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統計数学的手法で半導体プロセスの歩留まりを上げる、新しいビジネスが登場

統計数学的手法で半導体プロセスの歩留まりを上げる、新しいビジネスが登場

多変量解析という学問分野がある。さまざまなデータを整理してそのデータの持つ意味を明らかにするために使う。半導体プロセス工程は700~800工程もあり、各工程の定める規格を満たしていても歩留まりは100%に達しないことがある。規格を厳しく、すなわち狭くすると本来良品なのに規格外の不良品と判定してしまえばロスになる。お金になる製品をみすみす捨ててしまうことになる。歩留まりを100%近く、しかもチップ収量も十分になるようにプロセスを構築するためのカギとなるのが多変量解析ツールだ。 [→続きを読む]

ISMI/SEMATECHが環境負荷を削減するESH Technology Centerを設立へ

ISMI/SEMATECHが環境負荷を削減するESH Technology Centerを設立へ

SEMATECHの組織の一部であるISMI(International SEMATECH Manufacturing Initiative)が、ESH Technology Centerを開設する計画があることを、ハイアットリージェンシー東京において開催されたISMI/SEMATECH Symposium Japan 2008で明らかにした。ESH(Environment, Safety, Health:環境、安全、健康)問題は世界中で気にしなくては半導体産業を将来にわたって持続させる上で欠かせなくなってきている。ISMIはESH問題をリードするアイデアを発表した。 [→続きを読む]

福岡県が日本の半導体開発をリードできるデザインセンターを開設

福岡県が日本の半導体開発をリードできるデザインセンターを開設

福岡県が将来、日本の半導体をリードしていくかもしれない。県は、2001年からシリコンシーベルト福岡プロジェクトを開始してきたが、このほど福岡システムLSI総合開発センター内に、中小企業のためのデザインツールを揃えた「システムLSI設計開発センター」をオープンした。狙いは、自分でLSIを試作できないような中小のベンチャー企業が自分のLSIを設計開発し、試作までできるようにすることである。東京など日本の中心部にさえ、まだ存在しないような設計試作のできる半導体デザインセンターとなる。 [→続きを読む]

シャープのHDD無しのブルーレイ内蔵テレビ、吉と出るか、凶と出るか

シャープのHDD無しのブルーレイ内蔵テレビ、吉と出るか、凶と出るか

シャープは、ブルーレイ録画機内蔵の液晶テレビAQUOS DXシリーズ6サイズ16機種を発表した。このシリーズは、あえてハードディスクドライブ(HDD)を内蔵せず、ブルーレイ録画機能のみを搭載することで差別化を図った。同社代表取締役社長兼COOの片山幹雄氏は、「AQUOSのメインのシリーズとする。AQUOSにはブルーレイがついているという形で頑張りたい」と語り、ともすれば価格競争に陥るテレビ市場の中で、“世界初“を謳うブルーレイ搭載で差別化を図る考えである。 [→続きを読む]

半導体の微細化はいつ止まるのか、意識調査を世界中で実施(2)

半導体の微細化はいつ止まるのか、意識調査を世界中で実施(2)

湯之上隆(ゆのがみたかし) 長岡技術科学大学 極限エネルギー密度工学研究センター 客員教授
半導体デバイスの微細化はいったいいつまで続くのか、長岡技術科学大学の湯之上隆客員教授は、日本を飛び出し、世界中の半導体研究者やリソグラフィ専門の研究者を中心にアンケート調査を1年以上かけて行った。このレポートはわずか1年間の間に実施時期によって研究者の意識が大きく変わっていることを伝えている。
(セミコンポータル編集室)
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半導体の微細化はいつ止まるのか、意識調査を世界中で実施(1)

半導体の微細化はいつ止まるのか、意識調査を世界中で実施(1)

湯之上隆(ゆのがみたかし) 長岡技術科学大学 極限エネルギー密度工学研究センター 客員教授
ムーアの法則はいつまでも続く、という意見があれば、ムーアの法則の勢いは鈍ってきた、という意見もある。ムーアの法則に従って、半導体デバイスの微細化はいったいいつまで続くのか、長岡技術科学大学の湯之上隆客員教授は、リソグラフィ専門の研究者や半導体デバイス研究者、SPIE参加者にアンケート調査を行った。このレポートは専門の研究者によって微細化の意識が違うことを伝えている。                                   (セミコンポータル編集室) [→続きを読む]

ブロードバンドモバイルインターネットに活路を見出すインテル−CEATECから

ブロードバンドモバイルインターネットに活路を見出すインテル−CEATECから

「2005年にはユーチューブもミクシも存在しなかった。わずか2年後の2007年にはユーチューブは10億ページビューに達した。モバイルインターネットはいまや15億人に利用されている。猛烈なスピードでインターネットのソフトウエア、すなわちコンテンツや写真、動画などの利用が進み、まさに正のスパイラルのように発展している」とインテル社上席副社長兼ウルトラモビリティ事業部長のアナンド・チャンドラシーカ氏はCEATEC Japan2008のゲストスピーチで熱弁を振るった。 [→続きを読む]

特集:グローバル化を進める (3) ― 海外重視で急成長した東京エレクトロン

特集:グローバル化を進める (3) ― 海外重視で急成長した東京エレクトロン

講師:東 哲郎 東京エレクトロン株式会社 代表取締役会長
半導体バリューチェーンの規模を見ると、GDPの3.5%を支えているのが電子機器、その電子機器産業を支えるのが半導体デバイス、さらに、製造装置がデバイス業界を支えている。装置業界は世界の成長を支えていると認識している。ところが、半導体は成熟産業であるといわれる。しかし、技術革新が継続する限り、以前のような二桁成長は難しいかもしれないが、確実にこの産業は伸びる。 [→続きを読む]

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