難局は発展の好機、強気の経営方針:パナソニック

業界全体が金融危機で販売目標を大幅に下方修正、人員削減に走る中、恒例の社内外を対象にした年頭経営方針説明会で、パナソニック社長大坪文雄氏は、薄型テレビ事業前年比50%増、白物家電の欧州市場への新規参入とアジア市場の強化によるトップ・ブランドの確立、システム・設備事業の海外展開、アシスト・ロボット事業など新規事業創出、三洋電機のリソースを生かしたエナジー事業の展開など強気の経営方針を発表した。 [→続きを読む]
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業界全体が金融危機で販売目標を大幅に下方修正、人員削減に走る中、恒例の社内外を対象にした年頭経営方針説明会で、パナソニック社長大坪文雄氏は、薄型テレビ事業前年比50%増、白物家電の欧州市場への新規参入とアジア市場の強化によるトップ・ブランドの確立、システム・設備事業の海外展開、アシスト・ロボット事業など新規事業創出、三洋電機のリソースを生かしたエナジー事業の展開など強気の経営方針を発表した。 [→続きを読む]
国内半導体メーカー、トップスリーである東芝、ルネサス テクノロジ、NECエレクトロニクスの各社それぞれのトップから年頭の訓示が発表された。今年の年頭のあいさつはいずれも2009年のビジネス状況について大変厳しい事業環境の中にあると捉えている。それを乗り切る妙手はあるか。各社とも苦渋をにじませながらも次の成長軌道に乗るための準備に余念がない。 [→続きを読む]
先週、パナソニックと三洋電機は、パナソニックによる三洋の買収について最終合意に達したことを発表した。パナソニックは一株あたり131円で公開買い付けを実施し、今年度末までに三洋を子会社化する。 [→続きを読む]
トヨタ自動車は、半導体ICチップがいつどこで生産されたウェーハのどの部分から切り出したチップなのかを知るためにトレーサビリティIDを付与する活動に積極的に参加していることを、12月18日東京で開催されたSPIフォーラム「車載半導体、品質とトレーサビリティのインパクト」で明らかにした。自動車産業は半導体チップを売りっぱなしで済むという産業では決してない。万が一の事故に備え、いつどこで作られたチップなのかトレースしなければならない。 [→続きを読む]
単結晶太陽電池は今住宅用として主流を行く。屋根に設置するソーラーシステムとして他のセルと比べると屋根の平均面積40平方mに収まるほど効率の高いセルが入手できないからである。セルだけではなくソーラーシステムとしてみればトータルコストはむしろ単結晶の方が安いとスペースエナジー社は主張する。材料メーカーの視点からの講演を紹介する。 [→続きを読む]
アモルファスシリコン太陽電池をいち早く開発、電卓に応用した三洋電機は結晶シリコンを使った太陽光発電ビジネスでも常に上位にいる。効率の高いHIT構造の太陽電池は20%近い効率で商用化した実績を持つ。研究段階ででは22.5%もの効率を誇る。三洋電機の講演を紹介する。 [→続きを読む]
セミコンジャパン2008に併せ、第3回SEMI太陽光発電シンポジウムが幕張で開催された。太陽光発電は、長期的な展望に立った技術であるため、現状と将来への展望について、業界を代表し、研究開発的な立場から産業総合研究所太陽光発電研究センター、セルやモジュールを生産するメーカーとして三洋電機、セルの鍵となる材料のシリコン立場からスペースエナジーからの発表をまとめた。まず、産総研の講演から紹介する。 [→続きを読む]
SEMICON Japanに先駆けて開催された記者会見においてSEMI会長のStanley Myers氏は、来年の半導体製造装置市場の見通しを対前年比21%減の243億ドルに落ち込むだろうとの見方を示した。2008年の見通しも2007年の428億ドルから28%減の301億ドルに落ち込むため、2年連続2ケタのマイナス成長になるだろうとした。2010年にようやく318億ドルに回復すると述べた。 [→続きを読む]
携帯電話を安く作る方法についてドイツのインフィニオンテクノロジーズ社がマザーボード基板の上に搭載するPCBのモジュール手法を進めていることをエレクトロニカ2008と並行に開催されたWireless Congress 2008で明らかにした。講演したシニアマネージャーのThomas Tan氏によると、ローエンド携帯電話で最もコストがかかる部分はBOMだということで、BOMコストをいかに下げるかに腐心していることを述べた。 [→続きを読む]
ドイツのミュンヘンで開かれているエレクトロニカ2008は、環境問題に半導体産業がどのように関わっていくか、景気後退を迎えている現在、どのような解がありうるか、世界の半導体メーカーのCEOが議論をするCEO Roundtableが開かれた。その席上、半導体産業の未来についてネガティブな考えは全く見られなかった。もちろん、現在は世界金融危機の影響を受け景気後退局面を迎えているものの、短期的にはすぐ回復するためネガティブに考えるCEOはいない。 [→続きを読む]
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