2008年4月 4日
|産業分析
「エレクトロニクス・イノベーションのエコシステムができている代表的な地域は、ケンブリッジとブリストル地域だろう」とBERR Deputy DirectorのTim Goodship氏はみる。ともに大学があり、ベンチャーが集う街になっている。両地域とも、新しいベンチャービジネスが芽生えている。この二つの地域では大学発ベンチャーを生み、育て、世界企業と対等に競争できる企業へと向かわせよう、という目的意識を持って、これからのベンチャーに競争力を持たせるように育成している。それだけではない。
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2008年3月31日
|産業分析
イノベーティブな技術を持つベンチャー企業を紹介してきた。どの半導体チップも世界中の競合製品と比べると、性能、機能、価格などの点できらりと光るものがある。こういったイノベーティブな企業は英国でしか生まれないのだろうか。いや、決してそのようなことはない。英国は、イノベーティブな技術を持つベンチャー企業を生み、育成する仕組みを導入したからこそ、できるようになった。官民を挙げて、民間企業が自由に参入し、世界のメーカーと競争できる仕組み、すなわちサッチャー改革を継続してきたことがそのカギとなっている。
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2008年3月25日
|産業分析
アーム代表取締役社長の西嶋貴史氏がそのビジネスモデルについてセミコンポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーで語った。「ARM IPビジネスモデルの半導体産業における意味」と題する講演の後半をお届けする。
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2008年3月25日
|産業分析
アームは32ビットマイクロプロセッサを始めから開発してきたが、チップとはせずにIPコアとして販売してきた。当初は資金がないためプロセッサIPコアのライセンス販売というビジネスモデルを展開してきたが、結果的にこれが大当たりした。2007年までにARMコアを搭載したチップは累計で100億個を超えたという。アーム代表取締役社長の西嶋貴史氏がそのビジネスモデルについてセミコンポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーで語った。講演の題名は「ARM IPビジネスモデルの半導体産業における意味」である。
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2008年3月19日
|産業分析
東芝執行役上席常務、セミコンダクター社社長齋藤昇三氏による「東芝の半導体ビジネス戦略〜攻めの経営〜」の基調講演は、NANDフラッシュの戦略へと続く。以下、NANDフラッシュ、システムLSI、ディスクリートの各戦略について述べている。
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2008年3月19日
|産業分析
セミコンダクタポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーが開催された。基調講演として、東芝執行役上席常務、セミコンダクター社社長齋藤昇三氏が、「東芝の半導体ビジネス戦略〜攻めの経営〜」と題して講演した。以下、セミコンダクタポータルのフォーラムで主だった講演をいくつか紹介する。
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2008年3月14日
|産業分析
イギリスが産官学をあげて半導体産業に力を入れている。英国は半導体ビジネスの成長性、重要性を認識していながら、国内には大手半導体企業が全くいない。どうやって半導体産業を育成し成功へと導くべきか。ここに英国の知恵が結集する。この特集は今後10年、20年を見据えて半導体ビジネスを推進していく英国をつぶさにレポートする。
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2008年2月14日
|産業分析
携帯機器に関する世界最大の展示会である、Mobile World Congress 2008がスペインのバルセロナで開催されている。欧州だけではなく世界各地から1700社を超える出展社が集い、展示やコンファレンスだけではなく、各社が行っているビジネスミーティングの数は数万単位にも及ぶ。
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2008年2月 1日
|産業分析
アナログ・デバイセズ社は2008年度事業方針説明会で、日本での売り上げが2007年度に9%成長したことを明らかにした。会計年度は2007年10月に終わるため、2カ月のズレはあるものの、2007年における世界の半導体IC市場の成長率がWSTSは4.7%と見積もっていることから、同社の日本市場での伸び率は世界全体の半導体売り上げの平均の2倍の伸びを示したことになる。
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2008年1月31日
|産業分析
エルピーダメモリの2007年10-12月期(2007年度第3四半期)の決算が発表された。それによると、この期の売上高は940億円と前期比-15.7%の減収となり、前年同期比でみると、-34.1%の減収となった。DRAMビジネスの本流部分である営業損益は、89億円の赤字に転落した。前期が61億円の黒字、前年同期が273億円の黒字であった。
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