Semiconductor Portal

セミコンポータルによる分析

» セミコンポータルによる分析

特集:グローバル化を進める (3) ― 海外重視で急成長した東京エレクトロン

特集:グローバル化を進める (3) ― 海外重視で急成長した東京エレクトロン

講師:東 哲郎 東京エレクトロン株式会社 代表取締役会長
半導体バリューチェーンの規模を見ると、GDPの3.5%を支えているのが電子機器、その電子機器産業を支えるのが半導体デバイス、さらに、製造装置がデバイス業界を支えている。装置業界は世界の成長を支えていると認識している。ところが、半導体は成熟産業であるといわれる。しかし、技術革新が継続する限り、以前のような二桁成長は難しいかもしれないが、確実にこの産業は伸びる。 [→続きを読む]

エプソンが20μmピッチの液晶ドライバを実装したCOGの信頼性を発表

エプソンが20μmピッチの液晶ドライバを実装したCOGの信頼性を発表

セイコーエプソンは、次世代液晶ディスプレイ用樹脂コアバンプCOG実装技術を開発したと昨年発表したが、このほどその信頼性試験結果や技術の詳細を明らかにした。今回テストした、液晶ディスプレイドライバ用の半導体チップの外部リード端子が20μmピッチと非常に細かく、それをCOG(チップオングラス)に実装したもの。ドライバ端子はディスプレイの画素ラインごとに設ける必要があるため、フルハイビジョンなどの高精細テレビにはドライバピッチの微細化が要求される。 [→続きを読む]

7月の世界の半導体製造装置販売、大幅な前年同期比割れ続く

7月の世界の半導体製造装置販売、大幅な前年同期比割れ続く

SEAJ(日本半導体製造装置協会)とSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)およびSEMIジャパンが共同で、2008年7月における世界の半導体製造装置販売統計を発表した。これによると、7月の実績は25億108万ドルで、対前年同期比で37.6%減と、ここ1年間で最低の落ち込みとなった。2月に対前年比7.3%増を記録してからは、5ヵ月連続で下降線を描きながら前年比割れが続いている。前月の対前年同期比33.7%減よりもさらに、特にここ2ヵ月の減速が目立つ。 [→続きを読む]

特集:グローバル化を進める(2)――日本半導体メーカーの位置付け

特集:グローバル化を進める(2)――日本半導体メーカーの位置付け

講演者:南川 明
アイサプライ・ジャパン 副社長、主席アナリスト/ジャパンリサーチ
半導体の牽引役が拡がっている。1997年と2007年を比較すると、民生とワイヤレス(携帯)が大きく伸びている。一方で、産業系、有線通信が下降した。伸びたものは個人もしくは家庭が使うものである。過去の牽引役の商品は、企業が使うものであった。つまり企業から個人への消費のシフトがある。さらに、新しく自動車向けの消費が増えた。 [→続きを読む]

日本製装置のB/Bレシオ、世界市場においても13ヵ月ぶりに1を超える

日本製装置のB/Bレシオ、世界市場においても13ヵ月ぶりに1を超える

日本半導体製造装置協会(SEAJ)が日本製半導体製造装置の受注・販売統計の7月分を発表した。3ヵ月移動平均で算出されるB/Bレシオは、4月の0.76から上昇し続け、13ヵ月ぶりに1を超えた。しかし、受注高・販売高ともに前年同期比割れが続き、油断できない状況が続いている。 [→続きを読む]

予想外に一般家庭に早く普及しそうなLEDダウンライト照明

予想外に一般家庭に早く普及しそうなLEDダウンライト照明

LED(発光ダイオード)照明が家庭に入ってくる日は案外早いかもしれない。LED照明の特徴はなんといっても消費電力が白熱灯よりも1/5〜1/10と小さいことだが、ネックは価格が高いことである。東芝ライテック事業本部 施設・屋外事業部LED企画部 部長の通島茂夫氏が8月末の電子情報産業技術協会(JEITA)主催の講演会「電子機器及び電子デバイス関連の動向」において、2005年度に250円/Wだった価格が2007年7月に80円/Wまでコストダウンでき、さらに2011年度には50円/Wにまで下がるという見通しを発表した。 [→続きを読む]

AMAT、5-7月期売上は前年同期比28%減、半導体の大幅減をソーラーが一部補完

AMAT、5-7月期売上は前年同期比28%減、半導体の大幅減をソーラーが一部補完

アプライドマテリアルズジャパンは米国本社が8月12日に発表した第3四半期(5−7月)決算(プレスリリース:http://www.appliedmaterials.co.jp/news/080813.pdf)の詳細を説明した。既報の通り、売上で前年同期比28%減、第2四半期からも14%減の18億5000万ドル、利益は前年同期比65%の大幅減、第2四半期からも48%減の1億6500万ドルであったことを報告した。 [→続きを読む]

<<前のページ 316 | 317 | 318 | 319 | 320 | 321 | 322 | 323 | 324 | 325 次のページ »