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産業分析

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駅探ならぬ「コエタン」ソフトを半導体チップにインプリするとどうなるか

駅探ならぬ「コエタン」ソフトを半導体チップにインプリするとどうなるか

音声認識ソフトウエアを半導体チップに焼き付け、何か新しい応用はできないだろうか。音声認識ソフトはこれまでコンピューティングパワーをかなり必要としたが、賢い方法で軽くし、それでも重い場合にはクラウドコンピューティング手法を使って、ほぼリアルタイムに応答させることができるようになった。 [→続きを読む]

スマートグリッドのさらに上を行くデジタルグリッドを東大阿部教授が提案

スマートグリッドのさらに上を行くデジタルグリッドを東大阿部教授が提案

太陽光発電など自然エネルギー発電が日本の電力網に大量に導入されると、日本全国各地で停電が起きやすくなる。スマートグリッドでさえ不十分、デジタルグリッドの概念の導入が重要なカギを握る。SPIフォーラム半導体エグゼクティブセミナーにおいて東京大学大学院工学系研究科の阿部力也特任教授はデジタルグリッドという大胆な提案を行った。 [→続きを読む]

家庭内の直流電源、新エネと3Dディスプレイが注目を浴びた今年のCEATEC

家庭内の直流電源、新エネと3Dディスプレイが注目を浴びた今年のCEATEC

CEATEC 2009が開幕した。今年は出展者数590社・団体、そのうち海外からは22カ国、263社・団体。2123小間。昨年は出展社が804社・団体、3121小間であったので、昨年の2/3近い規模に縮小している。今年はNECやパイオニアも出展しておらず、また一旦出展を決めても、直前で取り消しをした企業もあり、いまだ多くの日本企業は構造改革途上でコスト削減の圧力にあえいでいる。 [→続きを読む]

三洋電機、フルHD仕様のネットワークカメラを開発、ソリューション販売へ

三洋電機、フルHD仕様のネットワークカメラを開発、ソリューション販売へ

監視カメラ市場にもフルHD(1920×1080の高精細)仕様がやってくる時代になってきた。三洋電機は4品種、6機種のフルHDカメラを発表した。これまではVGAやせいぜいSD(標準解像度)レベルの解像度しなかった。フルHD仕様のネットワーク監視カメラの狙いは単なる防犯や犯人探し、という目的だけではない。 [→続きを読む]

親会社からの完全独立が功を奏し、創立10年を迎えたインフィニオン

親会社からの完全独立が功を奏し、創立10年を迎えたインフィニオン

ドイツのインフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies)社が1999年にシーメンス(Siemens)社から独立して10年経った。日本の半導体企業とは大きく違うことは、親会社が株式を支配することはないということだ。独立した理由は、シーメンス以外にも製品を売りたかったからだという。日本の大手半導体メーカーとは全く違う仕組みで動いている。簡単に紹介しよう。 [→続きを読む]

半導体もEDAも成長著しく合併しにくい産業、とメンターのRhines氏が指摘

半導体もEDAも成長著しく合併しにくい産業、とメンターのRhines氏が指摘

「半導体産業は昔からずっと、脱コンソリデーションの精神でやってきた。それは今でも続いている」。このほど東京で開催されたEDA Tech Forum 2009において米国EDAツールベンダーMentor Graphics社の会長兼CEOであるWalden Rhines氏はこのように語った。変化の激しい半導体産業が成長し続けている証しでもある。 [→続きを読む]

昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ

昨日の敵は今日の友、28nmプロセスをTSMCと共同開発する富士通マイクロエレ

富士通マイクロエレクトロニクスは、ファブライト戦略を一層進めることをこのほど明らかにした。8月27日のLSI事業戦略説明会において富士通マイクロの岡田晴基社長は、コストカットをさらに進めると同時に、28nmプロセスは台湾TSMCと共同で開発すると述べた。 [→続きを読む]

グローバルなM&Aやビジネスモデルの変更が続出する海外の半導体業界

グローバルなM&Aやビジネスモデルの変更が続出する海外の半導体業界

グローバルな業界再編が相次いでいる。半導体各社が自分のコアコンピタンスを明確に定義し、その強みをさらに磨くための再編であり、外国企業との提携・買収が最近続出している。スイス企業が米国企業の一部を買収、IDTはTSMCにファブを移転、米国IPベンダーが英国ベンダーを買収する。いずれも外国企業を相手としている。 [→続きを読む]

グローバルケーススタディ:AT&T、米国内だけでは成長できないから海外へ

グローバルケーススタディ:AT&T、米国内だけでは成長できないから海外へ

ドメスティックな企業が海外進出し、海外の顧客を獲得、サポートするケーススタディとして、米AT&Tを紹介しよう。AT&Tはかつてアメリカ電話電信株式会社と呼ばれており、極めてドメスティックな企業だった。トランジスタを発明したベル研究所もAT&Tの傘下にいた。今は分割されたが、日本のNTT、旧日本電信電話公社にも似ていた。 [→続きを読む]

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