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英国特集2009・産業界の要望を採用、大学が研究開発、イノベーションを生み出す

英国特集2009・産業界の要望を採用、大学が研究開発、イノベーションを生み出す

英国が半導体産業・エレクトロニクス産業を重視している姿を昨年、「特集・英国株式会社」において伝えた。英国は、UK(ユナイテッド・キングダム)と呼ばれるように、イギリス=イングランドではない。UKはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドを併せて英国と呼ぶ。スコットランドはもともと王国であったせいか、祖国に誇りを持つスコットランド人は多い。ロンドンにあるスコットランド投資庁は英国国旗のユニオンジャックではなくスコットランドの旗を飾っている。 [→続きを読む]

試作・少量生産向けファウンドリサービスで日本市場狙うSVTC Technologies

試作・少量生産向けファウンドリサービスで日本市場狙うSVTC Technologies

「試作、少量生産の半導体ウェーハラインが欲しい」、「これまで使ったことのない新しい材料を半導体ウェーハラインで使ってみたい」、「設計したIC回路を早くシリコンに焼き込みたい」。このような要望を持つファブレスメーカーやIDM、チップユーザーに理想的な試作ファウンドリが、顧客を探しに日本へやってきた。これまで米国の顧客が中心だった米SVTC Technologies社は日本市場を開拓、国内のファブレスやIDMを応援する、試作・小規模生産のファウンドリ企業だ。 [→続きを読む]

サイエンスのビジネスモデル化の時代へ突入、IBMのアライアンス戦略から

サイエンスのビジネスモデル化の時代へ突入、IBMのアライアンス戦略から

米IBM社Systems & Technology GroupのStrategic Alliances担当バイスプレジデントでありCTOでもあるBernard Meyerson氏(博士)は、半導体産業がビジネスモデルのサイエンス作りあるいはサイエンスのビジネスモデル作成の時代に入ったと、福岡県主催の「シリコンシーベルトサミット福岡2009」において明言した。これは技術の観点からさまざまな物理限界や経済限界をベースにしてIBMが打ち立てたコラボレーションのビジネスモデルを紹介したものである。 [→続きを読む]

世界的な経済の断絶に直面する半導体産業――ASEのWu COOの講演から

世界的な経済の断絶に直面する半導体産業――ASEのWu COOの講演から

世界的な経済危機に直面している半導体産業について、台湾の総合アセンブリメーカーASE GroupのCOOであるTien Wu氏が九州福岡市で開かれた「シリコンシーベルトサミット福岡2009」において、長期的なトレンドと日本へのアドバイスを中心に語った。日本と台湾は海沿いにシリコンのシーベルトと言われるように産業的につながっており、同氏は日本への造詣が深い。以下、Wu氏の講演を同氏の言葉で紹介する。 [→続きを読む]

日本市場でも産業向けを強化し、強いコンバータをより強くするアナデバ

日本市場でも産業向けを強化し、強いコンバータをより強くするアナデバ

米アナログ・デバイセズ社(ADI)は、日本市場でも民生から産業用へのシフトに力を入れる、と同社日本法人の代表取締役社長である馬渡修氏は述べた。ADIはもともと産業に強いアナログICメーカー。2008年度(2008年10月末期)における市場別売り上げでは、全世界的には産業用が49%と約半分を占め、残り通信用が25%、民生が21%、コンピュータが5%となっている。国内では民生向けが60%と断然強く、産業用は24%しかない。このため民生比率を50%程度に落とすため産業用や通信用をもっと増やしていく。 [→続きを読む]

難局は発展の好機、強気の経営方針:パナソニック

難局は発展の好機、強気の経営方針:パナソニック

業界全体が金融危機で販売目標を大幅に下方修正、人員削減に走る中、恒例の社内外を対象にした年頭経営方針説明会で、パナソニック社長大坪文雄氏は、薄型テレビ事業前年比50%増、白物家電の欧州市場への新規参入とアジア市場の強化によるトップ・ブランドの確立、システム・設備事業の海外展開、アシスト・ロボット事業など新規事業創出、三洋電機のリソースを生かしたエナジー事業の展開など強気の経営方針を発表した。 [→続きを読む]

半導体メジャー3社のトップ年頭訓示、次の成長軌道に乗るための秘策を語る

半導体メジャー3社のトップ年頭訓示、次の成長軌道に乗るための秘策を語る

国内半導体メーカー、トップスリーである東芝、ルネサス テクノロジ、NECエレクトロニクスの各社それぞれのトップから年頭の訓示が発表された。今年の年頭のあいさつはいずれも2009年のビジネス状況について大変厳しい事業環境の中にあると捉えている。それを乗り切る妙手はあるか。各社とも苦渋をにじませながらも次の成長軌道に乗るための準備に余念がない。 [→続きを読む]

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