2008年3月25日
|産業分析
アームは32ビットマイクロプロセッサを始めから開発してきたが、チップとはせずにIPコアとして販売してきた。当初は資金がないためプロセッサIPコアのライセンス販売というビジネスモデルを展開してきたが、結果的にこれが大当たりした。2007年までにARMコアを搭載したチップは累計で100億個を超えたという。アーム代表取締役社長の西嶋貴史氏がそのビジネスモデルについてセミコンポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーで語った。講演の題名は「ARM IPビジネスモデルの半導体産業における意味」である。
[→続きを読む]
2008年3月19日
|産業分析
東芝執行役上席常務、セミコンダクター社社長齋藤昇三氏による「東芝の半導体ビジネス戦略〜攻めの経営〜」の基調講演は、NANDフラッシュの戦略へと続く。以下、NANDフラッシュ、システムLSI、ディスクリートの各戦略について述べている。
[→続きを読む]
2008年3月19日
|産業分析
セミコンダクタポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーが開催された。基調講演として、東芝執行役上席常務、セミコンダクター社社長齋藤昇三氏が、「東芝の半導体ビジネス戦略〜攻めの経営〜」と題して講演した。以下、セミコンダクタポータルのフォーラムで主だった講演をいくつか紹介する。
[→続きを読む]
2008年3月14日
|産業分析
イギリスが産官学をあげて半導体産業に力を入れている。英国は半導体ビジネスの成長性、重要性を認識していながら、国内には大手半導体企業が全くいない。どうやって半導体産業を育成し成功へと導くべきか。ここに英国の知恵が結集する。この特集は今後10年、20年を見据えて半導体ビジネスを推進していく英国をつぶさにレポートする。
[→続きを読む]
2008年2月14日
|産業分析
携帯機器に関する世界最大の展示会である、Mobile World Congress 2008がスペインのバルセロナで開催されている。欧州だけではなく世界各地から1700社を超える出展社が集い、展示やコンファレンスだけではなく、各社が行っているビジネスミーティングの数は数万単位にも及ぶ。
[→続きを読む]
2008年2月 1日
|産業分析
アナログ・デバイセズ社は2008年度事業方針説明会で、日本での売り上げが2007年度に9%成長したことを明らかにした。会計年度は2007年10月に終わるため、2カ月のズレはあるものの、2007年における世界の半導体IC市場の成長率がWSTSは4.7%と見積もっていることから、同社の日本市場での伸び率は世界全体の半導体売り上げの平均の2倍の伸びを示したことになる。
[→続きを読む]
2008年1月31日
|産業分析
エルピーダメモリの2007年10-12月期(2007年度第3四半期)の決算が発表された。それによると、この期の売上高は940億円と前期比-15.7%の減収となり、前年同期比でみると、-34.1%の減収となった。DRAMビジネスの本流部分である営業損益は、89億円の赤字に転落した。前期が61億円の黒字、前年同期が273億円の黒字であった。
[→続きを読む]
2008年1月30日
|産業分析
Advanced Business Model of Semiconductor (ABMS)セミナー第二回(セミコンポータル主催)が1月30日、熊本のパレア熊本で開催された。本セミナーは、ウェーハレベルパッケージ、次世代テスティング、MEMSなどにおいて新規ビジネスモデルの創出を目指して、国内外の成功しているビジネスモデルの情報を提供し、産業界、大学・研究機関、地方政府関連組織との成果のあるパートナーシップの構築や、装置メーカー・材料メーカー・ソフトメーカーなどとのWin-Winのアライアンスの促進を目指して開催されている。
[→続きを読む]
2008年1月 8日
|産業分析
東芝が積極的な設備投資を継続していくことを、取締役 代表執行役社長の西田厚聰氏が1月8日に開かれた新年のJEITA(電子情報技術産業協会)賀詞交換会で改めて強調した。フラッシュメモリーの価格が毎年30%程度下がっていくことを前提に微細化によりNANDフラッシュメモリーのチップ面積を小さくし、低価格化に対応しようという姿勢を打ち出したものである。
[→続きを読む]
2007年12月11日
|産業分析
米国の半導体コンソシアムSEMATECHの関連会社の一つで試作ファウンドリのATDF社と、Cypress Semiconductor 社から2007年3月にスピンオフして独立した試作ファウンドリになったSVTC Technologies社が合弁し、一つの大きな試作専門ファウンドリ企業を形成することになった。
[→続きを読む]