2007年10月 1日
|産業分析
台湾のMediaTek社は、10月1日、日本法人を設立、日本市場への本格参入を表明した。
CD-ROMドライブやDVDドライブ/プレイヤーで実績のあるこのファブレス企業は、1997年設立以来、ずっと右肩上がりの成長を続けてきた。2006年は対前年比14%増の16億900万米ドルだが、2007年は6月までに10億ドルを売り上げており、通常年の後半に伸びることを考慮すると20億ドルを越えることは間違いないと同社董事長(会長)の蔡明介氏(写真)は見ている。
日本市場で狙う分野は、Blu-Rayなどの新しいストレージ、デジタルカメラ、HDTV、GPSの四つである。
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2007年9月10日
|産業分析
世界最大のファウンドリ企業である台湾TSMC (Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.)の上級バイスプレジデントであるMark Liu氏は、R&Dコストが32nmプロセスでは0.25μmプロセスの14倍にもなるとしてコラボレーションは欠かせないことを改めて強調した。
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2007年9月10日
|産業分析
大手電機メーカーの本格的な業績回復がまだ見られないのは、営業利益率が四半世紀に渡って長期的に低下し続けているため、という半導体メーカーにとってもエレクトロニクスメーカーにとっても、厳しいトレンドが発表された。前ドイツ証券調査部長の佐藤文昭氏が「半導体・フラットパネルディスプレイ マーケットセミナー」において明らかにしたもの。
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2007年9月 3日
|産業分析
香港科学技術工業団地(HKSTP: Hong Kong Science & Technology Park、通称:香港サイエンスパーク)が2002年、新租界に設立されて以来、5年を経過した。この香港サイエンスパークは、半導体LSIの設計ビジネスを生み出すインフラストラクチャに力を注いできた。当初15億米ドルを投資する予定だったこのサイエンスパークは、第1期から第2期に入りこの9月から第2期のパークに入居する企業が一部オープンする。
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2007年8月 7日
|産業分析
ルネサス テクノロジは、中国ビジネスを強化し始めた。2010年までに中国での売り上げを2006年の2倍に当たる1200億円に伸ばす計画だ。この成長率は年率20%程度に相当する。ルネサスとしてはアグレッシブな目標だといえよう。
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2007年8月 6日
|産業分析
アプライド マテリアルズ ジャパンは、シリコン半導体ビジネスをさらに加速させるためのビジネスモデルを整理、再構築し始めた。組織を大きく4つにまとめ、シリコンシステムズ、ファブソリューションズ、ディスプレイ、エネルギー&環境とした。
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2007年7月27日
|産業分析
ドイツのキモンダ社、米国のマイクロン社とDRAMメーカーがこの四半期(4〜6月)に次々と赤字を計上し、唯一サムスンだけが黒字を発表したDRAMビジネスにおいて、エルピーダメモリは、売り上げ1095億円に対して営業利益37億円を確保したと発表した。
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2007年7月19日
|産業分析
オランダNXP Semiconductors社の日本法人である、NXPセミコンダクターズは、7月9日にシャープからLCDコントローラ付きのマイクロコントローラ製品ラインを買収したことを発表していたが、このほどその詳細を明らかにした。
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2007年7月17日
|産業分析
フリースケール・セミコンダクター・ジャパンが、ものづくりの楽しさを広めようという目的で、電子工作キット製作コンテストを昨年に続き開催した。昨年10月にはNECエレクトロニクスも8ビットマイコンを使った電子工作教室を開くなど、このところ半導体メーカー主催によるものづくり教室やコンテストが始まっている。理科離れを少しでも食い止めようとする半導体メーカーの努力の一環である。
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2007年7月 3日
|産業分析
世界レベルでみると、設計はSoC 設計が主流であり、製造では微細化が進み、パッケージングと組立が一体になりつつある。
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