローバル戦略である。 [→続きを読む]

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