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4Gワイヤレスは曖昧模糊、死語になる可能性が出てきたワイヤレスジャパン

4Gワイヤレスは曖昧模糊、死語になる可能性が出てきたワイヤレスジャパン

第4世代の携帯電話、すなわち4Gが100Mbps(100Mbits/s)を超えるデータレートを実現できる電話方式という漠然とした概念だったが、ここへきて混とんとし始めた。ワイヤレスジャパン2009のコンファレンス「3.9G/LTE&4Gネットワークインフラ構築フォーラム」では、これまでの4Gはもはや意味を持たなくなってきたことがはっきりしてきた。 [→続きを読む]

WiMAX、内蔵方式がUSB方式より感度が高いと、ThinkPad T400sでレノボが実証

WiMAX、内蔵方式がUSB方式より感度が高いと、ThinkPad T400sでレノボが実証

WiMAXトランシーバ内蔵パソコンの方がUSBドングルのトランシーバを接続したパソコンよりも3.5dBも感度が高くなることをレノボのThinkpad T400sが実証した。7月1日からUQ CommunicationsがWiMAX通信サービスを国内で始めたが、このパソコンはWi-Fiの通信距離を2〜3kmまで伸ばすWiMAXの受信感度をほぼ2倍に上げることになる。 [→続きを読む]

着実な量産化と変換効率でリードする多結晶系、今後の結果を待つ薄膜系太陽電池

着実な量産化と変換効率でリードする多結晶系、今後の結果を待つ薄膜系太陽電池

昨年第1回のPV Japanが開催され、今年は第2回目を迎えた。今年は出展社数303社、小間数599小間と、それぞれ対前年比で37%、14%増加した。経済不況のさなかに増加した展示会は極めて珍しい。また、今回は、太陽電池の「PV Japan」だけではなく、再生可能なエネルギー協議会が主催する「第4回新エネルギー世界展示会」も加えた。しかし展示会の実態はPV Japanのブースが8割以上を占めていた。 [→続きを読む]

ナショセミ、太陽電池パネルの出力を最大化する小型のデバイスを国内で出荷開始

ナショセミ、太陽電池パネルの出力を最大化する小型のデバイスを国内で出荷開始

パワーマネジメントチップに強い米ナショナルセミコンダクタ(National Semiconductor)社が太陽電池パネルの出力を最大限に上げるためのデバイス、SolarMagicパワーオプティマイザを日本市場に出荷し始めた。5月27日に欧米市場で出荷した製品を日本市場にも供給することになる。SolarMagicパワーオプティマイザを使わない太陽電池パネルと比べ、年間発電量が32%増えるというシミュレーション結果が出ている。 [→続きを読む]

「産官学の問題点を整理し、考え、行動しよう」日立の桑原氏がSeleteシンポで提言

「産官学の問題点を整理し、考え、行動しよう」日立の桑原氏がSeleteシンポで提言

「これからの技術開発のあり方として、サービスを含むいろいろな日本の産業の出口を重視しなければならない。つまり、売上と利益、生産性、持続性というごく当り前のことが科研費をはじめとする産官学のプロジェクトにはない」。元総合科学技術会議議員であり日立製作所代表取締役副会長も経験した、日立特別顧問の桑原洋氏は、Selete Symposium 2009の基調講演において、これまでの産官学連携の問題点を整理した。 [→続きを読む]

ルネサスとNECエレが事業統合する方向で親会社含め、5社が協議へ

ルネサスとNECエレが事業統合する方向で親会社含め、5社が協議へ

NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの半導体事業を統合する方向で、それらの親会社である日本電気、日立製作所、そして三菱電機を含めて5社が協議することに合意した。ルネサス、NECエレとも2009年3月期の決算は赤字の見通しで、事業再編を模索していた。両社の統合に関して2010年4月1日を目途に統合することを検討するという。 [→続きを読む]

英国特集2009・産業ニーズから製品向け技術開発に取り組むスコットランドの大学

英国特集2009・産業ニーズから製品向け技術開発に取り組むスコットランドの大学

人口が500万人のスコットランドには大学が14ある。グラスゴー大学やエジンバラ大学といった都会の大学から、光デバイスで名をあげたヘリオット-ワット大学、かつてアモルファスシリコン太陽電池の研究をリードしたダンディ大学など、有名校も集まっている。すべて国立大学であり、英国には私立大学はない。こういった大学が今、産業界のニーズに従って、製品開発に必要な技術を研究開発している。大学は産業界の発展と共に一緒に発展するという意識が高まっている。象牙の塔に閉じこもっていない。 [→続きを読む]

AMDからスピンオフしたファウンドリ専門のGlobalFoundriesが戦略を語る

AMDからスピンオフしたファウンドリ専門のGlobalFoundriesが戦略を語る

米Advanced Micro Devices(AMD)社から製造部門がスピンオフしてこの3月4日に設立された、GlobalFounries社の実態が明らかになった。このほど東京の全日空ホテルで開催された記者発表会において、ダグラス・グロースCEOをはじめ、技術のジェームス・ドランVP兼ジェネラルマネジャー、マーケティングのジム・クペック シニアVP、財務のブルース・マクダガルCFOら、幹部がずらりと出席した。会見後の単独取材で内容をさらに補強した。 [→続きを読む]

英国特集2009・エジンバラ大学インフォマティクス学部に見る起業家の育て方

英国特集2009・エジンバラ大学インフォマティクス学部に見る起業家の育て方

スコットランドは教育が充実している地域である。スコットランドのエジンバラ大学が発行するEdinburgh Friends最新号によると、19世紀には大学が5つもあったが、イングランドには2つしかなかったという。世界各地へ移民していったスコットランド人は大学という教育機関を世界各地に作った。19世紀、カナダの高等教育機関はスコットランドから移住した1世か2世が設立したと言われている。スコットランドの大学は、いまや企業の研究開発を受け持つようになっている。製品こそ作らないが、応用試作までは受け持つ。 [→続きを読む]

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